しっかりと作り込まれた設定。読者を引き込む構成。そして活き活きとしたキャラクター。三拍子揃った快作。いやあ、読んでしまいます。すごい。
アオト・アキトと申します。 息をするように小説を書くことはできないけれど、小説を書くことで息をすることはできている物書きです。
まず霊的な設定を下地にしながらもSF的なテイストもある世界観が見事。少し読むだけで、作者の方にはかなり豊富な知識量があることがわかります。それでいてキャラクター達には個性があり、そこからの人間…続きを読む
冒頭からの美しくも儚い、壮大な幕開け。そして物語を読み進めていくと共に明らかとなっていく、ヒロインの深淵と世界の裏側……。 主人公やヒロインを含め、登場人物それぞれが記号ではなく一人の人間として…続きを読む
人を惹き付ける魅力がこの物語にはあります!緻密な設定と組み込まれた伏線が、まるでパズルのピースのように散りばめられていて、それを個性豊かなキャラクター達が拾い集めているような印象を受けました。…続きを読む
舞台は近未来。霊の存在が当たり前の世界。 そんな中、記憶を無くした男の浮遊霊がとある少女に助けられる。 普通ならば、浮遊霊はこの世にとどまることは許されない。故に記憶がないが、浄霊の決まった浮…続きを読む
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