★★★ Excellent!!! 天下を叩け マスケッター 風蕭蕭として易水寒し。壮士一たび去さりて復た還らず。 (風はもの寂しく吹いて易水の水は寒々と流れている。壮士がひとたび去ると二度とは帰らない) 春秋・戦国時代末、かの始皇帝を暗殺するべく旅立つ荊軻(けいか)を語る場面である。 勇者の母親はどのような気持ちで息子を送ったのだろう。また勇者は、折に触れ母親の姿を思い起こしたのだろうか。 生涯の全てを『それ』に捧げた勇者のいくさ、ゆめゆめ見過ごすまい。 必読本作。 レビューいいね! 3 2020年1月31日 23:50
★★★ Excellent!!! 笑えない戦う、二人の語る意味掛け合う掛け算。魔王を頭見る五十路。 大槻有哉 二人の掛け合いは伝説の名作を彷彿とさせる。テンポはややスローな印象で、魔王と勇者の関係が独特なところが特筆される。二人の求めるものは一つだろうか? 体は舞う、心は笑えず。心は舞うように真理。勇者も魔王も互いに頭見る。コピーの解説を兼ねています。 苦労にもめげず勇者を貫く主人公を見習いたい。文章に落とし込む技術が高い。涙を誘い合うキャラクター達。 レビューいいね! 2 2020年1月30日 05:55
★★★ Excellent!!! (注意)本当に笑えません。コメディと思って読むな! 聖願心理 騙されました。本当に騙されました。 最終話を読み終わっても、私は唖然としていました。 『どうしてこうなった?』と思わず言いたくなります。 嘘じゃないです、本当なんです。貴方もきっと唖然とします。 タイトルに『笑えない戦い』とあるから、“笑えないほど”笑える話なのかなぁ、と思って読んでしまいました。 コメディ、コメディかと思ってたんですよ! でも違った。違ったんですよ! ネタバレだから詳しく言えない!悔しい! どういうことかは、貴方自身の目で確かめてください。 まずは心を落ち着かせてから読みましょう。 何があっても驚かない、そう強い心を持って挑むべき作品です。 貧乏勇者とお人好し魔王の話です。 レビューいいね! 5 2020年1月25日 12:52
★★★ Excellent!!! 魔法も、銃も、剣も、拳もいらない 居間正三 初めは設定ありきのコメディものとして読んでいたが、三話目から徐々に見る目が変わった。ラストはこういう結末の迎え方もあるのかと、素で感心した。 ひのきの棒しかもっていない勇者は、それだけしかないのではなく、それで十分だっただけなのだ。 目的を遂行するには魔法も、銃も、剣も、拳もいらぬ。 古い頭があればいい。 レビューいいね! 3 2020年1月19日 15:43
★★★ Excellent!!! 武器を使わずとも、血を流さなくとも、それは「戦い」だった PURIN どこかほのぼのとした、微笑ましい雰囲気のまま進んでいくかと思いきや、終盤でとんでもない展開が…… 非常に考えられた作品でした。 レビューいいね! 4 2020年1月18日 09:51
★★★ Excellent!!! 持たざる者の戦い方とは……! 近藤銀竹 魔王の国に、勇者襲来す。 しかしこの勇者、どうも様子がおかしい。 魔王が境遇を気に掛けるほどの境遇をもつ五十路勇者が次第に打ち解けていく様子を、第3話まで読んでいきました。 そして驚愕の第4話。 驚きのどんでん返しに、思わず二度見です。 恐るべきは、生涯を賭けて任務を遂行した勇者の執念。 武器とは必ずしもぎらついてはいないというお話。老いた勇者の新鮮な勇者像でした。 レビューいいね! 4 2020年1月16日 00:36
★★★ Excellent!!! いい意味で… アナスタシア 裏切られました。ほのぼのしたお話かとおもったら…。短編で書ききったのはすごいです。ありがとうございます。 レビューいいね! 4 2020年1月15日 13:34
★★★ Excellent!!! このラストは必見。 絲本もとい このラストは! この結末を、掌編のボリュームで見事に描ききった力量に感服。 ちょっと違った短編をお探しの方に強くお勧めします。 レビューいいね! 4 2020年1月14日 21:59
