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  • 第19話への応援コメント

     いつも楽しく拝見しております。

      ところで。

     生徒会長の「レイきゅん」は、いつの間に『男』になったのでしょうか?

    「第3話」までは『勝気な女子』だったような気がするのですが……。


     『逆TS』かな?
     

    作者からの返信

    いつも読んでいただきありがとうございます。
    実はこの第19話を書く途中で、生徒会長の設定を一部変更しました。その理由は元の設定通りに沿って書いていけば、ストーリーがまたこの生徒会長に呑まれそうからです。
    そして、今の第19話は自分でも納得できない部分があって、これから修正する予定です。


  • 編集済

    第11話への応援コメント

    ☆第8話☆
    【ステータス オープン!!】

    ①妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート[その3]

     作者の暁 一徹さん、おはようございます。

      お元気でしたでしょうか?

     ずいぶんお待たせして申し訳ありません、かが☆みんでございます。

      それと。

     先日の僕のコメントに、返信ありがとうございました。

     今回もまた、今まで暁さんからいただいたコメントを元に『和音ルート』に関するお話を進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

      あと。

     前回から引き続き、この感想文をお読みいただいている読者さんがおられましたら、ありがとうございます。

     いきなりここから読まれはじめた方がおられましたら、ワケのわからないことを書いていて申し訳ありません。

      もし。

     ここから先の僕の話に興味を持たれた方がおられましたら、その場合は、大変お手数をおかけしますが……。

     前々回の感想文のところに『和音ルート・その1』がございますので、そちらの方を先にご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。


      ……さて。


     さっそく、今回は前回の話の終わりにもありましたとおり、「秋林・和音(あきばやし・かずね)」というキャラクターについての『キャラ付け』の提案をしていこうと思います。

      と。
      まずは、その前に。

     この『雪ひら』という作品において、その「和音」というキャラがどういう『立ち位置』で、どのような『言動・行動』を取っていくのか……。

     言わば「和音」の『基本の行動方針』と言ったところですが、その部分を確認しておく必要があると思います。

      そこで。

     今までの暁さんのコメントから、それがうかがえる部分を引用してまとめてみました。
    (なお、重要だと思った項目には、誠に勝手ながら『 』を付けさせていただきました、ご了承ください)

      まずはそちらから、どうぞ。



    暁>>和音は奏佑にとって(自分を捨てて失踪した)母親以外に『たった一人の家族』です。

    >>和音がまだ眠っていた頃に、奏佑は必ず『毎週お見舞い』に行きます。

    >>しかし、和音が目覚めたことで、奏佑は今まで意識しなかった『いろいろなこと』に気づきました。

    >>(母親に似ている)彼女に『負い目を感じる』などの原因をはじめとして、奏佑は『妹との接し方が分からない』。

    >>その結果、奏佑は『無意識』に彼女から背を向けて、『逃げる』ようになっていきます。

    >>これをどうやって『解決』するのがこれからの『楽しみ』です(ここ大事)。

     (中略)

    >>『愛』にはいろんな形があります。

    >>家族に対する愛情、異性に対する愛情、友達に対する愛情、どれもとても素晴らしく、それぞれに『優劣がない』と思います。

    >>和音への愛はまさに『家族に対する愛情』です。

     (中略)

    >>(澄美姉への妄想はエロ全開になる)それに反して、『和音への妄想』になると、イチャイチャが『ほのぼの』となります。

    >>和音が、

    『甘えるように奏佑の懐で寝たり』
    『一緒にお風呂に入って奏佑が頭を洗ってあげたり』
    『お着替えを手伝ってあげたり』

     ほとんどこんな『日常あるある』のシーンです。



     こちらのコメントを拝見させていただいた限りでは、暁さんの中では「和音ルート」における『物語の輪郭』や『大まかな流れ』のようなものは、すでにできあがっているようですね。

      また。

    「読み速の晒し企画」のほうでも、たびたび指摘されていましたが……。


     現時点で問題になっているのは「澄美姉」の『姉属性全開な健康的なエロス』です。

     今はそれに完全に「ねっ……とり♡」と、食われているような状況です。


    「個人的」にはそちらのほうが大好物なのですが。

      むしろ。

     お姉ちゃんに優しく、

    「いただきま~す……はむっ♡」

      されて、

    「すごぉいっ……♡

     こんなに、いっぱぁいっ……♡

      んふふっ……ごちそうさまっ♡」

     されたいまであるのですが(なにを「いただきます」して「ごちそうさま」されたかは聞かないでください)。

      ……ただ。

    『物語的』には、それでは困るわけなのですね。

      それに、対抗するためにも。

     さきほど、暁さんもコメントされていましたが『ほのぼのとした日常あるある』のシーン……。

      言うなれば。

    「和音」に「萌え萌え☆ばきゅ~ん♡」な『いもうと成分』の部分を担ってもらうしかないわけですね。

     世の「お兄ちゃんたち」のハートを「キュンキュン」させるような「萌え萌え」な『いもうと』を出すしかないわけです。

      で。

     その「お兄ちゃんたち」の熱い情念(パトス)を「ギュンギュン」にたぎらせるような展開なのですが……。

     例えば、こんな感じになるのではないでしょうか。
     
     
     
     
     
    ☆今日のゆかいな小話☆
    【殿方の永遠の欲望(ゆめ)・いもうと編】

     俺はァアッ―――――ッツッツ!!!

     可愛いロリっ娘からァアッツ!

     「おにーちゃんっ♡」ッてェエッツ!!

     呼ばれッたァアッ―――いィイッツッツッツ!!!!!!


      そッ!!
       しッ!
      てェエッ――――ッツ!!!


    「あたし、おにーちゃんのおよめさんになるのー♡」

     ってェッ!
     言われッたァアッ―――いィイッツッツッツ!!!


      そしたらァッツ!
      俺はァアッ――――ッツ!!!


    「ははは、まいったなあ……」

     ってェッ、さわやかに笑いながらもォウッツ!!
      いもうとの頭をなでなでッしながらァアッツ!

    「でも……いいのかい?

      お嫁さんになるってことは、ね……。

     エッチなことも、しなくちゃいけないんだよ」

    「えっち……?

      ああ、キスのこと?

     うん、あたし、おにーちゃんといっぱいえっちするー♡

     いっぱい、いっぱい、ちゅーするのー♡

      はい、ちゅー♡」

    「ははは、まいったなあ……ちゅー♡」

     とかなンとか言ッてェエッ―――ッツ!!

     いもうととォウッツ!!!
      いィッッッぱいィィィイ!
      ほのぼの(?)ォウッツ!!!
     しッッッたァアッ―――――いィイッツッツッツ!!!!!!
        しッッたァアッ―――いィイッツッツ!!!!
          しッたァアッ――いィイッツ!!!
            しッたァッ―いィッツ!!

              ッたァ―いィ……!

                 たァい……!


                 ァぃ…!
     
     
     
     
                  ッ…!
     
     
     
     
     
    『リアル妹』のおられる暁さんからすれば「何言ってんだコイツ?」って感じだと思います。

    「オゥ……。
      ニッポンジン、マジ、ヤバイデース」

     とも、思われたかもしれません。

     そりゃあ日本の『少子化』も止まりません。

      しかし……ですね。

     この小話は『いもうと、ロリっ娘、だぁいしゅきぃ♡』な殿方の持つ永遠の『欲望(ねがい)』でもあるわけです。

     その『夢』にお応えするのも「物語を紡ぐ者」としての『使命』のひとつだと僕は考えております。

      そういう意味では。

     さきほど、暁さんもコメントされておりましたが。
     
     
    暁>>和音が、
    『甘えるように奏佑の懐で寝たり』
    『一緒にお風呂に入って奏佑が頭を洗ってあげたり』
    『お着替えを手伝ってあげたり』……。
     
     
     これは『非常に良い展開』だと、僕は思ったわけなのですね。

      僕も子供が「だぁいしゅきぃ♡」ですし。

     おっと通報はやめるんだ、Noポリス!
     
     
      ただ……。
      ここで問題なのは。


    水鏡>>「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』のではないですか?

    暁>>よく気づきましたね。理由はわかりませんが、とてもうれしいです。


     こちらは、以前にも取り上げた暁さんと僕のコメントのやり取りです。

     この一文からもわかる通り、「和音」というキャラを「物語の流れ」の中でどのように『泳がせたらいいか』わからない。

      そして、その原因は。

    「和音」の『キャラ付け』……。

     言うならば『肉付け』がまだまだ『不十分』であるためではないか……?

      そう、考えたわけなのです。


    暁>>私の中でも、(兄の)奏佑の中でも、和音はこの作品においては一番大事な人物です。


    「和音」が暁さんの中では『愛着のあるキャラのひとり』だと言うのは、前回のコメ返しの中で充分うかがえました。

      それならば……。

    「未羽」や「澄美姉」と同じくらいに、「和音」が暁さんの『頭の中で勝手に動き回る』くらいになるまでの『キャラ付け』をしてみよう。

     これが『今回のテーマ』となるわけなのですね。

      ……では。
     
     その『キャラ付け』のためには、なにが必要か、なのですが……。

     このときに、実に便利なものがあります。


      ひとことで言います。


     今回のタイトルにもあった『ステータス オープン』です。

      言い換えれば。
     「プロフィール」とか「履歴書」ですね。


      ……要は、ですね。


    「秋林和音」というキャラクターの『能力値(ステータス)』を、これを機に『ガッチリと創り込んでしまおう』と、言うことなのです。

      確かに。

     こういう発想自体は、特に珍しいものでもなんでもありません。

    「前フリが長かったわりには、たいしたこと言ってねーなあw」

     と、笑う方もおられるかもしれません、うるせえ。

      しかし、ですね……。

     確かに、この発想自体は誰でも思いつくとは思います。

     でも、簡単な割に誰でもこれをやっているかと言えば……。

      そこは、はなはだ疑問なのですね。

     とりあえず「ネット小説のファンタジー」もの限定で言うなら、よくある『キャラクター紹介』のページで、

     ・レベル
     ・ATC(攻撃力)
     ・魔法とその属性
     ・ユニークスキル(特殊技能)
     ・〇〇王国騎士団・第△△番隊隊長

     とか、そのあたりの説明は、よく目にします。

      ところが……。

     基本となる『身体的特徴』の説明は、ほとんど、なされていないように思うのです。

     だいたい『巨乳』とか『美少女』とかの「ひとこと」で片づけられてしまっているのが現状のような気がするのですね。

      やはり……。

     さきほど挙げた「レベル」や「魔法」と言った『派手め』なものに比べると、『身長』『体重』といったものは、どうしても『地味』に思えてしまうのかもしれません。


    『Lv.99 Ex.9999999999(カンスト)』
    『恒久氷結呪文(エターナルフォースブリザード)の使い手。
      相手は死ぬ』
     
     
      まあ……。

     確かに「大きな数字」や「大層な漢字」を並べておけば『なんとなく強そう』に見えるので、『派手』な上に『非常にわかりやすい』ですよね。

      また。

    「レベル」とか「攻撃力」とか、そういう『概念的』なものなら、作者の『さじ加減』でどうにでも操作できるという『利点』もあります。

     主人公より強い敵キャラを出そうと思ったら「Lv.∞」みたいにすればいいだけですし。
     
     
      ……しかし。
     
     
     現実のものである『身体的特徴』に関しては、なかなかそうはいきません。
     
     
    『筋骨隆々の巨人族の戦士がいるとして、身長5mだとしたら、適正な体重は〇〇〇kgで……』

    『この猫耳美少女のスリーサイズが92・60・88だとして、トップとアンダーの差が〇〇cmだとしたら、バストは〇カップで……』
     
     
     とか、いちいち考えたり調べたりするのは、非常に『めんどくさい』ですよね。

      それが、どれだけめんどくさいことか。

     ここで、今の『5mの巨人族の戦士の適正体重』の例を挙げます。
     
     
      仮に。
      体重を『100kg』だと設定したとします。
     
     
    「100kg」と言えば、確かに『重い』と感じるかもしれません。

     普通の「人間」であれば、かなり重い部類ですよね。

      しかし。
      残念ながら。

     結論から言うと、この程度の体重では、殴っても敵に満足にダメージを与えることができません。

      それどころか。

     パワーファイター系が扱いがちな「斧」や「ハンマー」と言った「重くて破壊力が高い武器」……。

     これ系統のものは『持つことすら』できません。

      なぜなら。

    「5m」の身長で「100kg」しか体重がないと、その分『筋肉や骨の密度がスッカスカ』になってしまうからです。
     
     
      ……ところで。
     
     
     2019年現在、日本の成人男子の「平均身長」は『171cm』だそうです。

      それに当てはめてみますと……。

     これでは、体重はたった『34kg』しかないことになってしまいます(ちなみに平均体重は67kgです)。
     
      
      しかも、ですね。
     
     
     さきほど『筋骨隆々の戦士』と書きました。

      それでいくと。

     例に挙げた「成人男子」よりも『体の総面積が大きい』と考えなくてはいけません。

     要は、見た目が『ゴツくてデカい』わけです。

     その体型で言えば『プロレスラー』がもっとも近いのではないでしょうか。

      すなわち。

     その「プロレスラー」を基にすれば『5mの戦士』の『適正体重』が割り出せると思われます。

      それを、前提とした上で……。

     次に見ていただきたいのは、「日本の男子プロレスラー」の『平均身長・体重』です。
     
     
     『平均身長⇒176.2cm』
     『平均体重⇒94kg』

    ※日本の「主要プロレス5団体」所属選手の平均値・2019年度より
     
     
      その上で……。

     つづいて、この身体における『ボディマス指数(BMI)』を計算してみます。

    「BMI」と言えば、おそらく、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
     
     
    【計算式】
     ・BMI =体重kg÷(身長m)2乗
     ・適正体重=(身長m)2乗×22
     
     
     こちら、もともとは『身体の肥満度』を量る計算値です。

      ざっくり言っちゃうと。

     この「割り出した数値」が大きければ大きいほど、体重が過剰……。

      つまり。
     『デブ』ということになります。

     こちらの計算式に、さきほどの『プロレスラーの平均身長・体重』を当てはめてみますと……。

     『94kg÷(1.76m)2乗=30.35』

     という数値になりました。

      ちなみに……。

    「適正体重」の値は、この計算式を用いて『22』という数字が出たときだとされています。

     それを考えると、これは『かなり重い』ですよね。

      です……が。

     さきほど『このBMIが大きければ大きいほどデブ』という、失礼にもほどがあるようなことを書いてしまいました。

      しかしながら。

    「プロレスラー」の方というのは、そのキャラクターにもよりますが、そのほとんどが『筋肉ムキムキのマッチョマン』です。

     少なくとも『脂肪でぶよぶよ』したタイプの体型ではありません。

     世間で言うところの『デブ』とは、そこが決定的に違います。

      にも、かかわらず。

    「BMI」にこれだけ高い数値が出たと言うことは、

     『筋肉が身体にとって、それだけ重たい組織』

     であると言う証明でもあります。

      ……さて。

     こちらを踏まえた上で、さきほどの『5m・100kg』という数値を計算してみましょう。

      いくらになったでしょうか?
     
