雷鳴の中の…群れ

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（282文字）

【良かった点】
とても読みやすい文調で、その時の状況とそれぞれの抱く感情がありありと伝わって来ました。
また、書き方が怖い話のそれなので、なんか背後から「ヒュ〜ウゥゥゥ……」という不気味な音が聞こえてきました……！！

【（個人的に）んー……って点】
もう少し硬い文、言葉遣いにすると、文章と相まって恐怖感が増すと思いました。（あくまで恐怖を強めたいと思った場合）
実体験をありのままに書いたのでしたら、上記のことは当てはまりません。

【余談】
これは恐怖ですね……。
逃げた後の追われている感じというのも共感しますし、私がこの状況でしたらなんと言っても、逃げた際にそのうじゃうじゃを踏んでしまっ…続きを読む

　雷雲の闇の中に奴等は潜んでいた。襲いかかって来るその群れは…。いや、奴等もまた、逃げ惑っていたのかも知れない…。
　そいつ等は、貴方の傍に潜んでいる。