さまざまな情景がかかれておりハッピーエンドな物や後味の悪い物もあります。個人的に情景15の自分でも意味の分からない事をしてしまうことに共感しました。最後の女の子の反応も面白かったです
偶然読んだ一話が胸にすっと染みました。貴方の心に触れる物語を見つけてみませんか?
情景が物語を作り出す。情景が読者に向かって語り出す。そんな強さを持つこの作品。ぜひ紙のあの質感とともに味わってみたいものだと、そう感じました。言葉遊びのように情景を描くその作風は、素晴らしいの一言です。
個人的に凄く想像しやすくて身近に感じました。
「わ~、好いなあ」「わ~、たまらない」 と何回溜息をついたやら。 特に、野良ピアノ弾きたちの…いずれも皆、踊る風のようだった。(情景52 陽だまりとピアノ) 世界一イカした描写です。 何話まで続けるおつもりだろうか。 わたしは、全て読ませていただきます。
電気は風車を回して作ります。風車は蒸気の勢いで回します。蒸気の勢いは物を燃やして作ります。しかし、物を燃やすことで生じた熱エネルギーに対し、最終的に生み出される電気エネルギーは比率としては少ないものです。これがエネルギー変換効率といわれるものです。本作は作者が感じた情景を切り取り、それを文字にして紡いでいます。当然に情景本来が持つものは失われているはずですが、果たして本当にそうなのか、それは読んでお確かめください。