     
     『100kg÷(5.00m)2乗=4』
     
     
     「4」て……。
      これはもう数字通り4(死)んでますね。
      間違いない。
     

     もはや、闘う以前の問題ですね。

      仮に。

     これで奇跡的に生きていたとしても、これは人間で言えば過剰な『栄養失調』で『骨粗鬆症』状態です。

      下手したら。

    「ハンマー」なんて重いものを無理して持ったら『腕がポッキリ』折れます。
     相手を殴ってもこっちが折れます。

      ……つまり。

     いくら見た目が筋肉ムキムキで強そうに見えても、実際は『発泡スチロール』ぐらいの「攻撃力」と「守備力」しかないわけなのですね。

      まさに「張り子の虎」です。

    「筋肉や骨の密度」が低いと言うことは、逆に言えばその分『身軽』と言うことでもあるので、相手の攻撃は華麗にかわすことができるでしょう。

      と、言うより。

     体重が軽すぎるので、攻撃されてもその風圧でよろけてしまうので、結果的に「かわしてるように見える」だけなのですけど。

      しかし……。

     さきほども書いたように「重い武器」は持つことができないため、『攻撃手段』としては「針」みたいな軽い武器を持って、その身軽さを活かして相手を「チクチク刺す」ぐらいしかできません。

     でも、これじゃただの『5mの蚊』ですよね。
     叩かれたら死にますし。
     
     
      では……。
      逆に、ですね。
     
     
     体重をこの10倍の『1000kg(1トン)』にしてはどうでしょうか。

      確かに。

     ここまで体重があれば重い武器も持てますし、なにより、素手で殴っても相手に相当なダメージも与えられると思います。

    「攻撃力」の面では、かなり期待できるわけです。

      また。

    「筋肉密度」も相当高いので、裸の状態でもかなりの「守備力」を持っていると思われます。

     矢が体に刺さっても「フンッ!!」と気合を入れたらポロリと抜け落ちる……。

     そんなイメージですね、まあ強そう♡
     
     
      です、が……。
     
     
     さきほど、僕は、

    >>「筋肉や骨の密度」が低いと言うことは、逆に言えばその分『身軽』と言うことでもあるので……

     と、書きました。

      しかし。

    「1000kg」も体重があると、今度は筋肉が重くなり過ぎて行動が遅くなり『攻撃自体が当たらない』危険性が出てきます。

     さきほどの「BMI」で言えば『40』です。

     基準値とした「プロレスラー」でも『30』でしたので、これはもう、ただの『動けない硬い肉のかたまり』でしかありません。

      しかも。

     これぐらいの体重になると、今度は『重力』の問題も絡んでくるので、動きはさらに鈍くなります。

      ……ところで。
     
     日本の「某超有名ロボットアニメ」の中で、『赤い彗星』と呼ばれた人が、このような名言を残しています。
     
     
    『(攻撃も)当たらなければどうということはない』
     
     
      つまり。

     これだけ重たいと、こっちが攻撃しようと「ぬぅぅぅ……ん!」と腕を振り上げている間に、敵は攻撃の届かない範囲にまでさっさと逃げていっちゃうわけですね。

     相手が「岩」とか「鉄の扉」とか『動かない物』であれば、その能力は充分に発揮できるとは思うのですが……。

     でも、これじゃただの『掘削機』ですよね。
     なんのために『戦士』になったのでしょうか。

      確かに。

    「銃」や「弓矢」などの『飛び道具』を使えば、この問題は解決するかもしれません。

      しかし。

     それだと、今度は『筋骨隆々』である必要性がないわけです。
     
     
      と、そんなわけで、ですね……。
     

     以前、小話でも書いたことのある『アメリカ海兵隊員のボブ』のような「マッチョマン」を創り出したいと思ったら、

     『BMIが「30前後」になるような体重』

     に調整するのが、ちょうど良い指数となりそうです。
     
     
      このあたりを踏まえまして……。
     
     
     ここから導き出される「5mの巨人族戦士」の「適正体重」は、

     『750kgあたり』

     と、推定されます。

      ……ちなみに。

     この身長を「5m」と設定したのは『数字的なインパクト』と『現実的な線』のちょうど良いところではないかと考えたからです。

    『3m』ではイマイチ算出した数字が地味になりますし……。

      かと言って。

    『20m』もあったりすると、仮に、この巨人が「普通の人間たち」の仲間に加わったとしても、
     
     
    仲間「ぉー……ぃ……!
        ぉぉー……ぃ……!!」

    巨人「あ゛あ゛……?
        な゛ん゛た゛……。
       今゛、な゛ん゛て゛言゛っ゛た゛……?」
     
     
     このように、その「身長差」から仲間との会話すら困難になるからです。

     そりゃ「20m」も離れていたら相手の声なんか聴こえんわなー。
     
     
      ……で。
     (ようやく)結論です。
     
     
     どうして、こんな作品の内容と、まったく関係のない話を長々としたのか。

      それは……。

    「キャラの設定をきっちり創り上げておく」ことで、「面倒くさい」というデメリットを補って余りあるほどの『多大なメリット』があるから、なのですね。

     その『多大なメリット』とは、こんな感じです。
     
     
    ①身長などを「数値化」しておくことで、読者さんもイメージしやすくなる
    ②キャラの「行動のブレ」など『矛盾』を防止できる
    ③その数値をもとに『話のネタ』が創りやすくなる
     
     
      とりあえず。

     残りの文字数の関係で、③についてだけ説明いたしますが……。

     さきほど、長いことさせていただいた「巨人族の戦士の体重」のお話。

     これ「設定」しているのが『身長5mで筋骨隆々』ってだけなんですよね。

      しかし。

     たったこれだけの設定でも『3500文字』近くものお話が書けてしまいました。

     おそらく「巨人」というざっくりした設定だけでは、ここまで長く書くことはできなかったと思います。

      つまり。

     このあたりをきちんと『数値化』しておくことで、わざわざ「絞り出す」こともなく、キャラに関するエピソードがつぎつぎと『湧き上がって』くるわけです。

     これが俗に言う『キャラが勝手に動く』と、いうものなのですね。

      ……そのためにも。

     他の部分の「ステータス」に関しても、もっと、きっちりと『数値化』しておいたほうが良い。

     そう、思うわけなのです。
     
     
      では。
      そんなわけ、で……。


     さっそく、いってみましょう!

    『秋林和音・ステータス オープン』!!!
     
     
     
     ①名前:秋林・和音(あきばやし・かずね)

     ❷象徴するセリフ:
     『ソウスケ、カズネ、イッショ……。
       スミも、ユミも、イッショ……。
      ズット、ずっと、イッショ……』

     ③性別 :女
     ④年齢 :13歳
     ❺誕生日:12月24日(予定)
     ❻職業 :無職
     ❼血液型:AB
     ⑧身長 :130cm(成長中)
     ❾体重 :30kg
     ❿スリーサイズ:
        B:幼児
        W:体
        H:型
     ⑪性格 :好奇心旺盛
     ⓬特徴 :生まれた時から植物状態
         :3カ月前に目覚めた
         :きれいな長い銀髪
         :言語はまだたどたどしい
         :学習能力は高い
         :お兄ちゃんっ娘♡
     ⓭家族構成:
         ・松倉由美(義母・46)
         ・  澄美(義姉・20)
         ・秋林秋穂(実母・46・失踪中)
         ・  奏佑(実兄・18・主役)
     ⑭キャライメージ:
         ・「ごちうさ」香風智乃
         ・「メイドラ」カンナ
     ⓯口癖 :後述

     ⓰『動物で例えたら』
         :猫
     ⓱『100万円あったら?』
         :後述  

    《注》なお、ステータスにおける「白抜き数字」は、本文中やコメ返し等に記載されていなかった部分です。
     この部分は、すべて僕のイメージしたものになりますので、あらかじめご了承ください。
     
     
     
      それでは……。

     各項目については次回、また詳しく解説してまいります。

      また。

     各項目について『ここは、こう』と言うものがありましたら、コメ返しに記載をいただけると幸いです。
     
     
      それでは、またお会いしましょう。
     

    作者からの返信

    久しぶりです、かが☆みんさん。返信一週間遅れてすみません。
    今回も素晴らしいコメントをくれてありがとうございます。

    > 現時点で問題になっているのは「澄美姉」の『姉属性全開な健康的なエロス』です。
    今はそれに完全に「ねっ……とり♡」と、食われているような状況です。


    そうなんですね。それを避けるように今のところは澄美姉の出番を下げるしかないと思います。

    >「個人的」にはそちらのほうが大好物なのですが。

      むしろ。

     お姉ちゃんに優しく、

    「いただきま~す……はむっ♡」

      されて、

    「すごぉいっ……♡

     こんなに、いっぱぁいっ……♡

      んふふっ……ごちそうさまっ♡」

     されたいまであるのですが(なにを「いただきます」して「ごちそうさま」されたかは聞かないでください)。


    可能性は限りなくゼロに近いですが、この作品が出世したら、きっと誰かさんがかが☆みんの欲望は叶えてくれます。薄い本とかで。その可能性を少しでも上げるよう、今頑張っています!

    >「和音」に「萌え萌え☆ばきゅ~ん♡」な『いもうと成分』の部分を担ってもらうしかないわけですね。

     世の「お兄ちゃんたち」のハートを「キュンキュン」させるような「萌え萌え」な『いもうと』を出すしかないわけです。

    私もそういうつもりです。ただ、エロゲなどによくある明らかに媚びている感じの萌えじゃなく、生活感のあふれる普通な仕草で読者になんとなく「かわいい~」とキュンキュン感じさせる方こそ、私が和音にあってほしい萌えなんです。

    >☆今日のゆかいな小話☆
    【殿方の永遠の欲望(ゆめ)・いもうと編】

    すみません。「アッ―――いィイッツッツッツ」が多すぎて二人がキスしたことしか伝わってきませんでした。はい。
    ちなみに、私語尾に「はい」をつける人がかわいいと思います。


    >僕も子供が「だぁいしゅきぃ♡」ですし。

     おっと通報はやめるんだ、Noポリス!

    逮捕されないように注意しよう。私には君が必要なんです♡

    『秋林和音・ステータス オープン』!!!
     
     
     
     ①名前:秋林・和音(あきばやし・かずね)

     ❷象徴するセリフ:
     『ソウスケ、カズネ、イッショ……。
       スミも、ユミも、イッショ……。
      ズット、ずっと、イッショ……』

    >言語がたどたどしいから、言えるセリフはあまりないかな。本当は口癖くらいつけたかったが、アイデアが浮かびません。「にゃー」をつけたらどうかな。

     ③性別 :女
     ④年齢 :13歳
     ❺誕生日:12月24日(予定)

    >特に考えていなかったです。結構いい日付だと思います。

     ❻職業 :無職

    >奏佑の妹です。

     ❼血液型:AB

    >日本人はよく血液型で占うと聞きましたけど、私それについてあまり分かりませんね。周りがほどんとO型なのでいまのところはO型にしよう。


     ⑧身長 :130cm(成長中)

    >これからどんどん伸びるよ。恐らく。

     ❾体重 :30kg

    >小学生な体型だから30㎏くらいかな。

     ❿スリーサイズ:
        B:幼児
        W:体
        H:型

    >まあ、胸はこれから成長していきます。

     ⑪性格 :好奇心旺盛

    >好奇心旺盛のわりに、無表情で無口。奏佑の前にだけ少し変化がある。


     ⓬特徴 :生まれた時から植物状態
         :3カ月前に目覚めた
         :きれいな長い銀髪
         :言語はまだたどたどしい
         :学習能力は高い
         :お兄ちゃんっ娘♡

    >全部あっています。ちなみに銀髪になったのは栄養不足のせいです。あと、奏佑の周りにいる女に嫉妬します。

     ⓭家族構成:
         ・松倉由美(義母・46)
         ・  澄美(義姉・20)
         ・秋林秋穂(実母・46・失踪中)
         ・  奏佑(実兄・18・主役)

    松倉由美(義母・40)
    秋林秋穂(実母・40・失踪中)

    二人とも若いママでした。由美は大学生の頃予想外の妊娠をして澄美を生みました。奏佑の出生についてはこの物語の根本に関わるので今はそれに触れないでおきましょう。

     ⑭キャライメージ:
         ・「ごちうさ」香風智乃
         ・「メイドラ」カンナ
     ⓯口癖 :後述

    >かが☆みんさんのアイデアを楽しみにしています。

     ⓰『動物で例えたら』
         :猫

    >最初から猫のような子だと思っていました。

     ⓱『100万円あったら?』
         :後述  

    >とても気になります。

    今回はここまでです。次回いつでも待ってます!


