SNSでの身バレを警戒しながらも、決して結ばれることがない淡い恋

決して結ばれないと知りつつも、愛を重ねていく見えない相手とのやりとり。

高校生の主人公がふと始めたブログで見つけた気になる人は、自分が通う高校の先生でした。

つい自分のことを偽ってブログでやりとりをしていく中で、二人は惹かれあっていくのですが、自分の正体を言うことができません。

そんな主人公の頭脳戦のやり取りや、大人だと思っていた先生の意外な一面、そこに交差するリアルな人間関係。

物語の二人のブログのやりとりは、まるで誰かのSNSを覗き見しているかのような気分になってしまい、興味からついつい読み進めてしまいました。

そして、約10万字の活字達と歩いた二人の物語に、感動です。

この長い活字の旅をここまで歩いてきてよかったと今、読了感に包まれています。

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