日が落ちてから、田畑の広がっている道を歩いていると、行く先に火が見えた。

 近づくと火は消えたが、しばらくするとまた、歩く先に現れた。

 聞くところによると、その昔、大きないくさがその辺りであったらしい。



参照:高田衛編・校注「江戸怪談集上」の宿直草『戦場の跡、火燃ゆる事』

大幅に省略した。知人の父親が死んだ直後に、彼の家の前で火の玉を見たことがある

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江戸の怪談 青切 @aogiri

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