  • 編集済

    第10話への応援コメント

    ☆第7話☆
    【ロリっ娘に対する『愛』が足りないのです】

    ①妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート[その2]

     作者の暁 一徹さん、おはようございます。

      それと。

     先日、前回の僕のコメントに、さっそくの素早い返信ありがとうございました。

     まさか、コメント送って、たった1日でお返事をいただけるとは。
     
     しかも、あんなに心のこもった長文が来るとは思っていなかったので、非常にビックリ、そしてうれしい限りです、マジうれしい♡

      ……そんなわけで。

     せっかく返信を頂戴いたしましたので、そのコメ返しも兼ねつつ、今回の『和音ルート』に関するお話を進めていこうと思っております。

      また。

     今回、お返事をしたこと以外のコメントにつきましては、また後日『本編の第16話』のほうでコメ返しをさせていただく予定です。

     あらかじめ、ご了承ください。

      ……あと。

     前回から引き続き、この感想文をお読みいただいている読者さんがおられましたら、ありがとうございます。

      しかし。

     今回、このページからはじめてお読みになられた方。

     きっと「なんじゃこりゃ?」と、お思いになられているかもしれませんね。

     今回のこのお話、前回の『本編の第9話』の感想文からの続きとなっております。

     もし「タイトル」等を見て、僕の話に興味を持たれた方がおられましたら……。

     その場合は大変お手数をおかけしますが、前回の感想文のところに『第6話』がございますので、そちらの方を先にご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。


      ……さて。


     前回のお話は、暁さんと僕の「性癖」を思う存分垂れ流しただけで終わってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

     そのために、まず、この作品の『問題点』と【解決策】について、軽くおさらいしておきます。



    【目標】
    ・「妹の和音ルート」を『メイン』に「同級生(クラスメート)の未羽ルート」を『サブルート』にして書いていこうと思っている。

    【現状】
    ・しかし、肝心の本編は『義理の姉・澄美』とのイチャイチャがメインとなって、「未羽」は『添え物』、「和音」にいたっては、お弁当に入っている『緑色のギザギザ』程度の扱いしか受けていない。

    【問題点】
    ・『家族の絆』等のタグやあらすじ、キャッチコピーから、この『雪ひら』に引きつけられて作品を読もうと思った読者さんからすれば、

    『植物状態だった妹「和音」との、心を通じ合わせる家族の絆』
    『高校3年生の後半にして、いまだ定まらない「奏佑」のこれからの進路』
    『それに加えて、好きな人「未羽」に無惨にフラれたことによって、「奏佑」は今後どうなっていくのか?』

     きっと、このあたりのことをイメージされていた。

    ・しかし、そんな読者さんからすれば、この「あらすじ」にすら登場していなかった「澄美姉」とずっとイチャイチャしている展開に、

    『こんなん、私が思ってたのと違う』

     と、思って「ブラウザバック」された方も「アクセス数」を見る限りでは少なからずおられた模様。

    【解決策】
    ・それなら『読み速の晒し企画』の意見にもあった通り、

    『和音とのエピソードを増やして、物語の最初のほうに持ってきたほうが良くね?』

     と、言う話になっている。←イマココ!!



      ……と。
      こんな感じでしょうか。

      しかし、ここでですね……。

     前回のお話で『和音ルート』で挙げた問題が、大きくのしかかってくるわけなのですね。

      そして、それは。

     暁さんの前回のお話への『お返事』を読ませていただいたことで、それは僕の中で『確信』に変わりました。


    水鏡>>「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』のではないですか?

    暁>>よく気づきましたね。
    >>理由はわかりませんが、とてもうれしいです。
    >>そういうわけで、私が「和音」というキャラに対して『あまり興味がない』、と言うより、「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』、と言った方が正しいと思います。
    >>まあ、実際のところ、澄美ほど興味がないでしょと言われたら認めざるを得ないのですが……


     このコメントがすべてですね。

      つまり。


    【結論】
    ・『メインキャラ』にもかかわらず、その「和音」を『どう扱ったらいいかわからなかった』ために、エピソードも書けないし、これ以上お話を進めることもできなかった。


     と、言うことなのですね。

      ……ところで。

     さきほど「和音というキャラをどう扱ったらいいかわからない」という僕のコメントに対して、

    暁>>よく気づきましたね。
    >>理由はわかりませんが、とてもうれしいです。

     と、ありましたが、次に、その『理由』についてお話いたします。


     その『理由』は全部で「みっつ」ありました。

      まず「ひとつめ」は。

     前回の感想文でも挙げましたが、僕がこの『雪ひら』のキャラを拝借して書いた『小話』に対して「澄美姉」をはじめとした他のキャラには、必ず「なんらかの反応」がありました。

    「哲也さん」という「由美さん」の旦那さんで、もうすでに亡くなられていて、本編には「名前しか出てこなかった」ようなキャラの小話に対してでも、ちゃんと「反応」があったのですね。

      しかし。

     そんな中、メインキャラの「和音」の小話にだけには、暁さんがまったくの『無反応』だったこと。

    「まるで、そんな和音なんてキャラ最初からいなかったってレベルで反応が無いんですけど……」

     そう、思ったのですね。


      次に「ふたつめ」です。


     こちらは『第6話』の暁さんの「コメ返し」の一文なのですが……。


    暁>>とても残念な話ですが、実はもう一人大事な脇役キャラがいます。
    >>それはこれから第19話に登場予定の生徒会長(また女)です。
    >>とは言え、彼女はあくまで物語を進めるための脇役で、話の焦点をずらしたりしないはずです。
    >>そう信じて……います。


      このとき。

     僕は能天気にも、

    「会長には腕章と赤メガネをつけたらどうか?」
    「奏佑と他の生徒会役員の男子が話しているのを見て、カップリングを妄想して鼻血を出す腐女子にしてはどうか?」

     とかなんとか、そんな提案をしていたような気がします。

      しかし。
      その、一方で。

    「おいおい……。
      和音はまだ出てこないのか?」

     と、すごく『違和感』を感じてもいました。

      例えば。

     この『生徒会長』が「奏佑」と「和音」の『共通の幼なじみ』とか言うのであれば、ここで登場してくる理由はわかります。

    『第18話』で「奏佑」をフッた「未羽」との間柄に、ひとまずとは言え『決着』がついたことで、

    『ようやく、ここから「和音」の話になるんだろうな』
    『だから、幼なじみである「会長」に「奏佑」たちの昔話をさせることで「和音ルート」に物語を誘導していくのかもしれないな』

     と、いう想像ができるからです。

      ……しかし。

     本文を読む限りでは、けっして「会長」は『幼なじみ』とか、そういうキャラではなさそうです。

      もし。

     僕の予想通り「会長」が『幼なじみ』であったなら、暁さんの作風であれば「会長」の登場時に、作中で「奏佑」にそれを匂わせる『言動や行動』を取らせていたはずです。

      また。
      これは『第3話』での一文ですが……。


    会長「秋林、あんたはちょっと待ちなさい!」
    奏佑「すいません。話はまた来週でお願いします!」


     ちょっとこれは『幼なじみ』どうしの会話としては、かなり「不自然」な気がします。

      それに……ですね。

     だいいち、そういう『奏佑と和音の共通の知人』キャラはすでに「由美さん」や「澄美姉」がいるので、「会長」が『幼なじみである必然性』は、なおさら『無い』と断言できます。

     これは以前、『読み速の晒し企画』でも暁さんが質問されていましたが、


    暁>>2.キャラの書き分けはできていますか?


     物語のこういうところにまで気を回せる人が、わざわざここで『立ち位置がカブる』キャラを出してくるとは到底考えられません。
     
     いまさら、こういうことを書くとなんだか『後づけ』のようになってしまいますが……。


     これ、「心理学」で言うところの『回避行動』だったような気がします。

      ちなみに。
     『回避行動』とは。

    ・目先の「ストレス」を避けようとする
    ・嫌なことを「先延ばし」にしようとする

     ことなのですが、これを、今回のことに当てはめてみますと……。


    ・正直「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』[ストレス]

    ・しかし「必ずや完結させます」と宣言してしまった以上『物語は進めないといけない』[さらにストレス]

    ・仕方がないので、とりあえず「和音」以外のキャラを出して『時間稼ぎをしよう』[先延ばし]


     これを、日本の言葉で『お茶を濁(にご)す』と言います。

    ・なんとなくごまかす
    ・都合が悪いその場を取り繕ってしのぐ

     と、いう意味で、けっして良いときには用いられない言葉です。

     こういうことを推測で語ったりして、大変申し訳ないのですが……。

     僕にはこの「生徒会長」、物語の『先延ばし』のために登場させようとしたキャラにしか見えないのです。


      そして「みっつめ」が。


    >>月の下に、彼女(和音)の銀髪はピカピカと光って、やけに美しいと思える。
     (中略)
    >>名前は秋林和音。俺の妹だ。
    >>十三歳にしては、身長は約百三十センチでかなり小柄。
    >>その小学生みたいな体型が原因で、よりかわいらしくて愛しく見える。
    >>実際かわいくて自慢な妹だけど。


     こちらは『プロローグ』での「和音」登場時の一文です。
    《注》なお、この『表現の問題点』につきましては、後日、修正されるそうなのでここでは「省略」いたします。


      それを踏まえまして……。
      次に、こちらをご覧ください。


    ①20代     澄 ‐ ‐
    ②黒髪ロング   ‐ 未 ‐
    ③カエル顔    ? ? ?
    ④Dカップ    澄 ‐ ‐
    ⑤170cm以上 澄 ‐ ‐
    ⑥太め      澄 ‐ ‐
    ⑦動物好き    ? ? ?
    ⑧ピアスNG   ‐ 未 和


     こちらは、前回のお話でも挙げさせていただきましたが、「Twitter」にありました『暁さんの嫁募集条件』ですね。

     現時点で、その条件をもっとも満たしているのが「澄美姉」だというのは、前回で申し上げました通りです。


      ……と、ここで。


     カンのいい方であれば、ピンとこられたかもしれませんね。

      そうです。

     この『嫁条件』をもっとも満たしていない……。


     それどころか、一番『遠い』のが「和音」というキャラなのです。


     この条件をほとんど『真逆』にしたら「和音」になるぐらいです。

     そりゃあ、作者の暁さんからしたら「和音」は非常に『興味』や『愛着』が湧きづらいキャラですよね。

     だって「好みのタイプ」とはまったく『正反対』なんですから。


      確かに。
      人の好みは『千差万別』です。


     暁さんのように『姉属性』が好きな方もおられるでしょうし、僕みたいに『姉・妹属性』どちらともイケる人間もいます、毛深くなければ『獣人娘』もOKなのですにゃあ♡

      また。

     前回の注意書きのところでも書いたように、美少年どうしが、

    「「アッ―――♡♡」」
     
     って、言っているのが好きな『ボーイズラブ』な方もおられるでしょう。

      ……しかし。

     それは逆に言えば、「人の好みでないもの」も『千差万別』ということでもあります。

     この『雪ひら』という作品を「全体的」に見た上で言えば、「和音」というキャラは他のメインヒロインである「澄美姉」や「未羽」とカブらないほうがいいです。

      これはもちろん。
     『キャラ立ち』の観点から見てもそうです。

     さきほどの「生徒会長」のところでも挙げましたが、この『キャラの書き分け』の部分を、作者である暁さんもちゃんと意識されていました。

      そして。

     その結果。
    『ロリ系美少女』の「和音」というキャラクターが生まれた……。

     僕は、そう考えております。

      しかし。
      残念ながら。

     その「物語を創る人間」としての『意識の高さ』ゆえに、他のヒロインたちとカブらないような『個性』をつけた結果、「和音」は暁さんからすれば『興味』も『愛着』も湧かないキャラになってしまったわけです。

