書いている誰しもが思うであろう事。

思いがどこかにあるだろう。

やっとの思いで書いた物が、全く読まれず、PV数は0。

やっとＰＶが増えてもランキング上位を見る度に現実を見せられ自分の非才を嘆き嗤う。

書こうと思っても何故か指が動かない。

自分の方が面白いと自惚れ、自分のその傲慢さを嗤い、泣き、苦悩する。

自惚れるなよ。評価されている数を考えろ。一体何人の人間がお前より他の人が面白いと主張しているんだ。

少数派の時代？馬鹿な。創作物において少数派が優遇される時代に思えるか？累計ランキング上位を見てみろ。多数派だろう！

文字数なのか？話数なのか？タグなのか？本文なのか？それとも全てなのか？

他人の作品は青く見える。

何百何千何万字を書き、通知の赤いマークに一喜一憂する。

これは本当に嬉しい。

会心の出来。と思いきや読者に一刀両断。次につなげよう。しかし、本当にそれでいいのか？

自分の持ち味を生かすべきか？アドバイス通りに変更すれば良いのか？それとも別の方法が有るのか？

こんな所でこんな駄作を衆目に曝して恥ずかしく無いのか？もっと有意義な事に時間を使わなくて良いのか？これが何かの役に立つのか？お前は本気で小説家にでもなる気か？

　『ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！笑わせてくれる！

　今更非才を嘆く？受精卵レベルで君が天才や教科書に載る訳が無い事は君が良く知っているだろうに！

　PV？そんなモノ見ている間に書きたまえ。そもそも人に見せたくてやったのではなく、所詮黒歴史。『昔こんな莫迦をしてた。』と笑い話のネタにする為に君は自分に『黒歴史メーカー』。つまり『黒銘菓』なんて名前を付けたのだろう？今更何を言ってるんだね？おかしくて臍が紅茶を沸かすよ。

　他人の作品を見ると良い。考えると良い。他から技能を根こそぎ奪うと良い。

　君は未だ実行していない手段が星の数ほどどころか、遍く宇宙に存在する原子の数ほどあるだろう？

　馬鹿が幾ら考えても休む事にもならない。

　『下手の考え休むに似たり』あれは嘘だ。考えるだけ疲れる分休む事も出来てやしない。

　出来ないなら寝ると良い。外へ出て遊ぶと良い。人生を積み重ねると良い。

　その豊潤な人生の余り物を寄せ集めて暇つぶしにここに何かを書くと良い。

　『馬鹿は考える間に動け』だ。

　下手に考える位なら今の連載分のお話を如何に良くするか考えたまえ。

　他人の真似して如何にかなれば真似すれば良いが、そこで考えて動かないのはマヌケのやる事だ。

　さぁ、君の前には紙とペン…PCが有る。

　やる事は解るね？足掻く事だけだ！』

　私は、考える事を辞めた。

　そして書き出した。