群雄割拠だけでないリアル戦国の生き残り策を、近江周辺を舞台に活写

応仁の乱後、まだ京には足利将軍があり、管領、公家、大名はその権威を利用しようとし、ときには振り回された。豪族も商人も頼れる庇護者を求め、生き残りをかけた。
そんな時代の空気が伝わる優品。
歴史好きなら、読んで損はないと思います。