茹でガエルは何を思うのか

我々の生きているところは二次元じゃなくて三次元。
なのに二次元での数値を語る。
次元を一つ落とせば、ウソをつかなくても見えるはずのものが隠せてしまう。
ごく僅かな情報に安心して、少しずつ湯の温度が上がっていることに気付かない。
気づいたカエルは逃げるのか。
それとも気づかぬふりをして幸せに死んでいくのか。
もう逃げられなくなった時、カエルたちは何を思うのだろう。