救いの手が必要なのは、何も人だけではないと思ったんだ
- ★★★ Excellent!!!
人外専門の治療院を営む治療術師。
そこで出会った不思議な患者たちとの物語。
精霊側から接触しようとしてくれさえすれば、何を考えているのかわかる主人公。
精霊の森などの世界観が幻想的です。
「何故、合成獣にされた女の子を助けたのです? 苦痛を長引かせただけです。」
「呻いて、もがいて、生きようとした。だから助けたんだ。」
ハートフルな物語。個性的なキャラ。
文章うまいです。情景描写が丁寧です。