      そして。
      それによって。

     暁さんから「和音」について書くことの『意欲』を失わせてしまった。

      すなわち。

     現在の作品の「問題点」である、

    『メインキャラであるはずの「和音」が、いつまでたっても出てこない』

     事態を引き起こしてしまっている……と、誠に勝手ながら推測した次第です。


      と、そんなわけで。


     暁さんの仰っていた『和音を持て余していることに気づいた理由』を「時系列順」にまとめてみますと……。

     「ふたつめ」で『違和感』を感じ。
     「みっつめ」で『もしかしたら……?』となり。
      そして。
     「ひとつめ」で、それを『確信』した。

     と、言ったところでしょうか。

      しかし。

     ここまで、こんな偉そうなことを書いておいて、今さら、こういうことを言うのもなんですが……。


     これは決して、暁さんを責めているわけでないのです。

     むしろ、その逆です。


     さきほど、僕は、


    水鏡>>その「物語を創る人間」としての『意識の高さ』ゆえに、結果として「和音」は暁さんからすれば『興味』も『愛着』も湧かないキャラになってしまったわけです。


     このようなことを、書かせていただきました。

     他のキャラとの『書き分け』を考え、「和音」という登場人物の『キャラ付け』を重視した結果……。

     暁さんの好みと、まったく『正反対』のキャラクターになってしまった。

      それゆえに。

    「和音」についての話を、書く気力がどうにも湧いてこなくなってしまった……。

      もしくは。

     書く気力はあっても、こういう『ロリ系美少女』のキャラとか、どこをどのように動かしたらいいか、そこがさっぱりわからない……。

     言わば、これが今の『問題点』です。

      しかし。
      この『キャラ付け』という行為。

     この『雪ひら』も取り上げられた『読み速の晒し企画』の中の「他の作品」で言えば、になりますが……。

     これがみんな、できているようで、あまり『できていなかった』のですね。

      これは、そもそも。

     僕の「読解力」に問題があるだけなのかもしれませんが、


    「え……? 今、誰がしゃべってんの?」
    「今、誰がどんな行動してんの?」


     他の方の作品を読ませていただいたうえで、そう思って『内容が頭の中に入ってこない』ことが、あまりにも多かったのです。

     これが「マンガ」や「アニメ」であれば、「絵」などの『視覚』も含めてキャラクターのことを表現することができます。

      です……が。

     これが『小説』となると、なおさら、この『キャラ付け』は『重要な行為』となってくると思っております。

      なぜなら。

     なにやら最近の「ラノベ」は「挿絵頼り」の感もありますが、それでも、基本『小説』は『文字だけ』でなにかを表現しないといけないわけです。

      それだけに。

     他の「絵」を使った媒体よりも、さらに、わかりやすくキャラに『個性』をつける必要性がある……と、感じるのです。

      そこを、考えてみると。

     暁さんという方が、その部分にまでちゃんと考えを巡らせていることからも「物語を創る作家」として、いかに『意識が高い人間』であるかが良くわかるわけなのですね。


      ……です、が。


     確かに『キャラ付け』も大事です。

      そして。

     それを重視したあまり、今回のように、作者さんにとって『興味が湧かなかったり』、非常に『扱いづらい』キャラに仕上がることもあると思います。

     このことを、まったく覆すようなことを言うようでなんですが……。


    『作者は、そのキャラクターの一番のファンであってほしい』


     これは僕の『持論』で恐縮なのですが、そうも思っています。

     そのキャラクターの『ファン』であるからこそ『興味』や『愛着』を持てる。

      そして。

     それらがあるからこそ、そのキャラについて、さらに、いろんなことに『考えを巡らせる』ことができると思うのです。

      それ、すなわち。

     その『考えを巡らせること』とは、悪く言えばただの「妄想」でしかありません。

      しかし。

     それと同時に、キャラに対する『シミュレーション』でもあり『イメージトレーニング』にもなりうるのです。

     これらを日々、繰り返していくことで、キャラを『練り込み』、その造形にさらに『深み』を与えることができる……。

     これは、前回お話した通りです。

      です、が。
      これは逆に言えば。

     人は、好みでない……。

      つまり。

    「興味のない人間」のファンには、絶対『ならない』し『なれない』のです。


    暁>>メインヒロインである妹(和音)の活躍を早く見せるために、未羽と澄美の出番を大幅カットするべきか、ずっと悩んでいました。


     こちらは『読み速の晒し企画』での、暁さんの返信の一部なのですが……。

      そりゃあ、悩みますよね。

     だって、それ以前に、どうやって「和音」を活躍させたらいいか、作者さん自身がわかんないんですから。


    暁>>それに、今は出番が少ないですが、和音を書くシーンに私は結構気合を入れていましたよ。
    >>特に第十話に和音が奏佑の顔に触れて何かを言おうとするシーンは私のお気に入りです。


     こちらは、前回の僕の「感想」への、暁さんの『コメ返し』の一文なのですが……。

     どうやらこの時点で「和音」について書く「話のネタ」は、暁さんの中で『完全に尽きて』しまっていたようですね。

    「気合を入れて書いた」とありますが、それで『燃え尽きてしまった』と言ってもいいかもしれません。

     そのことを端的に表しているコメントもまた、前回に見受けられました。


    暁>>未羽と澄美の行動パターンは作者の私にとっては(初恋の人を参考にすれば)簡単に思い浮かぶのです。
     (中略)
    >>では和音の行動はリアルの何かを参考にしたでしょう。
    >>その答えは何も参考にしていませんでした。
     (中略)
    >>なので、彼女(和音)の行動すべては私が想像力を絞り作ったものです。


      つまり。
      これを、ひとことで言えば。

    『想像力を絞り出してしまったために「和音」については、もう、これ以上書くことがなくなってしまった』

      もしくは。

    『想像力を絞り出さなければならないような、辛く、苦しい思いをしてしまったため、「和音」については、もう、これ以上書く気力を失ってしまった』

     おそらく、このどちらか……。

      いや。

     もしかしたら、その両方かもしれませんね。


     キャラを書く上において「和音」のように『絞り出す』じゃダメなんです。


     さきほど、暁さんもコメントされていたように「澄美姉」や「未羽」のように『思い浮かぶ』……。

      もしくは。

    『自然に湧き上がる』ようでなければいけないんです。

      なぜなら。

    「絞り出した」そのあとには、なにも『残らない』からなんです。

      ……実際。

     毎回、この感想文内で取り上げている『読み速の晒し企画』においては、その読者さんたちから『和音の話を増やしたほうがいいよ』というアドバイスがいくつも届けられておりました。

     僕も、その通りだと思っています。

      しかし……残念ながら。

     肝心のその「和音」は、暁さんの中では完全に『絞り尽くして』しまわれたようです。

      そして、それは。

     現在の物語の『和音が主人公なのにほとんど登場しない』状態をご覧いただければ、良くわかると思います。

     こんな状態のときに「大幅カットすべきでしょうか」とか言って「澄美姉」や「未羽」の出番を減らしたところで、いったい、それがなんになるのでしょうか?

      そして。

     それをやってみたところで、それは、ただ単純に『話数が減ってしまう』だけです。

     厳しいことを言うようですが、それでは、なんの『根本的な解決』にもなっていないのです。


      ……と。
      ここで、ですね。


     おそらく、作者の暁さんも、そして、こちらを読んでおられる読者さんも、

    「とりあえず、お前の言いたいことはわかった。
      じゃあ、どうすればいいんだ?」

     と、思われたのではないでしょうか?

      確かに、その通りです。

     ここで大事なのは「偉そうに人の失点を並べ立てる」ことではありません。

     さきほど述べた『根本的な解決策』を提示すること……これに尽きます。

     こんな、今まで無駄に長々と書き連ねてきたような、一見もっともらしいだけの「能書き」なんかじゃありません。

    「100の能書き」より『ひとつの解決策』です。


      と、そんなわけで……。


     僕の中で、この「解決策」は『ふたつ』あります。


      まず「ひとつめ」は……。


     暁さんが「和音」に対して『興味』と『愛着』を持てるような、そんな『キャラ付け』をしよう、です。

      要するに。

     現時点での問題点としては、暁さんがどうしても「和音」というキャラに『愛着』が持てない。

     その原因は、暁さんの好みと「和音」とが、まったくの『正反対』だから。

      それならば。

     その「好み」とは、また「別の方向」で、今までのコメント等を分析した上で暁さんの『愛着』が持てるような『個性』を追加してみよう……と、言うことなのですね。

      確かに。

     これが、小説家などの「文筆業」でお金をもらっているプロの方ならば、そのテーマに興味があろうがなかろうが、お仕事として請け負った以上は血を吐いてでも、それを期日までに仕上げなければいけません。

      ……しかし。

     あくまでこの『カクヨム』は『無料の小説投稿サイト』です。

      言うなれば。

    「書籍化作家」などの一部の方を除いて、その大部分は『素人』の方で構成されています。

      また。

     この作者である暁さんも、他の方に比べて『意識が高い』とは言え、やっぱり『素人さん』なわけです。

     そんな『素人』の人に、

    「いいから、興味の無いことでもムリヤリ書け」

     と、言うのは『無茶振り』以外のなにものでもありません。

     そんなの「プロの人」か「プロを目指す人」、もしくは『趣味についつい本気になっちゃう』僕みたいな人間がやればいいことだと思います。

      そこで。

     その「解決策」のひとつとして、「和音」に『愛着』を持てるような『キャラ付けの提案』をしてみよう、と、言うことなのですね。

      目標としては……。

     暁さんが「和音」のファンとなれるような、そんな『キャラ作り』ができたらと思っております。

     残りの文字数の関係で、この件についての詳しい話はまた「次回」にいたしますが……。

      だからと言って。

     ただテキトーに「和音」に暁さんの好きそうな『属性』をくっつけて、ハイ終わりにするつもりではありません。

     仮に「和音」を、

    『年齢を20代にして背丈を170cm以上に伸ばして太めのDカップになり銀髪を黒髪にしてカエル顔の動物好きでピアスつけたら気絶する』

     みたいなキャラにしても、暁さんからすれば「ふざけんな」と言いたくなりますよね。

     そんな安易なことは考えておりませんので、ひとまず、その点はご安心ください。


      そんなわけで、次回につづきますよ。
     

    作者からの返信

    かがみんさん、こんばんは。今回も長いコメントをくれて嬉しいです。というか、もうほとんどコメントだけじゃなくて、アドバイス、ひいては作品の分析や鑑賞になっていますね。作者の私の心理まで推敲されていますし。いや、この駄作も古典文学のように誰かに分析される日が来るなんて、思いもしなかったですよ。もしかするといつか国語の試験にこの作品が出てくる可能性もあるかもしれません。

    さて、挨拶はこれくらいにします。なんか最近私まで前置きが長くなってきましたね。今回はかがみんさんが覚えた違和感や問題点への返事を兼ねて、ヒロインズ三人とこれから登場予定の会長ちゃんの立ち位置について、話したいと思います。

    端的に言うと、和音は本物の家族で、未羽は好きな相手で、澄美は家族なのか親友なのかそれとも好きな異性なのか、どっちつかずの曖昧な存在です。そんなわけで、奏佑はヒロインによって、振る舞いや取る態度が違うことになります。もちろん、愛の形式もそれぞれの関係性によって異なります。

    和音は奏佑にとって母親以外にたった一人の家族です。和音がまだ眠っていた頃に、奏佑は必ず毎週お見舞いに行きます。しかし、和音が目覚めたことで、奏佑は今まで意識しなかったいろいろなことに気づきました。彼女に負い目を感じるなどの原因をはじめとして、奏佑は妹との接し方が分からない。その結果、奏佑は無意識に彼女から背を向けて、逃げるようになっていきます。これをどうやって解決するのがこれからの楽しみです(ここ大事)。

    私の中でも、奏佑の中でも、和音はこの作品においては一番大事な人物です。かがみんさんに「和音に愛が足りない」と感じさせてしまったのは、おそらく私がいつも姉への愛を語ることに反して、妹への愛を語ることがなかった、というのが原因でしょうか。なので、今までしなかった和音への愛をここに披露しようと思います。

    愛にはいろんな形があります。家族に対する愛情、異性に対する愛情、友達に対する愛情、どれもとても素晴らしく、それぞれに優劣がないと思います。和音への愛はまさに家族に対する愛情です。私は姉にいろいろな妄想をしますが、それと同じくらいに妹にもいろいろな妄想をします。特にエッチな妄想です。『春日野妹』みたいなやれる妹なんてまさに最高の存在です。そんな妹が欲しいです。早く私にください! あと、『ろまさか』の『湊ちゃん』みたいな妹も好みです。けれど、和音は違います。私の中では和音はエロゲやラノベによく出る妹じゃなくて、リアルに出る妹です。やってはいけない妹なのです。
    例えば、私には下記みたいな妄想をよくしています。
    奏佑が未羽とウブな恋人になって、はにかみながら手を繋いで、いつかキスして、最後は自分の部屋でおうちデートして。
    奏佑が澄美と禁断的な関係になって、照れながら手を繋がれて、いつかキスされて、最後は澄美のアパートでおうちデートして。
    こんな感じで未羽と澄美のシナリオに関わると、イチャイチャなイベントが必ず八割占めてしまいます。ちなみに、この二人がどんな形で初めてを捧げるのはすでに妄想済みです(余計な一言)。

    それに反して、和音への妄想になると、イチャイチャがほのぼのとなります。和音が甘えるように奏佑の懐で寝たり、一緒にお風呂う入って奏佑が頭を洗ってあげたり、お着替えを手伝ってあげたり、ほとんどこんな日常あるあるのシーンです。

    最後はこれから登場予定の会長ちゃんについでも少し話しましょう。本当はこのキャラを出すかどうかはとても迷っています。このキャラの立ち位置と言えばサポート役です。奏佑がなかなか澄美と和音のことを話したくなく、本来ならばこの役を未羽に任せたかったですが、未羽との関係がぎくしゃくになってしまったことに加えて、未羽はもともと気が弱く主体性がないので、その役に務まるわけがないかなと思って、新たにこの会長ちゃんを登場させようかと考えた次第です。やはり未羽に任せた方がいいかな。それで未羽の出番も多くなれるし。

    ちなみに、もしこの会長ちゃんも例の『嫁募集項目』に当てはまってみるとこうなります。

    ①20代     澄 ‐ ‐ ‐
    ②黒髪ロング   ‐ 未 ‐ 会
    ③カエル顔    ? ? ? ?
    ④Dカップ    澄 ‐ ‐ 会
    ⑤170cm以上 澄 ‐ ‐ ‐ 
    ⑥太め      澄 ‐ ‐ ‐ 
    ⑦動物好き    澄 未 和 会
    ⑧ピアスNG   ‐ 未 和 会

    顔については私みたいな考え方が浅い男になると、可愛ければどんな顔でもいいと思うので詳しく設定するつもりがありません。

    あと、なんとなく女はみんな動物が好きという偏見が私の中にあるので、全員が動物が好きということになりました。

    そして、身長についてですが、以前言ったように私は170㎝以下がいいと思います。なので、この項目も全員が条件を満たしています。

    和音:130㎝(まだ伸びしろがあります)
    澄美:167㎝ 
    未羽:157㎝ 
    会長:164㎝ 

    今回はここまでです、続きのアドバイスを心待ちにしています!


