無垢に振るわれる暴力の怖さ

もしも普通の子供が我々なんか簡単に踏み潰せる上位存在だったら…という怖さと、災禍を撒き散らしながら願いを叶える様は『猿の手』や『今日も良い天気』を思い起こさせ、サラッと読めるのに骨太なお話でした。

そう願えば(他者を巻き込みながら)そうなることに彼女は気付いていたのでしょうか、それとも。