概要
【完結】魔王を倒した勇者と結婚したいので、魔王を鍛えます
「初めまして、魔王ジェネラルです。魔界へようこそ!」
「何で私、歓迎されなきゃいけないの!?」
エルザ王国の王女―—ミディローズ。
“世界に失われつつある秩序を取り戻す“という四大精霊の予言と祝福を得、美しく成長したミディには、ある野望があった。
“私の夫は、魔王を倒した勇者様しかいない!!”
魔王に攫われた王女が勇者に救い出される恋愛小説に毒され、そんなことを夢見る日々。しかし平和の一言に尽きるこの時代、人間界を侵略する魔王も、それを倒す勇者もいない。
“向こうが動かないのなら、私から行けばいいのよ!”
突拍子もない事を考え、ミディは自らを攫わせる為に魔界に乗り込む。
そこに現れたのは、『魔王』を名乗る黒髪の少年だった。
平和ボケした魔王(少年)に対し、ミディが取った行動とは―
「何で私、歓迎されなきゃいけないの!?」
エルザ王国の王女―—ミディローズ。
“世界に失われつつある秩序を取り戻す“という四大精霊の予言と祝福を得、美しく成長したミディには、ある野望があった。
“私の夫は、魔王を倒した勇者様しかいない!!”
魔王に攫われた王女が勇者に救い出される恋愛小説に毒され、そんなことを夢見る日々。しかし平和の一言に尽きるこの時代、人間界を侵略する魔王も、それを倒す勇者もいない。
“向こうが動かないのなら、私から行けばいいのよ!”
突拍子もない事を考え、ミディは自らを攫わせる為に魔界に乗り込む。
そこに現れたのは、『魔王』を名乗る黒髪の少年だった。
平和ボケした魔王(少年)に対し、ミディが取った行動とは―
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そうだわ! 私があなたを、立派な魔王に鍛え上げればいいのよ!!
自分の結婚相手は、自分より強い者でなければならない!
そう考えていたエルザ王国の王女ミディは、その相手とはなかなか出会えなかった。なぜなら、ミディはとてつもなく強かったからである。そして、そんな悩みを抱えている間に、ミディはひとつの答えに辿り着いた。
――魔王を倒した勇者なら、夫にしてもいい!
魔王とは魔界を統べる王であり、人間たちにとっては恐るべき脅威であるハズだからだ。つまり、魔王を倒せる勇者様なら、自分の結婚相手に相応しいだろう。
ミディはその計画を実行するために単身で魔王城に乗り込んだが、そこで出会った魔王はまるでミディの想像とは違った。
彼は悪とは無縁な笑顔の似合う少年で、
「初め…続きを読む