  • 編集済

    第9話への応援コメント

    ☆第6話☆
    【こんな姉なんかおらんわ】

     暁 一徹さん、おはようございます。

     毎度のことながら……。
     今回は特にですが、大変お待たせして申し訳ありませんでした。

      あと。

     先日は『物語の第15話』へのコメ返し、ありがとうございました。

     そちらへの返信と、もし、いただけるようであれば、今回のお話へのご意見へのコメ返しは『第16話』のほうでさせていただきますので、しばし、お待ちください。

      そして。

     前回からつづけてこの感想文を読んでいただいている『雪ひら』の読者さんがおられましたら、ありがとうございます。

     この部分ではじめて僕とお会いする方には、はじめまして。

     鑑ヶ原・水鏡(かがみがはら・みかがみ)と申します。

     気軽に『かがみん』って呼んでねっ☆


      ……さて。


     今回、(ようやく)『雪ひら』の『4人のキャラクターのメインルート』について、僕なりの『提案』とその『解説』をしていきたく思っています。

      ちなみに。

     その『4人のメインルート』とは、こちらになっております。
     

    ①妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート
    ②同級生・笹森未羽(ささもり・みはね)ルート
    ③義理の姉・松倉澄美(まつくら・すみ)ルート
    ④クラスメート・藤村知弘(ふじむら・ともひろ)ルート
      

     なぜ、今回、このようなお話をさせていただくかと言いますと……。


     現時点での「この作品の一番の問題点」として、作者の暁さんもおっしゃっていましたが、

    『作品の土台が固まっていない』

     ことが、挙げられています。


     もともと、この『雪ひら』という作品は、

    『①妹の和音や、②同級生の未羽がメインルート』

     となって、進む予定のお話でした。

     その件につきましては「あらすじ」や「キャッチコピー」を見てもわかりますし、なにより、

    暁>>現時点ではやはり『妹(和音)ルートをメイン』に、「未羽ルートをサブルート」にして書いていきたいです。

     と、このように、作者の暁さん本人が『前回のコメ返し』でそのように明言なされていました。


      しかしながら……。


     現時点では、「あらすじ」にさえ登場していなかった『③義理の姉・澄美』がメインとなって、物語を引っ張っていくような展開となっております。

     また、そうなることによって、読者さんが、

    『物語の内容にブレを感じてしまっている』

     事態に陥っているということは、これまで挙げてきた『読み速の晒し企画』での、他の読者さんたちの感想をご覧いただければ、おわかりになられると思います。

      そこで。

     僕は、前回の【感想の第5話】で、

    「『物語の基本方針』や『着地点』をあらかじめ決めておいてはどうか」

     という、提案をさせていただきました。


      言うなれば、『作品の土台作り』ですね。


     さきほど書いた『4つのメインルート』とは、それらの『基本方針』を反映させたものです。

      ……当然。

     その、それぞれの「メインルート」には、さまざまな『長所』もあれば『短所』もあります。

     今回、それらの『提案』や『解説』をさせていただくことで、作者の暁さんの『作品創りの手助け』となればと思っております。


      以上、よろしくお願いいたします。





    【4つのメインルートについての『提案』と『解説』】

      さて。

     これから、それぞれのキャラクターの「メインルート」について解説していきますが……。


      その前に、ひとつお断りを。


     前回の感想文で、この「メインルート」については、

    『ギャルゲーなら……』

     という、例えかたをいたしましたが、これは必ずしも『恋仲になる』という意味ではありません。

     それだと「①妹・和音ルート」はともかく、「④クラスメート・藤村知弘ルート」だと、一部の(腐れた)女性読者の方たちだけが、ウホウホお喜びになられるだけの展開となってしまいます。

     もちろん、現時点ではそうするつもりはありませんが……。

      ただ。

     僕もただの「一般人」であると同時に、面白いことが大好きな『物書きのはしくれ』でもあります。

     ついつい筆があさっての方向に走って、



    「奏佑、オレ……。
      気のない素振りはしてたけど……。

     実は3年間、ずっと、お前のこと見てた……」

    「バカ、やめろよ、知弘っ……!
     お前のそんな太いの、俺のここに入るわけがっ……!?」

     めりめりめりめりめり

    「「…………ん゛んっ♡」」



     みたいな展開に(面白かったら)してしまうかもしれません。 
     
      しかし。

     あんまり図に乗ってこんなことばっかり書いてると、「カクヨム」は『R15』までなので、その規定に引っかかって、その文章を「削除」しなければならなくなる事態も起こりえます。

     そうならないように「エロい部分」は、なるべく「控えめ」に表現するようにいたしますので、よろしくお願いいたします。





    ①妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート

    「ソウスケ、カズネ、イッショ。
      ユミモ、スミモ、イッショ。
     ズット、ズット、イッショ……」



      さて。

     それではさっそく『妹・和音ルート』について『解説』していきたいと思っているのですが……。


     またかよと思われるかもしれませんが、その前に、ひとつ、お詫びを。


     その『解説』についてなのですが……。

     最初はまず、各ルートの『長所』から挙げて、次に『短所』を提示し、そして、それについての『改善点』を提案していく形を取ろうと考えていました。


      ……しかし。


     作者の暁さんの、今までの返信や構想などを見ていくにあたって、この『和音ルート』には、ある『致命的な欠点』があることがわかりました。

      そして、それは。

     もしかしたら『和音ルート』自体が消えて無くなるかもしれないくらいの『根本的な欠陥』でもあります。

     ですので、今回はちょっと真面目なお話になりますが、よろしくお願いいたします。

     
      さて。


     さっそく、その『致命的な欠点』についてお話いたします。

     その『欠点』なのですが……。


     暁さん、あなた、もしかしたら「和音」というキャラに対して『あまり興味がない』のではないですか?

      もしくは。

    「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』のではないですか?


     僕自身も、暁さんに対して『とんでもなく失礼なこと』を言っているという自覚はあります。

      しかし。

     今までの暁さんの「コメ返し」などを拝見させていただくにあたって、どう考えてもそうとしか思えないような反応がいくつも見られたのです。


      まず。
     『和音に興味がない』という点について。

     
     今まで、暁さんには僕の「感想」や「(勝手にキャラを拝借した)小話」に、さまざまなコメントを返していただきました。

     その中には、失礼にもほどがあるような駄文もあったことと思います。

     しかし、そんな駄文にも、暁さんには丁寧にコメントを返していただき、非常に感謝しております。


      ……ただ、それだけに。


     そんな丁寧にコメントを返される方なのに、こと「和音」というキャラに対してだけは、『物語の主人公のひとり』であるにもかかわらず、ほとんど言及されていなかったんです。

     この一点は、以前から非常に気になっておりました。

     暁さんが「和音」についてコメントされたのは、プロローグでの読者さんからの感想で、


    ・渡会 宏 2019年7月27日
    >>和音ちゃんが可愛い(*´ω`*)

    ・作者からの返信 2019年8月7日
    >>かわいいですね!


      もしくは。
     『第8話』での感想文のコメ返しで。


    水鏡>>(和音の容態が急変して病院に駆けつける)この役目は、義母の「由美さん」におまかせしてもいいかもしれません。

    暁>>私もそういうつもりです。
    >>(奏佑と由美の)二人の間に若干わだかまりがあります。
    >>もし和音を通じてそれがなくなったらいいと思います。


     いろいろと探してみましたが、たったこれだけだったんですね。

      しかも。

     これ、「和音」というキャラの『中身』については、「かわいい」ぐらいしか触れていないんです。

      確かに。

    「和音」というキャラは『主人公のひとり』であるにもかかわらず、登場したのは、現時点で「全19話」中、たったの『3話』だけです。

      もちろん。

     たったこれだけしか登場していなかったために、おのずと、作者の暁さんが「和音」について語る機会がほとんどなかったんだろうな、というのは良くわかります。


      ……しかし。


     この、感想文の順番は前後いたしますが、『第15話』の感想欄で、暁さんへのコメ返しを書かせていただきました。

     そのとき、僕は、

    『奏佑が、和音にねこ耳をつけたら』

     という内容の小話を掲載させていただきましたが、それに対してもまったくの『無反応』でした。

      また。

     これだけではなく「和音」に関しては、僕は、

    『反抗期になって兄の奏佑に暴言を吐く』
    『後述のアメリカ海兵隊員のボブ兄貴と微笑ましい英会話をする』

     など、いくつか小話を書きましたが、それらに対しても、まったくの『ノーリアクション』だったのです。

      これは。

    『どんなキャラの話をしてもなんらかの反応があって、その裏設定まできっちり創り込んである』

     暁さんという方からすれば、とても信じられないことです。

     その「なんらかの反応」が特に強かったのが、主人公「奏佑」の義理の姉の「澄美姉」で、以前、『第8話』の感想欄で「澄美姉」を『海外留学』させてはどうかという提案をさせていただきました。

     僕はそのとき、それをテーマにして、

    『澄美姉がアメリカ海兵隊員のボブに寝取られる』
    『まったく、澄美のボディは最高だゼ! HA―HA―HA!!』

     という小話を書いたのですが、そのときの暁さんの反応が、


    暁>>いやいや。奏佑的にも読者的にも(ボブは)悪いやつじゃないんですか!? 
    >>そんな展開は一部の人を除いてだれも望んでいないんです!


      と、非常にアツいものでした。

     この物語の今の時点では「奏佑」と「澄美姉」が付き合っているわけではないので、「寝取られる」という表現は適当ではないのかもしれませんが……。

      まあ、それはともかく。

     この「澄美姉」というキャラに対しては、作者の暁さんの『愛』がひしひしと感じられたわけですね。

      しかしながら。

     なぜここまで、暁さんは「澄美姉」に対しては思い入れが強く、「和音」には興味がないのか。

     それを裏付けるものを、先日、発見いたしました。


      それは、暁さんの『Twitter』です。


    「2019年5月14日」の暁さんのツイートの内容は、このようなものでした。


    嫁募集
    ・20代
    ・黒髪ロング
    ・カエル顔
    ・Dカップ
    ・170cm以上
    ・太め
    ・動物好き
    ・ピアスNG

    身長は170cm以下でいい!
    《注》原文をそのままコピペしております


      ……さて。

     ここから読まれました読者さんには、不親切で大変申し訳ありませんが、「感想欄での文字数の制限」の関係上、それぞれの「キャラの容姿」については『物語の本編』のほうから確認していただくとして……。

      次に。

     この『嫁募集項目』をですね、本作品のヒロインの『和音・澄美・未羽』、この3人がどれだけ満たしているのか当てはめてみます。

     なお、当てはまった項目には、それぞれのキャラの「頭文字」をつけさせていただきました。



    ①20代     澄  ‐  ‐
    ②黒髪ロング    ‐  未 ‐
    ③カエル顔    ? ? ?
    ④Dカップ    澄  ‐  ‐
    ⑤170cm以上 澄  ‐  ‐
    ⑥太め      澄  ‐  ‐
    ⑦動物好き    ? ? ?
    ⑧ピアスNG   澄 未 和

     

     ③と⑦に関しましては、物語中にそれとわかる表現がなかったので、どのキャラも該当しませんでした。

      また、⑧につきましても。

     耳なり鼻なり舌なりに「ピアス」をつけていたら、おそらく、暁さんのきっちりとした作風であれば、そのような表現を書かれていたように思われます。

     しかし、こちらもそういう文章がなかったので、これに関しては『全員該当する』という扱いにいたしました。


      さてさて……。


     それを踏まえてみると……どうでしょうか?

