やったー! ロボになれ……え? 電池?

タイトル通りなんですが、なんとも突飛と言いますか、これ主人公の陽一くんの立場になるとそういう詐欺ありそうだよね……(笑)

主人公の陽一くんが結構明るい性格(ある意味、自由?)なので、彼のパートは緊張する場面でもどこかコミカルに読めます。戦闘描写も、緊張感ありつつもやっぱりどこかライトで、テンポ良く読めます。

各国の思惑や軍人としての誇りなんかも描かれていて、ちょっとした戦記モノみたい。中身だけ取り出せば僕より上の年代の方々が夢中になったロボモノで通用するくらいヘビーなんですよ。でもやっぱり陽一くんこと「みゃーもと」、通称「71」のおかげで微笑ましく読めるんだよなぁ。

そして敵役の憎たらしさ……。悪の中の悪。でも魅力的。言葉遣いとか、美学とかがね。

ありきたりのロボモノに飽きているあなた!
ちょっと変わったロボットのでん……じゃなかった、搭乗してみませんか? 

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