突然「アシュタ・マートリカーやチャウサト・ヨーギニーでもあるヴァーラーヒーは、チェンナイのショーリンガナルールのプラティヤンギラーテンプルでも重要な位置にあって」等と言われたら、「何言ってんだこいつ」と首を傾げるのが人情です。
しかし、一つ一つの言葉の意味を理解すれば、それがきちんと意味の通った発言であることがわかるでしょう。
主人公のセイヤは、留学生のドロシーからプロキシマ・ケンタウリのオウムアムアによるヒューメイリアンのパンスペルミアについて、重大な事柄を告げられます。
専門外の読者なら「何言ってんだこいつ」と思い、専門の読者でも「何言ってんだこいつ」と思ってしまうドロシーの告白に対し、セイヤはその真意を確かめてゆく。
オカルト宇宙論で繋がる少年少女のラブコメディ!