     なんと「全8項目」中『5項目』も「澄美姉」が当てはまりました。

     そりゃあ、他のキャラとは「思い入れ」が違いますよね。

     だって、言うなら自分の『嫁』だもん。

      また、ですね……。

     この「澄美姉」というキャラクター、主人公・奏佑の「義理の姉」なのですが、それゆえか、これは本編のここより先のお話になるのですが、

    「ふふふ、甘えん坊なんだから~」

     と、そんなことを言って、夜にベッドの上で「奏佑」の頭をなでなでしながら「ひざ枕」をしてあげつつ、優しく「奏佑」の相談に答えるなど、『姉属性』の王道を行くキャラでもあります。

     その『第15話』における「ひざ枕シーン」の詳細さは、


    >>坂井令和(れいな) 2020年4月19日
    >>膝枕いいですよね。

    >>座っていると太ももの肉はつぶれて広がり、付け根あたりがより柔らかくなってくる。
    >>この感触がとても好きだ。←詳細でうけました!いいですね


     と、ほかの読者さんからも、感想欄でつっこまれていたくらいです。

     だって『第15話』の冒頭から「417文字」にわたって「奏佑」が『澄美姉のひざ枕』のすばらしさについて延々と語っているんですよ。

     これも、暁さんの『姉属性への思い入れの強さ』を表す証明になっていると思われます。

      また。

     その『姉属性』に対する「思い入れ」の強さは、暁さんの今までのコメントの、いたるところから感じ取ることができました。

     それが最も強く感じられたのが、こちらのコメントです。


    暁>>赤の他人ならともかく、(姉が)弟に裸を見せつけるくらい大したものじゃないです。
    >>というか姉たるものは弟に裸を見せるべきです。
    >>これが姉の義務です。

    >>冗談はさておき……


     それ、ただの「痴女」やないけ、というツッコミはさておき。

     これも感想文の順番が前後してしまうので恐縮ですが、こちらは『第15話』の感想欄での、暁さんの僕へのコメ返しの一文です。

     僕はこちらのコメントから、非常に強い「思い入れ」というものをビンビンに感じ取りました。

     どんだけ『お姉ちゃんスキー』なんですか、あなた。

      しかも、ですね……。

     今まで挙げてきたこれらのこと、悪く言うなら「ただの妄想」かもしれません。

      しかし。

     良く言えば、これは『イメージトレーニング』でもあります。


     これが、どういうことかと言いますと……。


     常日ごろから、上に書いたような、

    『キャラに対する妄想(イメージ)』

     を、繰り返していくことによって、物語を書くとき以外にも、

    『こういう状況なら、このキャラはこういう反応をするだろう』
    『こちらがこう言ったなら、このキャラはこんなことは言わずに、このような返事をするだろう』

     と、「シミュレート」する訓練に、自然となっているのです。

      これを。
      個人的には『反応の取捨選択』と呼んでいます。

     それが、そのキャラに対する『練り込み』、または『掘り下げ』にもつながっていくわけなのですね。


      たとえば、ですね……。


     これは僕の考えなのですが、さきほどの暁さんのコメント、

    暁>>というか姉たるものは弟に裸を見せるべきです。

     このあたりからイメージしていくとすれば、

    『奏佑、脱衣所でお風呂上がりの澄美姉に出くわしてドッキリ♡』

     と、いったような状況が思い浮かびました。


     たいがい、こういった場合、

    「ごっ、ごめんっ!!」

     って言って、あわててドアを閉めるのは男の「奏佑」のほうです。

    「んもぅ……。

     ダメだよ、奏佑。
     女の子が裸でいるところをのぞいたりなんかしちゃあ……♡」

     って、ドアを少し開けて、いたずらっぽく、くすくす笑ってくるのは女子の「澄美姉」のほうです。



    ☆今日のゆかいな小話☆
    【お風呂場で、バッタリでビックリそしてドッキリはラブコメの王道】

    「まったく、もう……」

     脱衣所のドアから顔と肩だけ出しながら、澄美姉は、俺にくすくす笑いかけて言う。

    「しょうがないなあ……。
     奏佑ったらほんとにスケベ、略して奏スケベなんだから……」

     「うっ、うるせえな……」

     澄美姉から目を逸らしながら、そう答える俺。

      ……しかし。

     澄美姉のタオルを巻いた頭からは、甘いシャンプーの香りが、俺の鼻をそっとくすぐるように漂ってきている。


     俺はそんな風呂上がりの澄美姉に、ふと、目をやってみた。

     
     熱を持っているのか、吐息をはぁっ……と吐き出している、紅(あか)い、小さな唇。

     つやつやで、ほんのり桜色に染まった、きめ細かい肌。

     ドアで、肝心なところが見えるか見えないかのギリギリのラインのところで隠れている、その大きな胸の谷間には、つっ……と、ひとすじの汗が流れ落ちている。

      そして。

     さっき、一瞬だけ目に入ったんだけれど、洗濯カゴの中には、薄い青色のお揃いのブラジャーとパンツが、今日もまた、そのまま入れてあった。

     数えたことはないけれど、たぶん100回以上、

    「あのなあ、澄美姉……。

     こういう下着とかは、ちゃんと洗濯網にまとめて洗濯機に入れといてくれよ」

      って、言ってるのに。

     澄美姉は「はいはい」とか聞き流して、反省する気は全くない。

      ……いや。
      って、いうか、むしろ。

    「ねえ、奏佑。
     お姉ちゃんの脱ぎたてパンツ……頭から、かぶってみてもいいんだよ。
     奏佑なら許しちゃう♡」

     とか、なんとか言い出す始末。

      バカ言うな。

     そんなことしてるとこ、もし誰かに見られようもんなら俺の人生終わるわ。

    「……ねえ、奏佑」

      と、そこへ。

     ふいに、澄美姉に声をかけられて、俺はあわてて答えた。

    「なっ、な、なんだよっ……?」

     「奏佑……」

     澄美姉はさっきよりも、もっと、熱っぽい息を吐き出すようにして、俺に言う。

    「お姉ちゃんの裸(こと)……。
      もっと、じっくり見てみる……?」

    「ばっ、ばかっ……!?
      からかうの、よせよっ……!!」

     澄美姉は、いつもこうやって俺のことをからかう。

     俺は、どうしてもまともに見られないけれど。

      ちら、ちら……と。

     少しづつ、澄美姉のほうに目をやりながら言った。

    「そ、それに、さ……。
      そういうのは、もっと、ほら……。

     大切な人だけに、見せるべきだろっ……!!」

    「たとえば?」

     「たとえば、その、ほら……。

       アレだよ、アレ……。

       か、かっ、か……。

      彼氏、とか……」

    「あたし、今、彼氏いないもーん」

     スネるように、ぶーと頬をふくらませてみせる澄美姉。

      そっか……。
      澄美姉、今、彼氏いないんだ……。

     って。

     なんで俺、ほっとしてんだっ!?

     べっ、別にっ、澄美姉(コイツ)に彼氏がいようがいまいが、俺には関係ないだろっ!?

    「奏佑……」

     「なっ、ななっ……なんだよっ!?」

     あたふたしている俺の左腕を、澄美姉は、ドアから少し身を乗り出して、きゅっ……と掴んできた。

      ……ってか。
      澄美姉、それ以上こっちに来ちゃダメだ!!

     大事なとこがいろいろ見えちゃうだろ!!
      それ危(ヤバ)いからっ!
     ヤバいやばいヤバいやばいヤバいっ!!!

    「……あのね、奏佑」

     そんなことを考えていると、澄美姉の俺の腕を掴む力が、きゅぅっ……と、強くなったのを感じた。

      気のせいか。

     澄美姉の手も、声も……。
     さっきよりも、ずっと、熱っぽくなったような気がする。

    「あたしにとって、奏佑は……。

     とっても……とっても、大切な人だよ……。

      だから……」

     そして、澄美姉は。

      その、熱く潤んだ瞳で……。

     俺のことをじっ……と、見つめながら、言ったんだ。

    「だから、お風呂場(こっち)で……。

     お姉ちゃんのこと、もっと、いっぱい……。

      見てくれたら、うれしいな……♡」





     ……ああ^~、いいっすね^~♡
     えっちぃお姉ちゃん、最高でございますですね。

      そして、なにより甘酸っぱい。

     僕、こんな展開が大好物なのでございます、はい。


    暁>>というか姉たるものは弟に裸を見せるべきです。


     この、暁さんの考え自体は、否定するつもりはありません。

      ……ただ。

     注文をつけるとするなら、裸を見せるのはいいのですが、そこにちゃんと『女の子の恥じらい』のようなものが欲しいわけです。

      今回の「澄美姉」の例で言えば。

     お姉ちゃんとして、なんとか弟の「奏佑」のことをリードしてあげたい。

      でも。

      裸を見せるのは……。
      やっぱり、ちょっぴり恥ずかしい。

     そこのところの、ドキドキと高鳴る心音が、つないだ手から伝わってくるような……。

     積極性はありながらも、やはりスパイスとして『羞恥心』は欲しいわけですね。

    『羞恥』こそ、人類の生み出した『エロスの極み』なのです。

     このような描写がさらに詳細にできれば、実に『最高のワンシーン』になると断言いたします。

      ちなみに。

     僕の場合、このあたりの「イメトレ」は脳内で『3分』で余裕でした。
      仕上げには『3日』かけましたけど。


      ……と。


     まあ、ここは、僕の「妄想コーナー」ではないので、ここまでにしておきまして……。


    (以前の、良くできたキャラは勝手に動くという僕の発言を受けて)

    暁>>(澄美姉は)本当に困るくらいに勝手に動き出すんですね。
    >>この弟思いのエッチなお姉キャラは。


     それもすべて、暁さんの日ごろの「イメトレ」の成果の賜物だと思われます。

     物語の中からも、その成果が如実に表れているシーンがいくつも見受けられました。

     さきほど挙げた「ひざ枕」もそうですが、


    ♡「澄美姉」の「奏佑」への『弟ラヴ』な行動一覧♡

    ・病院での帰り道「奏佑」と腕を組んでおっぱい押しつけてイチャつく
    ・「奏佑」が義理の母の「由美さん」と仲良さそうに話しているのを見て「むぅぅ……」と嫉妬する
    ・「奏佑」のスマホの待ち受け画面に自分の写真を設定して「彼女で~す♡」的なイタズラをする
    ・「奏佑」の部屋に枕を持って「来ちゃった♡」と、突撃訪問
    ・「奏佑」の弱いところを指でつんつん攻撃
    ・ベッドの上で、ひざ枕しながらいろいろと「奏佑」の人生相談をしてあげる
    ・ベッドの上でイチャイチャと押し相撲する
    ・最後は赤ちゃんのように「奏佑」に甘えさせながら、そのまま抱き合って、ふたりで寝落ち


      ……って。

     (いい意味で)ひどいですね。
     (いい意味で)『姉属性』に対する『欲望と煩悩と妄想』全開じゃないですか。
     さすがは『圧倒的正妻オーラ』を放つ『嫁候補』と、言ったところです。





      ……大変申し訳ありません。

     本来ならば、この項で『和音ルート』について詳しくご説明しなければならなかったところなのですが、「澄美姉」とのイチャイチャを書いていたせいで『文字数制限』を大幅に超えてしまいました。

     だから筆にまかせて書くなとあれほど言ったのに。

      ですので。

     このあたりのところは、また『次回の感想欄』に掲載したいと思っております。


      そんなわけで、つづきますよ。

    作者からの返信

     久しぶりです、かがみんさん。またコメントをくれて、ありがとうございます。もう、わたしがなかなか作品を更新しないせいか、もうかがみんにフラれたかと毎日布団の中で泣いていました。よかったね、また付き合ってくれて。

     返信したい(ツッコミたい)ところがたくさんありますが、今回はこの作品のキャラ(ヒロイン)作りや思い入れについてメインに書きたいと思います。

     この作品に登場するヒロインといえば、妹の和音、同級生の未羽、姉の澄美この三人です。和音はあるアニメキャラを参考に、未羽と澄美は現実の誰かを参考に作品に取り入れます。

     では一体誰を参考にしたかと言うと、端的に言いますと、未羽と澄美は二人とも私の初恋の人から生まれたキャラです。そんなわけで、この話を続けるにはその初恋の人を少し話さなければなりません。

     私の初恋の人はとびっきりかわいくて幼い顔をしている人でした。見た目は儚いほど綺麗で、胸もそこそこあって、外見に関しては本当に申し分のない人でした。しかし、学生時代の私は結構むっつりで、そんな素敵な彼女なのに、なんか何か物足りないなぁと思っていました。

     それはエロさ、つまり彼女の雰囲気があどけなさ過ぎで色気を感じないというわけです。それがむっつり気質だった私は年上の姉に憧れ始めたきっかけだと思います。

     そして、その初恋の人に、私はもう一つ不満なことがありました。それは性格のことです。彼女はとてもわがままでマイペースな女でした。私の言うことを聞かないし、いつも私の意に逆らいます。私の理想と言えば、おとなしく、落ち着きのある、もっと控えめな女性です。決してそんな明るく振る舞う元気な馬鹿ではありません。

     では、なぜそんな女が私の心を掴んだというと、それは、彼女が自分本位になるのは私の前だけでした。本当はちゃんと思いやりがある人で、時々損をしちゃう優しい女です。それに、彼女がイタズラするのは大体してもいい時で、私を悲しめるイタズラは決してしません。だから、その『あなただけが特別です』と言わんばかりの態度に、私は恋に落ちました。

     ここまで来て、恐らくかがみんさんもお気づきになったでしょう。そうですね、実は未羽と澄美は二人とも私の初恋の人と理想の人との組み合わせです。

     未羽は初恋の人から見た目を、理想の人から性格を。対して、澄美は初恋の人から性格を、理想の人から見た目を、という組み合わせです。
    こうなると、未羽と澄美の行動パターンは作者の私にとっては簡単に思い浮かぶのです。未羽ならとにかく作者の好みに合わせて行動すればいいし、澄みならそもそも初恋の人そのものです。

     余計な話になりますが、最初は未羽への思い入れが強かったです。澄美への思い入れが強くなりつつあるのは、恐らく初恋の人とはもう会えなくなったのが原因です。

     では和音の行動はリアルの何かを参考にしたでしょう。その答えは何も参考にしていませんでした。私には妹がいますが、彼女はとても元気な人で和音のように植物人間だったわけではありません。なので、彼女の行動すべては私が想像力を絞り作ったものです。

     一応見た目と性格は『ごち〇さ』の『チノちゃん』と『メ〇ドラ』の『カンナちゃん』をバクったのですが、バクりはバクりなのでさすがに行動パターンまで掴めるわけがありません。

     そういうわけで、私が「和音」というキャラに対して『あまり興味がない』、と言うより、「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』、と言った方正しいと思います。まあ、実際のところ、澄美ほど興味がないでしょと言われたら認めざるを得ないのですが……

     それに、今は出番少ないですが、和音を書くシーンに私は結構気合を入れていましたよ。特に第十話に和音が奏佑の顔に触れて何かを言おうとするシーンは私のお気に入りです。

     キャラの作りと思い入れについてはここまでです。あとはツッコミです。
     
     >>「バカ、やめろよ、知弘っ……!
     お前のそんな太いの、俺のここに入るわけがっ……!?」

    奏佑はウケだったんですね。私知りませんでした。

    >>「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』のではないですか?

