第2話 彼女/彼らと世界について

 ノートにも書いたが、「ゲームを作る為に作り上げた人物」でしかなく。

ゲームの仕様書は書けるが、ストーリーはあんまり考えていなかったので、ゲーム屋としての視点で彼女彼らを観察するつもりで思考しながら記載する形を取る事にする。


 そんな遠くない未来、もしくはGoogle Glassかそれに類似したMR技術が変に頓挫する事なく、一般化し、

その制御系は現在のUnreal EngineやUnityの様にBlueprint、視覚、概念的にプログラミングが出来る様なモノあった場合、

恐らくその世界は、とても概念的な考えでMRを改良し、独自の世界観を自由に構築出来る世界になっていると思う。


 そして恐らくそんな世界では、柔軟で新しい事に挑戦する意志と思考、それに費やす時間と労力を費やせる人材達が活躍すると思われる。

それは、一部の天才達と、才能を自覚出来ず時間を持て余している少年達だ。

よってこのお話の主役は「3人の少年」と、それだけでは彼女/彼らは大人たちの理不尽に晒されて捻くれてしまう為、

「自覚無き天才」「大人の理不尽から彼女/彼らを守る。もしくは理不尽を翻訳して伝えてくれる仲介者」として「1人のおっさん」、

この4人が選ばれた。


 後ついでにゲーム的にプレイヤーキャラクターというのは、性能が重なってはいけない(色違いなだけで全くの同性能だったSTIIの星隆(ホシ・リュウ)とケン・マスターズが、後に性能分けされた様に)し、

ゲームの色々な遊び方を理解して貰う為に、「バランス型」「特化型(2~3種)」と最低3人いると良い。

更に「ゲームの世界観について”解説してくれる性能”」もあると良い(往々にしてこの役はバランス型が兼任する事が多い)。


 もう一つ加えると、このゲームのキモは「メガネ(弱視)」です。

ここを解説すると長くなるので割愛するが、弱視は大きく分けて「近視」「遠視」「乱視」とあり、これが丁度「特化型」と数が合う。

ではバランス型は?となると、メガネは「弱視補正器具」として発明されたものだが、「伊達」というジャンルも存在する。

伊達メガネは弱視と関係ない為、バランス型として使うのに丁度良い。

 と、こういった経緯があって「特化型」の少年3人(女2人、男1人)。「バランス型」のおっさん1人が選ばれた次第である。


 そんな彼女彼らが活躍する場所だが、そんな人材達が窮屈な思いをせず、また必要以上に外部に翻弄される事なく活躍出来る場所は、

日本の中心であり、大阪東京と他都市とも繋がりがあるが無駄に人が多過ぎず、ある程度発展している都市が良い。

また、独自の文化が強過ぎてもいけない。それら全ての条件を備えた都市は何処か?


 もうおわかりであろう、それは我が故郷「名古屋」がふさわしい。


 名古屋について語るとまた長いので割愛するが、地元なので調べる必要もあまりないので書く側としては非常に助かる。

とはいえ、現代では技術が追いつかないので、近未来電脳都市「名古屋(NAGOYA)」とする。


 まぁ、要するに「場所が名古屋になっただけの電脳コイルのパクリ」と思って貰って構わない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

名古屋とメガネのセカイ 新一 @Shin_ichi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る