異常気象による豪雪の常態化、大地を埋める雪。人類の武器はスコップ。

世に「大抵の物は適当に量か数を増やせばSFになる」という説はありますが、
傍から見れば既にSF染みている北国の雪が量を増せば、もはや世界の終末に至るのです。

大地の試練に抵抗すべく、人類による雪掻きも大規模に組織化された時代。
雪掻き隊員が極限状況で送った数日間を纏めた短編。

その他のおすすめレビュー

ポンデ林 順三郎さんの他のおすすめレビュー173