★★★ Excellent!!! 優しいお話? それとも…… @chauchau 五十路の勇者様。 渋いおじさま系? いえいえ、そうではありません。彼がこの年齢になってしまっているのには理由があって……。 ほのぼの優しいお話かと思いきや待っているどんでん返し。 勇者は本当は何者だったのか。彼は本当にこの最後を狙ってここまで生きてきたのでしょうか。 それとも、これはただの偶然なのでしょうか。 色んな本当を想像出来るとても面白い内容です! レビューいいね! 2 2020年1月14日 12:04
★★★ Excellent!!! 苦労人の五十路勇者と魔王のほのぼのコメディ……と思いきや 宇部 松清 最後まで油断しないでください。 というか、絶対無理ですよこんなの。絶対騙されますって。 もうこの2人のやりとりが何だかほのぼのしてて、ああもうずっとこんな感じで行くのかなぁって思ってたんですよ。それがアナタ! ぜひ最後まで読んでみてください!! レビューいいね! 3 2020年1月14日 10:55
★★★ Excellent!!! コメディものかと思ったら? ホシノユカイ 最初の1話だけで判断してはならぬ。 コメディかなーとか思ったら…最後の展開に注目していただきたいです。 Twitterでもイラストあり。それを見てさらに想像を膨らませていただくのもよし! レビューいいね! 5 2020年1月12日 06:51
★★★ Excellent!!! 五十路勇者が残した未来とは? うすだ 魔王城の玉座に勇者がやってくるのはお馴染みな展開、しかしその勇者は五十路のおっさんだった!? ギャグでシリアスのような展開が続きますが、笑えなく感動できる勇者の意外な結末が今作の鍵を握っています。 レビューいいね! 4 2020年1月11日 23:21
★★★ Excellent!!! 魔王の前に立ちふさがったのは…… 秋月 司 勇者に戦いを挑まれた魔王。 その勇者の容姿が気になって色々話を聞いてしまうのですが…… 渋い戦いから始まるのですが、誰がこの結末を予想できるでしょうか。 五十路ですよ。 酸いも甘いも嚙み分けた戦いを、どうぞ最後までお見守りください。 レビューいいね! 3 2020年1月11日 21:07
★★★ Excellent!!! おっさん勇者の時代きたー 坂井令和(れいな) 魔王「ん? おぬし、けっこう年を食っとるように見えるな……。勇者よ、いくつなんじゃ?」 50代勇者の苦労話。 戦うことを忘れ、勇者の話に傾ける魔王。 ほのぼの、感動、コメディ、色々あります。 ラストは怒濤の意外な展開も含みます。 レビューいいね! 2 2020年1月11日 19:00
★★★ Excellent!!! 気がつくと私は、身を乗り出して彼の話を聞いていた。 wazzwallasis ピカピカの、ピチピチの若い勇者を期待してましたか? 爽やかで元気な勇者に来て欲しかったですか? それでも、それでも彼は勇者なんです! ***語られる勇者の苦労話、魔王と一緒に、思わず身を乗り出して聞いてしまいました! 魔王と勇者の、こんな形の邂逅があるなんて。魔王と勇者のバトルを、こんな気持ちで見ることがあるなんて。そして二人は結局、戦ったのだろうか? 僕は『戦った派』です! だって、だって、戦わなけりゃあ、彼は…(涙)。ぜひ本編を読んで、あなた自身で判断してみてください! 作者さんの次の作品もお勧めです! ■このままEテレのドラマにしたい! >IT音痴な僕でもユーチューバーになれますか? https://kakuyomu.jp/works/1177354054889231660 ■転生したらどうなるか、ちょっとだけ覗いてみますか? >彼らは抽選で転生の権利を獲得した https://kakuyomu.jp/works/1177354054891872616 レビューいいね! 2 2020年1月7日 21:14