第105話 オマケ2 総評についての考察
まず、最初に言いたいのは――すごく総評貰えて嬉しいってことです!笑
自分の中ではここが駄目だったな、みたいなのはすでに色々と考えがあって、そこを直して別の公募に送る準備はすでにいていたのですが、ここにきて、やはり私の考え方とは違うコメントがあったのは凄く大きな収穫です!
それについてちょくちょく作者なりに考えを書いてみますね。
***
@評価その1についての考察!
簡単にこれをまとめると、
★冒頭の入り方は良い!
★全体的に要素が多すぎてテンポも速すぎる!
キャラの魅力が伝わる前に物語が展開して勿体ない。このページに収めるなら物語の軸を「学園&除霊もの」か「鬼との戦い」などに絞った方が良い。
★クライマックスのカタルシス不足!
★設定とキャラクターは良い!
以上となります。
この中で私が思う事としては、やはり全体的な要素とテンポが速すぎるという指摘でしょうか!
私の中でクライマックスのカタルシス不足っていうのには凄い悩んでいて、そこはすでに加筆修正でかなり良い形になったと思っておりましたが、ここに関しては上手く視点をもっておりませんでしたっ!!!
ヤバイなこのコメント。
すごく嬉しい笑
確かに『視えるヒトが視るモノは』は設定と展開で面白さを構築しようと思って作った作品でした。そこが評価された点なのかなぁとも私は考えていたために、こいういったコメントを頂けるのは凄く助かります。
私に必要なのは、もっと地に足を付けて――普通の面白さを書くこと。
これって、ちょっと日本語として伝わりにくいかと思うのですが、展開や設定の面白さに私が頼り過ぎではないか? ということです。
ここをもっと詰めれば、全体的にまとまって読みやすく、受け入れられやすい作品が作れるかも知れません。それがどうすればできるのかについては、また別途考察していきたいです!
***
@評価その2についての考察!
簡単にこれをまとめると、
★キャラクターの造形が良い!
★話の展開がドタバタしすぎている!
★文章が下手!! 動きを伴う描写や、細部の描写不足!
★エピローグも味気ない!
以上となります。
この評価もめちゃんこ参考になります!!!
話の展開についての指摘は〝評価その1〟とかぶってくるので省略するのですが、ここで触れておきたいのが〝文章が下手!!〟ってところです。
これ、評価してくださった方が何を言いたいのかと言うと――恐らく〝この文章の書き方は【電撃小説大賞】には向いていないよ〟ということだと思うんですよね。
端的に言うと、レーベルカラーに合っていないよ。ということでしょう!
ここも、実は私なりに悩んだ結果の文章でした。
昨年に送った『コネクトシステム』や『魔法少女始めました』は、実はもっと描写をしっかりと書いていましたが、一次選考で落選している過去があるのです。
そして、『面白いモノを書くために』っていうエッセイでも触れているのですが、私はここ最近、文章力がライトノベルにおいてどちらかと言えば不必要ではないかって考えていたんですよね。
異世界転生モノが流行る昨今の流れから考えるに、難しい文章をはぶいて簡単にして読みやすくするのがひとつの正義なのではないかと考えていたんです。
しかし、上記の考え方が正しいかは置いておいて、これは【電撃小説大賞】の総評です。
つまるところ、【電撃小説大賞】にとって、この文章はウケが悪いのです!
ここら辺、使い分けるか、別の公募に送るなどの対策が必要でしょう。
これが噂のレーベルカラーか!
はえー書いてもらってすごく助かるというか、一次選考で落ちた作品もちゃんと読んで貰えててすごく嬉しいです!
ありがてぇ……ありがてぇよぉ……。
……笑笑
***
今回の総評を頂いて私が考えたのはこのようなことでした。
皆さまはどう感じられたでしょうか?
また別の視点があれば教えてくださいね。
ではでは、長くなりましたがオマケでした。
こんな感じでこの作品はとりあえず〆ようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたっ!!
視えるヒトが視るモノは 星浦 翼 @Hosiura
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