第一部あとがき

あとがき

 有原です。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございます!


 さて、2019年9月から急遽企画し、第一部を完結させた本作ですが、裏話がございます。


 カクヨムでリアルタイムでお読みくださった方にはお分かりでしょうが、実はこの“魔導騎士ベルムバンツェ”、第一部に関しては「二日置き」の更新が一度たりとも止まりませんでした。それどころか、日によっては「一日一話」、下手をすると「一日二話」の更新もありました。


 正直、ここまでハイペースで仕上げられたのは、自分でも驚く他ありません。


     *


 ここで終わっても良いのですが、少しばかり裏話をば。


 まずは主人公のシュランメルト君。

 “シュランメルト・バッハシュタイン”という名前は、実は特に理由はありませんでした。

※ただし「シュランメルト」の部分には、理由は無くとも由来がある。本編第十二章五節にある通り、"Schramme"という単語が由来。ドイツ語で「傷」を意味する


 が、あるお方から「この名前になった理由が気になる」という感想をよそでいただき、考えた結果が、「(“シュランメルト”は前述の通りとして)リラの父親の元の苗字」と相成りましてございます。




 続いて、シャインハイル姫。

 有原キャラのヒロインの伝統で、「長髪・巨乳・最初から主人公に高好感度」と三拍子揃ったヒロインに仕上がりました。

 シュランメルトへの好意はむしろ“ありすぎて”、かなりアブナいキャラに仕上がりました。


 メインヒロインでしたので、最初にシュランメルトと結ばれました。予定通り。




 さらに、パトリツィア。

 最初から「ド変態キャラにする」という前提で考えつきましたが、いざ本編に出してみると、ここまでインパクトの強いキャラだとは、全く思っていませんでした。

 しかしシュランメルトの味方としてはかなり有能で、おまけに腕っぷしも異常に強く、実に頼りがいのあるキャラクターとなりました。


 2人目のヒロインとして、最後の最後で、キッチリ結ばれた描写を加えました。良かったね、パトリツィア。




 そしてリラ工房の面々。


 実は三人とも、ある自主企画の為に考案したキャラをリファインしてから再使用しました。

 ただ、その自主企画の中では、なんと敵役だったのです。


 特にリラ師匠はかなり強力な設定にしていたので、自主企画の中で倒せるかどうか、かなり怪しく感じていました。


 そんなリラ工房の三人ですが、本作では最初から最後まで味方です。




 他にも、物語を盛り上げた数々のキャラ。


 何人かはリラ工房の三人と同じく、ある自主企画の為に用意したキャラクターをリファインして転用しましたが、要所要所で活躍してくれました。




 私は物語の作者として、最後に一言だけ感謝を述べます。


「皆様、ありがとうございました!」


 以上、第一部でした。




追伸:第二部は「国家間戦争」をテーマにします。ただし、執筆時期は未定です。

   ひとまずは第一部のみでお楽しみくださいませ。

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魔導騎士(ベルムバンツェ)~神に愛されし最強の男は、自らの記憶を取り戻す為に戦う~ 有原ハリアー @BlackKnight

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