殿と僕 身分違いの 愛ならば 道外れすら それと気付かず

短編ながら、御作者様の、胸にすっと染み入る丁寧な言葉運びと見事なドラマ構成を堪能できる御作品。
たっぷりと〇〇させていただきました!
↑ ○○はもちろん伏せておきますね。だって、ミステリーですもの!
どきりかゾクリか。はたまた涙か笑いか。何が待っているか、それは皆様の目でご確認ください!

慣れてしまっているせいで、つい忘れてしまいがちですが。この世界観自体も実に魅力的。
でも、久々の源ちゃんワールドに嬉々として足を踏み入れてみれば、なにやら漂うキナ臭いムード。
今回の主人公氏、『僕』の、ともすれば危険な愛にはらはらとしながら、きっとどなたもページをめくる手を休めることなく読み進めることになることでしょう。
そして待ち受ける結末に……、おっとと、おくちチャックです!

ありそでなかった平安絵巻風ミラクルワールド。
その白き粉は、果たして酸いや甘いや。

毒の蜜 誘惑の花に 踊らされ
耳朶打つ神楽は トランス系パラパラ

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