何かを暗示しているのかもしれない。

 作者様の夢を書き下ろした一作。電車の改札口から物語は始まる。夢なのに、いや、夢だからこそ、世界観は入り混じって、キャラクターたちが自由に動く。電車内の人間は主人公と彼だけだ。そんな二人の前に、人間らしき者が現れる。
 そして最後には、不吉を暗示するメッセージが用意されていた。
 不思議な空気感の超短編。

 忙しい方に特にお勧めします。

 是非、御一読下さい。