若き呪士の戦国時代

既に存在する史実を物語にするということは一見簡単に見えてかなり難しい。如何せん簡単に矛盾が生じてしまうからだ。
この物語ではそうした矛盾や食い違いなどがなく全てが自然にかみ合っていた。逆に現実では明記されないような部分まで細かに表記されており、まるでそれが本当にあったことのように思えた。
自分自身歴史が好きということもあるのかもしれないがとてもスラスラと面白く読むことができた、とはいえ歴史を好きではない人でも間違いなく楽しめる作品だと思う。

何よりも私的には二人の今後の展開がとても気になった。
勝手な妄想と共にニヤニヤしております。とても面白かったです。

#RTした人の小説を読みに行く、より翠恋暁でした。