女狐は守られたい

 私、香淑。巷では『夫君殺しの女狐』なんて呼ばれてるわ。
 それもそのはず、私を娶った旦那様がことごとく死んじゃってね。
 え? 犯人はお前だって? 冗談はよしてちょうだい。
 私だって、幸せな結婚を夢見てるんだから。
 ああ、まだ見ぬ王子様は……え? 結婚?
 どこの物好き――いえ、我が愛しの榮晋様~(はーと
 なのに、何? この不穏な空気は?
 私、またトンデモナイ所に嫁いできちゃったみたい。
 何度も言わせないで。
 私は幸せな結婚がしたいだけなの~~~~!

【本編とはまったく(でもないかも)関係ありません】

~読者の独断による五段階評価(超えてるやん)

 香淑の夢見度    ★★★★★
 榮晋の噂に流され度 ★★★★★★
 道玄の生臭道士度  ★★★★★★★★★★

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