    よく気づきましたね。理由はわかりませんが、とてもうれしいです。


    >> 僕自身も、暁さんに対して『とんでもなく失礼なこと』を言っているという自覚はあります。

    本当のことだし、決して失礼なことではないです。むしろちょっとだけ水臭く感じましたよ。

    >>『奏佑が、和音にねこ耳をつけたら』

     という内容の小話を掲載させていただきましたが、それに対してもまったくの『無反応』でした。

    本当はとてもかわいいと思いましたよ。返信しなかったのはロリコンやミミフェチだと勘違いされたくなかっただけです!

    >>『反抗期になって兄の奏佑に暴言を吐く』
    『後述のアメリカ海兵隊員のボブ兄貴と微笑ましい英会話をする』

    ここはね、私はただ『ボブ』の存在を知りたくなかっただけです。いやもう、うちの和音に手を出さないでくれる? このモブボブめ!

    >>「2019年5月14日」の暁さんのツイートの内容は、このようなものでした。

    よく去年のツイートを発見しましたね。幸いなことに私は変なツイートをつぶやいたことがありません。

    >>また、⑧につきましても。
    耳なり鼻なり舌なりに「ピアス」をつけていたら、おそらく、暁さんのきっちりとした作風であれば、そのような表現を書かれていたように思われます。

    奏佑はピアスNGと言うほどじゃないですが、どちらかと言うと女にピアスをつけてほしくないです。未羽はピアスをつけないですが、澄美は時々つけます。

    >>【お風呂場で、バッタリでビックリそしてドッキリはラブコメの王道】

    かがみんのゆかいな小話(『ボブ』以外)はいつも楽しく読ませていただきました。本当にうまいですね。私もそういう風に奏佑とヒロインの恥じらうところをうまく書きたいですが、読者をドキドキされる力はやはり足りていないです。


    さて、ツッコミはここまでです。返信を楽しみにしています!

  • 第15話への応援コメント

    ☆コメ返しいろいろ☆
    【「ねこまた娘」は日本では、江戸時代からつづく由緒正しい『萌え要素』なのですっ。にゃあ♥】

     おはようございます、「かが★みん」でございます。

     今回は、中の星を「☆」から「★」に変えてみたのですが、どうでしょうか?

     ……って、戯れにこんなことばっかりやってるから、すぐに文字の制限数を超えてしまうんですよね、反省(しない)。

      さて。

     先日はコメ返し、ありがとうございました。

     以前「第8話」のコメ返しで、

    水鏡>(コメ返しにコメ返しをやっていると)『コメ返しの応酬のまま』最後までいってしまいそうなので、そちらはまた後日、あらためてお返事いたしたく思っております。

     と、返信させていただきましたが、だからと言って、このまま、それに何も返さずにいるというのも、それはそれで、なんだか無粋な話というものです。

      ……そこで。

     今回、このように話の間を開けて、『物語の第15話以降』に暁さんへのコメ返しを掲載させていただくことにした次第でございます。

      そして。

     この「第9~14話」の間に、延び延びになってしまっている『〇〇ルート』の話をさせていただく予定です。

     今後、暁さんからいただいたコメントにつきましては、この『第15話以降』に掲載してまいりますので、なにとぞご了承ください。

      あと……ですね。

     この部分から読まれた読者さんからも、なるべく、話の流れがわかるような編集を心掛けていくつもりです。

     そちらもご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。



    【第7話『6月1日』分のコメ返し】

    暁>>これからはお言葉に甘えて、鑑ヶ原・水鏡さんを『かがみん』とお呼びします。

     ありがとうございます。

      ……しかし。

     あらためて、そう呼ばれると、ちょっと恥ずかしいですね。

     でも、めっちゃ嬉しいのです。



    暁>>実はかがみん(鑑ヶ原・水鏡)の名前を入力しているわけじゃなくていつもコピー&ペーストを利用しています。

     そんな楽をしてるなんて、僕に対して『愛』が足りないです。

     ちゃんと一文字一文字、『か・が・み・が・は・ら』って、丁寧に打ち込みなさいよ!!

     もう許せない! あなたがそうなったのもあの女のせいね!!

     あなたもあの女も殺して私も死ぬ、きぃーっ!!!


     ……と、理不尽なことを言って包丁振り回したりするのを『ヤンデレ』と言います(ヤンは病むですね)。

     現時点でのこの『雪ひら』では、「未羽」がそういうキャラになる危険性が一番高いようです。

     詳しく知りたいと思われましたら『SchoolDays』で検索されてみてください(ただし、閲覧注意です)。



    水鏡>(澄美姉がグラドルのアルバイトをしているという話を受けて)
    『愛しの奏佑くんへ捧ぐ ただいまお姉ちゃん、グラビア撮影Chu♡ だよっ!!』

    暁>>まさに私の発想とぴったりです。
    >>もしかしたら、私たちって結構気が合うかもしれません。

     そう言っていただけると、非常にうれしいです。

     やはり『エロ』に人種も国境も無いのですね。

     おっぱい。



    暁>>とは言え、あの時はどんな自撮りポーズがいいのか、まだアイデアがなかったです(私エッチな写真あまり見ないので)。
    >>なのでかがみんの『両腕で寄せて上げて、胸の谷間を作る』ポーズがとても素晴らしいと思います。

     このあたりの俗に言う「セクシーポーズ」は、「ヤングマガジン」や「ヤングジャンプ」などの、いわゆる『青年誌』に、「巻頭グラビア」として毎号のように載っております。

     特にこのふたつは、日本であれば、ちょっとお近くのコンビニに行けば必ず置いてあるようなメジャーな雑誌ですので、もし「澄美姉」にもっといろいろなポーズを取らせたいのであれば、参考にされてみてはいかがでしょうか。

     代表的なものとして、猫が伸びをしたような状態で、おしりを突き上げ、こちらを上目づかいで見つめてくる『牝豹のポーズ』とかですね、にゃあ♥

      しかし……。

     ふと、思ったのですが、こういう「水着姿の女子」の載っている雑誌が、ちょっと外に出ればいくらでも売ってあるんだから、日本ってすごい国ですよね。

     暁さんの故郷が、漢字文化圏のどこかは存じ上げないのですが、おそらく、地域によってはこういう「扇情的な雑誌」と言うのは『販売自体が禁止』されていることと思います。

      実際のところ。

     日本に来られた外国の方が、まずびっくりすることのひとつに、

    「こういう性的な雑誌がどこにでも売ってある」

     と、いうことが挙げられるそうです。

     暁さんも、来日されてそこのところを驚かれたかもしれませんね。


      ……ところで。


     話は変わりますが、僕には経験が無いので今ひとつピンとこないんですが、自分の親族がこういう雑誌に水着姿で載っているというのは、ご家族の方としてはどんな気持ちになるんでしょうね。


    「うひょ^~! お前の姉ちゃん、エッロいカラダしてんなあ♥」

    「おうおう、なんだよこのナマイキなおっぱいはよぉ!?
     ち〇ちん挟みたくって仕方ねえって乳してやがるぜえっ!!」


     とか友達に言われても、「う、うん……」とか「そ、そうだね……」とか、なんか、微妙な返事しかできないような気がします。



    暁>>私としては水着姿じゃなくて裸でやる方がさらに尊いです!

     それだと、グラビアじゃなくって違う撮影になってしまいます。AVかな?



    水鏡>僕の栄えある『萌え要素 第1位』は、ですね……。

    暁>>とても気になりますのでぜひ教えてください!

     そう言っていただけるのは、すごくうれしいのですが……。

      実を言うと。

     これに関しましては、お返事するのを大変迷いました。

      なぜなら。

     僕の『萌え要素 第1位』と『第2位』について、あれからいろいろと考えてはみたのですが……。


     この『萌え要素』、どこをどう考えても、この『雪ひら』という作品に絡ませようが無いんです。


     以前、この感想欄で書いた『僕の萌え要素』として、『第3位』に「泣きぼくろ」を挙げさせていただきました。

     この件に関しましては、作品内において『主人公の義理の母親』という重要な立ち位置なのに、その時点では外見上の特徴がほとんどなかった「由美さん」というキャラクターにおいて、

    『未亡人としての、そこはかとないエロスを表現する』

     という、「由美さん」の特徴に『アクセント』を加えるための理由付けがありました。

      つまり。

     ちゃんと、その『萌え要素』が『物語の内容に絡んでいた』わけですね。

     ありがたいことに、その「泣きぼくろ」は、今回『雪ひら』の修正版において採用していただける予定のようで、大変光栄に思っております。

      しかし、ですね……。

     さきほども書きましたが、僕の萌え要素『第1位・2位』に関しましては、これらは僕が何をどう、いくら考えてみても、『雪ひら』という作品に『絡ませることができなかった』のです。

      それどころか。

     これを絡ませてしまったら、今現在、この作品で問題になっている点、

    『物語の方向性がブレてしまっている』どころか、

    『まったくもって、内容が取り返しのつかないところにまで行ってしまう』

     に、どうしてもなってしまうのです。


      いちおう、ですね……。


     もはや、なんの説得力もないかもしれませんが、ここが『雪ひら』という作品の「感想欄」である以上は、物語に関係することを書かないといけません。

      しかしながら。

     その『1位・2位』の話をしてしまえば、おそらく、それだけでこの『1万文字』の「制限字数」は軽く超えてしまうと思います。

      しかも。

     それは『作品に関係ない話』な上に『どうしても物語に絡みようがない』お話でもあります。


      例えば、ですね。


     僕の『萌え要素 第4位』に『獣耳(ケモみみ)・ケモしっぽ』があります。

      ちなみに。

     僕は完全な『獣人愛好者(ケモナー)』ではありません。

     せいぜい「可愛い女の子に、ねこ耳ついてたらもっと可愛いよねっ♥」と、言った程度の『軽度』のものです。

      ですので。

     真剣(ガチ)なケモナーな方からすれば、『鼻で笑われるレベル』のものでしかありません(だから第4位に留まったんですね)。


     確かに、僕は動物の「もふもふ」は大好きなんですが……。


     それはあくまで「犬」や「猫」だから良いのであって、

    『獣が人の形をしている』

     のは、なんか違う気がしています。

    「それ、ただの毛深い人やん」って、思ってしまうのですね。

     なんでも、「しましまとらのし〇じろう」にもエロスを感じるぐらいでなければ、『本物のケモナー』ではないそうです。

     残念ながら、僕もその人生において「し〇じろう」は何度か拝見したことはありますが、『エロス』的なものは一切感じなかったので(と、言うより、そもそも幼児向け作品ですし)、おそらく、僕にはケモナーの資質がまったく無いものと思われます。

      ……と。
      まあ、それはともかく。

     今、挙げさせていただいた『ケモ耳・ケモしっぽ』なんかも、この作品にはどうやっても絡ませようが無いものですよね。

     その中でも、代表的なものとして『ねこ耳』がありますが、どういう話の流れになれば、それが出てくる展開になるのでしょうか。

     せいぜい、「奏佑」が妹の「和音」につけさせるぐらいしか思いつきません。




    ☆今日のゆかいな小話☆
    【奏佑・和音の『ねこ耳つけたら』】

    「さあ、和音……」

     俺は、買ってきた「ねこ耳カチューシャ」を、妹の和音に見せながら言う。

     和音の綺麗な銀髪に合わせた、ロシアンブルーという種類の猫の、色はグレーのねこ耳だ。
     和音の13歳にしては小柄な身体に合わせた、ちょっと小さめサイズでもある。

    「う、うん……。
     かずね、やってみる……」

     俺からそれを受け取った和音は、おそるおそる、頭にそのねこ耳カチューシャをつけた。

    「そ、そうすけ……。
     どう……かな……?」

     俺にそうたずねながら、和音は小首をかしげてみせた。


      ……うん。

      聞かれるまでもなく、可愛いッ……!!


     和音の小さな頭に、ちょこんと乗っかったねこさんの耳。

     俺のことを、じっ……と見上げてくる和音のその黒くて大きな瞳は、まるで甘えたい盛りの子猫のよう。

     その耳は、作りものにもかかわらず、今にもぴこぴこと動き出しそうだ。

      そして。

     その薄い青色のワンピースが可憐さを醸し出し、俺の和音は、今ッ……!!


    「ああ、和音……。
     すごく、すごく、いいよ……。

     どこから見ても、可愛さ全振りのねこまた娘だよ……」


     やはり俺の目に狂いはなかった。

     俺は、これを見るために生まれてきたのかもしれない。

     和音は声もまた、猫だけに鈴をころころと転がしたような優しい声をしている。

      ああッ……!

     今すぐ、その小さなのどを撫でて、和音をゴロゴロ言わせたァいッ……!!

