この匣庭の真実は何か。連続殺人ホラーミステリ、出題篇。 至堂文斗
*新章連載開始。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896228892
赤い満月が昇る夜には、全てが狂い、鬼が嗤う――
『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。
巨大な医療センターの設立を機に人口は増加していき、世間からの注目も集まり始めていた。
更なる発展を目指し、電波塔建設の計画が進められていくが、一部の地元住民からは反対の声も上がる。
曰く、満生台には古くより三匹の鬼が住み、悪事を働いた者は祟られるという。
医療センターの闇、三鬼村の伝承、赤い眼の少女。
月面反射通信、電磁波問題、ゼロ磁場。
ストロベリームーン、バイオタイド理論、ルナティック……。
ささやかな箱庭は、少しずつ、けれど確実に壊れていく。
伝承にある満月の日は、もうすぐそこまで迫っていた――。
【ゴーストサーガ】作品まとめ→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934083039
出題篇プロモーションムービー↓
https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io…続きを読む
目次
完結済 全79話
更新
- Prologue...8/2
- 赤い月
- First Chapter...7/19
- 満生台
- 夕暮れの帰路
- 電波塔
- Second Chapter...7/20
- 真智田玄人の日常
- 盈虧園
- 放課後
- 満生総合医療センター
- 一日の終わり
- Third Chapter...7/21
- 幼年期の夢
- 僕たちの秘密基地
- ムーンスパロー
- EME――月面反射通信
- 鬼たちの影
- Fourth Chapter...7/22
- 探検の朝
- 鬼封じの池
- 朽ちた扉
- 廃墟の中で
- 冷たく、白い
- 鬼の目
- Fifth Chapter...7/23
- あの日の家族
- 共有する秘密
- 月光ゲーム
- 鬼は三匹
- 呪いが蝕む
- Sixth Chapter...7/24
- 気怠い朝
- 怖がっているから
- 満ち足りた遊び
- 住民説明会
- 鬼が祟る
- 雨と幻聴
- Seventh Chapter...7/25
- いなくなった者たち
- 疑念
- 濃霧の向こうに
- 第一の犠牲
- 隔絶された匣庭
- Eighth Chapter...7/26
- 水死の怪
- 会いたい思いと裏腹に
- 雨中の出会い
- 訪問
- 鬼の歴史
- 続く惨事
- Ninth Chapter...7/27
- 祟りか悪意か
- 雨が止んで
- 商店で部品を
- バイオタイド理論
- 夢みたいな話だけど
- Tenth Chapter...7/28
- 反対者集会
- 既読
- 牛牧高成という人
- 土砂崩れの理由
- 窓に映るのは
- Eleventh Chapter...7/29
- ノイズ
- 永射邸跡で
- 第二の犠牲
- 二人の過去
- 方便
- Twelfth Chapter...7/30
- 消えていく仲間達
- 彼女の行方
- 二つの現場
- 捜査状況
- 恐慌
- Thirteenth Chapter...7/31
- 真智田理緒①
- 真智田理緒②
- 真智田理緒③
- 病室
- 病院を後にして
- Fourteenth Chapter...8/1
- きっと、夏の暑さのせい
- 式典の日へ向けて
- 名前を呼ぶ声
- 託す思い
- 崩れゆく箱庭、切なる願い
- Fifteenth Chapter...8/2
- 運命の日
- その目が
- 赤く染まって
- 鬼が嗤い
- 僕らの匣庭は欠け落ちた
- Epilogue...?/?
- 『オカルト雑誌の記事より』
- →二章『匣庭の月』篇へ
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