2011年、春。あの震災のあと私たちが進んだかもしれないもうひとつの未来を、淡々と、しかし一文一文深く心をえぐるように綴る、この作家の渾身の作品です
書きたいから書く。 物語たいから物語る。
9年前の3.11後にあり得たかもしれない未来の世界。現実が舞台とはいえあくまで架空の物語であるはずなのに、どうしようもなく心が締め付けられました。現実が本当にこうなっていたかもしれないし、現実がこ…続きを読む
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