うそ寒くなるリアリティを落とし込んだ、毒と狂気の短編。誰もが見ようとしなくても、悪気がなくても、いつだって当然のように割を食わされる人はいる。毒と共にそれを突きつけられて、でも当人は求められたこ…続きを読む
なんてものを書いちまったんだ!!でもそうか、そうだよな! そうなるんだよな!倫理観、道徳感、勇者像、あらゆる概念が吹き飛ぶ荒廃ファンタジー。ファンタジー作品で勇者が魔王を倒すそのカタルシス…続きを読む
例えば人は、刺しもしない黒い虫が物陰から現れただけでもギョッとするものである。ならば現れたものが人間よりも大きく、より異質で禍々しく、そして人を簡単に殺しうる存在であったらどうだろうか。正気…続きを読む
薬に溺れ、自分にすがる少女に対して怨み辛みを吐き捨てる。今や勇者は見る影もなく、蔑まれるべき存在です。しかし彼は愛する人を失い、人々の思い出の中に残らなくなっても、その強大な力を自らのためには振る…続きを読む
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