愛は数字ではかれるの?

人は人を「条件」で好きになるのかしらと、大人になるにつれ、考えることが多くなりました。
主人公とヒロインの「ミスマッチングアプリ」での相性は最悪。
その数字は確かにね、と思わせるような、合わない所もでてきます。

でも人との繋がりは、価値観の違いがあるからこそ楽しいのです。
主人公の言動にハラハラしながら、ラストでは安堵とこれからの2人を予想しつつ、余韻に浸れました。

実力があるからこそでかきる大人の王道恋愛小説、そこに要素をプラスして、とても素晴らしい小説でした。

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