魔王と五十路勇者の笑えない戦い

作者 ばびぶ

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★★★ Excellent!!!

 風蕭蕭として易水寒し。壮士一たび去さりて復た還らず。

(風はもの寂しく吹いて易水の水は寒々と流れている。壮士がひとたび去ると二度とは帰らない)

 春秋・戦国時代末、かの始皇帝を暗殺するべく旅立つ荊軻(けいか)を語る場面である。

 勇者の母親はどのような気持ちで息子を送ったのだろう。また勇者は、折に触れ母親の姿を思い起こしたのだろうか。
 生涯の全てを『それ』に捧げた勇者のいくさ、ゆめゆめ見過ごすまい。
 必読本作。

★★★ Excellent!!!

二人の掛け合いは伝説の名作を彷彿とさせる。テンポはややスローな印象で、魔王と勇者の関係が独特なところが特筆される。二人の求めるものは一つだろうか? 体は舞う、心は笑えず。心は舞うように真理。勇者も魔王も互いに頭見る。コピーの解説を兼ねています。
苦労にもめげず勇者を貫く主人公を見習いたい。文章に落とし込む技術が高い。涙を誘い合うキャラクター達。

★★★ Excellent!!!

騙されました。本当に騙されました。
最終話を読み終わっても、私は唖然としていました。
『どうしてこうなった?』と思わず言いたくなります。
嘘じゃないです、本当なんです。貴方もきっと唖然とします。

タイトルに『笑えない戦い』とあるから、“笑えないほど”笑える話なのかなぁ、と思って読んでしまいました。
コメディ、コメディかと思ってたんですよ!
でも違った。違ったんですよ!
ネタバレだから詳しく言えない!悔しい!

どういうことかは、貴方自身の目で確かめてください。
まずは心を落ち着かせてから読みましょう。
何があっても驚かない、そう強い心を持って挑むべき作品です。


貧乏勇者とお人好し魔王の話です。

★★★ Excellent!!!

初めは設定ありきのコメディものとして読んでいたが、三話目から徐々に見る目が変わった。ラストはこういう結末の迎え方もあるのかと、素で感心した。
ひのきの棒しかもっていない勇者は、それだけしかないのではなく、それで十分だっただけなのだ。
目的を遂行するには魔法も、銃も、剣も、拳もいらぬ。
古い頭があればいい。

★★★ Excellent!!!

魔王の国に、勇者襲来す。
しかしこの勇者、どうも様子がおかしい。

魔王が境遇を気に掛けるほどの境遇をもつ五十路勇者が次第に打ち解けていく様子を、第3話まで読んでいきました。
そして驚愕の第4話。
驚きのどんでん返しに、思わず二度見です。
恐るべきは、生涯を賭けて任務を遂行した勇者の執念。
武器とは必ずしもぎらついてはいないというお話。老いた勇者の新鮮な勇者像でした。

★★★ Excellent!!!


五十路の勇者様。
渋いおじさま系? いえいえ、そうではありません。彼がこの年齢になってしまっているのには理由があって……。

ほのぼの優しいお話かと思いきや待っているどんでん返し。
勇者は本当は何者だったのか。彼は本当にこの最後を狙ってここまで生きてきたのでしょうか。
それとも、これはただの偶然なのでしょうか。

色んな本当を想像出来るとても面白い内容です!

★★★ Excellent!!!

最後まで油断しないでください。
というか、絶対無理ですよこんなの。絶対騙されますって。

もうこの2人のやりとりが何だかほのぼのしてて、ああもうずっとこんな感じで行くのかなぁって思ってたんですよ。それがアナタ!

ぜひ最後まで読んでみてください!!

★★★ Excellent!!!

ピカピカの、ピチピチの若い勇者を期待してましたか? 爽やかで元気な勇者に来て欲しかったですか? それでも、それでも彼は勇者なんです! ***語られる勇者の苦労話、魔王と一緒に、思わず身を乗り出して聞いてしまいました! 魔王と勇者の、こんな形の邂逅があるなんて。魔王と勇者のバトルを、こんな気持ちで見ることがあるなんて。そして二人は結局、戦ったのだろうか? 僕は『戦った派』です! だって、だって、戦わなけりゃあ、彼は…(涙)。ぜひ本編を読んで、あなた自身で判断してみてください!

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