3人の主役と1人の主役。機械だろうと心が介在したら人と定義できるかと。

3人の主役のフィーリングドールはこれからの物語でリドルエンドとして、そしてソフィアという和名とかけ離れたギリシャ語源の女性英語名詞の1人の主役。ちぐはぐになるかと思いきや、彼女の意思尊重が物語の大きなターニングポイントとなるような構造で、ソフィアという叡智が長い歳月考えた結果、日本人形として日本の文化の様な潔さでいわば自害することになるが、コレは有機物無機物だろうと意思を持つ存在は生きていると言える説得力が有りました。ソレを看取った3人の主役たちはこれからどうやって終末世界を生きていくのか想像するのが楽しいと思える作品でした。

その他のおすすめレビュー

@K4muiQualiaさんの他のおすすめレビュー1