英文学をかじっている人にはたまらない

今回、初めてこの方の作品を読みました。
私は英文学を専攻していたので、シェイクスピアも少しかじっています。
作中のパロディとして出てくる登場人物や言葉の一つ一つに思い出や懐かしさを刺激され、思わずクスリときてしまう一面もありました。
特にロミオとジュリエットの下ネタシーン。あそこはオリヴィア・ハッセーの映画にも出てきたので「ああ、ここもパロディとして扱われているんだあ」と感心させられました。
それで思ったのは、「マクベスは出てくるかな?」ということ……。舞台設定がまずこの小説と違うのできっとないと思いますが、それでも読み終わった時、期待せずにはいられないのでした。