この匣庭の真実は何か。連続殺人ホラーミステリ、出題篇。 至堂文斗
それこそが、赤い満月へと至るのだろうか――
『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。
更なる発展を掲げ、電波塔計画が進められ……そして二〇一二年の八月、地図から消えた街。
鬼の伝承に浸食されていく混沌の街で、再び二週間の物語は幕を開ける。
古くより伝えられてきた、赤い満月が昇るその夜まで。
オートマティスム、鬼封じの池、『八〇二』の数字。
ムーンスパロー、周波数帯、デリンジャー現象。
ブラッドムーン、潮汐力、盈虧院……。
ほら、また頭の中に響いてくる鬼の声。
逃れられない惨劇へ向けて、私たちはただ日々を重ねていく――。
第一章 『匣庭の鬼』篇→https://kakuyomu.jp/works/1177354054891608265
【ゴーストサーガ】作品まとめ→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934083039
出題篇プロモーションムービー↓
https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io…続きを読む
目次
完結済 全86話
更新
- Ex.設定
- 〇登場人物紹介
- 〇前章『匣庭の鬼』編 あらすじ
- Prologue
- 途切れ途切れの過去
- First Chapter...7/19
- 道半ば
- 仁科タツミ
- 健診が終わって
- 満生塔の計画
- 自動筆記
- Second Chapter...7/20
- 私たちの学び舎
- オカルト
- 観測所
- 月と約束
- Third Chapter...7/21
- オリジナル
- 説明会の日程
- 秘密基地
- 探検の提案
- 秤屋商店
- 研究論文
- Fourth Chapter...7/22
- オカルト雑誌の記憶
- 鬼封じの池
- 奇怪な人工物
- 廃墟の中
- 眠る白骨の謎
- Fifth Chapter...7/23
- 昏い悪夢
- 満ち欠けのゲーム
- 鬼の伝承について
- 八〇二という数字
- 道標の碑
- Sixth Chapter...7/24
- 盈虧院
- 疲れのせい
- おつかい再び
- 太陽フレア
- 混乱の説明会
- 鬼の夜
- Seventh Chapter...7/25
- 不穏な朝
- 『また、始まった』
- 土砂崩れ
- 惨劇の幕開け
- 戻らない日常
- Eighth Chapter...7/26
- 事件の考察
- 佐曽利功
- 相談できる人
- 『G』の機関
- 月と狂気と
- 立ち昇る黒煙
- Ninth Chapter...7/27
- 計画の後任
- 再会
- 私に何ができるのか
- 『満ち足りた暮らし』の裏側
- 通信傍受
- WAWプログラム
- 赤い目と赤い月
- Tenth Chapter...7/28
- 満生台自治会
- 虎牙の行方
- 蟹田郁也
- 地下に残されたもの
- 昏倒
- Eleventh Chapter...7/29
- 血塗れの覚醒
- 頼れる人
- クローズド・サークル
- 餓鬼の祟り
- 蛇見静香①
- 蛇見静香②
- Twelfth Chapter...7/30
- 高周波活性オーロラ調査プログラム
- この檻から解き放たれるために
- 月の満ち欠け
- それは人形のように
- 狂い果てるもの
- Thirteenth Chapter...7/31
- 七月の終わり
- レッドアイ
- 秘密基地で
- 協力捜査
- 河野理魚について
- Fourteenth Chapter...8/1
- 八月の朝
- 碑を数えて
- 八百二
- 崩壊の兆し
- 狙われた者
- 託されたメッセージ
- Fifteenth Chapter...8/2
- Xデー
- 狂気の波長
- 倒れていく味方
- 家族を守ること
- 血塗れの友
- 匣庭は沈む
- Epilogue...?/?
- 『オカルト雑誌の記事より』
おすすめレビュー
★12
★で称える
★ ★ ★
レビューを書く
ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう!
登録済の方はログインしてください。
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?