      よし。

     これから和音がねこ耳つけたときは『かずにゃん』と呼ぼう。

    「和音、いや、かずにゃん……。
     とっても、よく似合ってるよ。

     だけど……」

      ただ。

     そんな和音(かずにゃん)にも、惜しい点が、ふたつあった。

    「まずは……」

     俺はかずにゃんのその、さらさらできらきらの銀色の長い髪を、優しく撫でながら言った。

    「まず、人間の耳のほうは髪の毛で隠してみようか。

     それだと、耳がよっつあることになってしまうからね……」

    「う、うん……」

    「あとは、ね……」

     長い銀髪で自分の耳を隠してくれたかずにゃんに、俺はつづけて言う。

    「あと、『どうかな?』じゃない。

     そこは『どうかにゃあ?』だよ。

     かずにゃんは今、ねこさんなんだからね。

     さあ、言ってごらん」

    「うん……。
     ど、どうか、にゃあ……?」

    「次に『にゃ~、に、にゅ~、にぇ、にょ~』って、言ってみて」

    「にゃ……にゃあ、に、にゅう、にぇ……にょ……?」

    「次は『ご主人しゃま~っ♥』だよ」

    「ご、ごしゅじん、しゃま……?」

    「最後は『和音(かじゅね)、いっぱい、いっぱい、頑張るのです、にゃ~♥』」

    「かじゅね、いっぱい、いっぱい……がんばるのです、にゃあ……?」

     そう言って俺を見上げながら、和音はまた小首をかしげてみせた。


     ぐッ、ぐわあァアァァァアアアッ――――ッツッツッツ!!!!????

     はっ、はッ、鼻血出たァアァァァアアアぁあァァァアあアッ――――ッツッツッツ!!!!!!!!!


      これがッ……!

     これが、日本の誇る最強の萌え妖怪『ねこまた』なのかッ……!!??

      実にッ……実に尊いッ……!!!


    「そうすけ……そうすけ……」


     気が、つけば。
     かずにゃんは、いきなり鼻血ブー噴いてぶっ倒れた俺の体を、優しくゆすってくれていた。

    「そうすけ、だいじょうぶ、しっかり」
    「……かずにゃん」

     そんなかずにゃんに、鼻血をだくだく出しながらも、俺は笑って言った。

    「奏佑、じゃない……。
     今は、ご主人しゃま、だよ……。

     でも……」

     そう言ったところで、かずにゃんにぐっ……と親指を立ててみせる俺。

    「でも、とっても、グッジョブ……だっ……!!」


      ああ……。
      俺の可愛いかずにゃん……。


     あ、そうだ。

     明日は「ねこしっぽ」をつけてみようね、かずにゃん……。

     お兄ちゃん、頑張ってお裁縫して、かずにゃんのスカートのおしりのところに穴を開けてあげるから、ね……。


    「ふにゃあっ!? ご主人しゃまぁ~……。
     しっぽ、さわさわしちゃダメなのですぅっ……♥

     かじゅね、とっても、とっても、しっぽは弱いのです、にゃあああっ……♥」


     ああ、かずにゃんにそんなこと言われたら、もうッ……!!

     それで出血多量で死んだとしても、お兄ちゃん、とっても、とっても本望だよ……。





      ……すみませんね。
      またこんなの書いちゃって。

     今度は「奏佑」が勝手に動き出しました。

     僕が「奏佑」を書くと、どうも『ムッツリスケベ』か『ただの変態』になる傾向があるようです、反省(しない)。


      まあ、そういうわけで……。


     僕の『萌え要素1位・2位』は、上の小話でもそうであったように、僕が『性癖を爆発させるスタイル』である以上、今後、必ずや「感想文」や「僕の作品」の中に出てくると思います。

      ただ。

     今は、そのときではない、と、いうことなのです。

      だから……。

     ゆっくりまったり待っててね、一徹しゃま、にゃあっ♥



    水鏡>(誤字を受けて)これはおそらく「こそこそ」ではなく『そこそこ』と使いたかったのではないでしょうか?

    暁>>はい。『そこそこ』を使いたかったです。
    >>最近自分の書いたものの読み返しをさぼり気味なので、ミスしてしまったことに気づきませんでした。
     
     海外から来ると、やらないといけないことが毎日いっぱいあって忙しいだろうからね、しかたないね。



    暁>>かがみんの次のコメントを楽しみにしていますが、どうか無理しないでください!

     ありがとうございます。

     暁さんもお忙しいとは思いますが、どうか、ご無理はされませんように。

     異国の地で生活されるというのは、それだけでなにかとストレスが溜まると思います。

     お仕事や日常生活で嫌なことがあったら、そんなときには思いっきり叫ぶとスッキリしますよ。

    「アッ――ッツ!!」とか、
    「マ゛ッ――――ッツッツ!!!」とか、
    「HA―HA―HA!!!!」とか、ですね。

     特に、横隔膜を動かすようにして『ア行』を叫ぶのがおすすめです。




     つづきまして。

    【6月15日】分のコメ返しです。


    暁>>久しぶりです、かが☆みんさん。
    >>パソコンが壊れてしまった暁一徹です。

     それは大変でしたね。

     と、いうことは、このお返事はスマホで打ち込んでおられるのでしょうか。

     長文になると、やっぱりキーボードがないと文字を打つのが大変ですよね。

     ですので、今回のこのお返事は、パソコンが直るか買い直すかされたあとで大丈夫です。 

     いつでもお待ちしておりますので、ゆっくり、どうぞ。


      ……あと。


     かがみん「さん」だなんて、水臭いこと言わないでくださいよ。

    『かがみん』でいいですよ。


      もしくは『かがみ様』と呼びたまえ。



    (松倉家が、諸事情を考えた上で相当な「お金持ち」ではないかという話を受けて)

    暁>>あくまで裏設定ですが、松倉家は金持ちです。
    >>(奏佑の義理の父の)哲也さんが若い頃立ち上げた会社を由美さんが受け継ぎ、それが原因で由美さんはいつも忙しいです。
    >>哲也さんの死に関してはまだ具体的な原因を考えていないですが、由美さんとはラブラブな夫婦だったので、本当は保険金殺人事件だったという展開があるはずがないと思います。

     ラブラブ……いいですね。

      僕も大好きです。

     いちゃいちゃは、心を潤してくれます。

     いちゃラブは、人類の生み出した状況(シチュ)の極みなのです。

     それなのに「保険金殺人」などと考えてしまった僕の心は、本当に激しく荒んでいると思います。

     誠に申し訳ない。


      ……それにしても。


     亡くなられた「哲也さん」は『社長さん』だったんですね。

     しかも「創設者」であれば、その日々のストレスは大変なものであったと推測できます。

     そんな「哲也さん」を支えてきたのが、妻の「由美さん」だったわけですね。

     前述の暁さんのコメントにもありました通り、ふたりが『ラブラブな夫婦』であったのなら、夜な夜なベッドの上でいろいろと語り合うことも多かったでしょう。





    ☆今日のゆかいな小話・2☆
    【「澄美姉」はこのとき仕込まれました】

    (哲也・42歳)「あにょねっ、あにょねっ、ゆみたんっ、ゆみたんっ、きいてきいてー!!」

    (由美・25歳)「なあに、どうしたの?」

    「あにょねっ、ゆみたん、ぼくねっ、おしごといっぱいがんばって、こんどねっ、あたらしいけいやくとれたんだよっ!」

    「まあ、すごいわね!」

    「んふふ~、でしょでしょ~っ♥

     だから、ほめてほめてー! あたま、なでなでしてー!!」

    「よしよし……あなた、よく頑張ったわね」

    「んもー、ゆみちゃあん……。
     ふたりっきりのときは『てつくん』ってよんでくんにゃいと、やーなのー!」

    「はいはい、てつくん、えらいえらい♥」

    「んふ~……♥
     ゆみたん、やさしーからだいしゅき~♥

     あにょねっ、それでねっ、ぼく、ゆみたんからごほーびがほしいなあ……」

    「ご褒美? なにが欲しいの?」

    「あにょねっ、ぼくねっ……」


      Prrrr…………


    「んもー!!

     なんでこんなとき、おでんわあゆのー!?

     ゆみたんとぼくのこと、じゃましちゃぷんぷんなのー!!


      ……あっ、部長からか。


    『はい、もしもし、私だが……。

     部長(キミ)か……どうしたんだい、こんな夜に。

     なに、新しいプロジェクトについて、いろいろと、相談したいことがある……だって?


      悪いが、今は仕事の話はノーサンキューだ。


     アフター5は仕事を忘れ、明日への鋭気を養う……。

     それが、ビジネスマンの仕事でもあるんだよ。

     しかし、キミも新しいプロジェクトを任されて、ついつい、不安になって私に電話してきてくれたんだろう……?


      頼りにされるのは悪い気はしない……。
      そこは、ありがとう。


     このことは、明日、会社でゆっくり話そう。

     大丈夫だよ……キミならできるさ。

     キミを信じる、私のことを信じてくれ。

     じゃ、今、由美(つま)とデート中なんでね……。

     また、明日、会社で……おやすみ』プツッ


    「よいちょっ……スイッチぷっちん。

     スマホしゃん、おねんねさせたから、これでもうだいじょうぶにゃの~♥

     ゆみたぁん、あにょねっ、それでねっ、ごほーびなんだけどぉ……。

     ぼくねっ、ゆみたんのねっ、おっきいおっぱいぱいをねっ、いっぱいぱいねっ、ちゅっちゅ~っ⤴ってしたいにょ~♥」

    「んふふっ……♥
     てつくんったら、ふたりきりになると、とたんに甘えんぼさんになるんだから……。
     
     いいよ、おいで」

    「わぁい、ゆみたんのおっぱいぱい、ちゅっちゅくちゅ~っ♥ すゆの~っ♥♥

     うまうまおいち~、にゃの~っ♥♥♥」





     わあ、おふたりとも、とってもラブラブ夫婦さんなんですね(白目)。

      それにしても……。

     読むと知能指数が著しく下がりそうな文章ですね、頭おかしくなりそう。


     ところで、さきほど、

    暁>>哲也さんの死に関してはまだ具体的な原因を考えていないですが……

     と、ありましたが、たぶん「哲也さん」、こんなふうに「お仕事」に「夜」にと、いろいろハッスルしすぎて、それで寿命が縮まったんだと思います。

      ちなみに。

     このときの行為がキッカケで仕込まれたのが「澄美姉」です(裏設定)。

    「澄美姉」がやたらエロいのも、これが原因かもしれませんね。


      あと。


     今回の小話、特に意味もなく『赤ちゃんプレイ』を書いたわけではありません。

     ちゃんと『第16話』で、「奏佑」と「澄美姉」がそのような行為をしていたのを受けた上で、なのです。

     たとえ血のつながりはなくっても、「哲也さん」のその『魂』と『熱い想い』は、ちゃんと「奏佑」に受け継がれています。

     おお、なんだか『雪ひら』という作品が『一大感動巨編』になりそうな予感がしてきましたよ。

     まさしく『雪ひらは人生』なのです。



      ……すみません。

     いろいろ書いてたら、この時点で制限字数を超えてしまいそうになっております。

     ですので、他の部分はひとことだけお返事を。



    暁>>あと、(澄美姉が)月に二、三回実家に戻るという頻度が確かに高かったです。
    >>修正するときは半年に一回に直します。

     また意見を採用していただけるようで、ありがとうございます。

     この帰省頻度なら、やっぱり「海外留学」になるでしょうか。



    (「和音」のお見舞いの役目は、義母の「由美さん」にさせてはどうかという提案を受けて)

    暁>>私もそういうつもりです。
    >>二人の間に若干わだかまりがあります。
    >>もし和音を通じてそれがなくなったらいいと思います。

    『家族の絆』というのも『雪ひら』のテーマのひとつですので、とても良いと思います。



    (「澄美姉」をアメリカに海外留学させた場合、海兵隊員の「ボブ」に寝取られた小話を書いた件について)

    暁>>いやいや。奏佑的にも読者的にも悪いやつじゃないんですか!? 
    >>そんな展開は一部の人を除いてだれも望んでいないんです!

    「ボブ」は『ナイスガイ』ですよ……たぶんね。



    (新キャラの生徒会長の件で、メガネと「生徒会」と書かれた『腕章』をつけてはどうかという提案を受けて)

    暁>>赤メガネに腕章ですか。なかなかいいですね。

     気に入っていただけたみたいで、ありがとうございます。



    (僕がちっとも作品を書けないという愚痴を聞いて)

    暁>>怒るわけありませんよ。
    >>ただ私書くのが遅くていつまで立っても作品を書き終えそうにないです。
    >>ここが一番心配しています。

    「書くの遅くて」ってことは、「書いてはいる」ということですね。

     心配すんな! 俺はまったく書いてないんだぜっ!!(すごくいい笑顔で)



      ……以上です。

     ほんとは、もっと詳しく書きたかったんですけど、ごめんね。

      では、またお会いしましょう。

    作者からの返信

    コメ返しありがとうございます、かが★みん。今回もコピー&ペーストです。いやほんとに便利なもんですね。コピー&ペースト。

    >>現時点でのこの『雪ひら』では、「未羽」がそういうキャラになる危険性が一番高いようです。

    『ヤンデレ』っていう属性は私にとって一番苦手な属性だと言えます。そんな女に絡まれたら人生の終わりです。いつ殺されるのか分かりませんし、なにより心臓の負担が大きいです。未羽をそういう女にさせないよう、奏佑に頑張ってもらわないと!

    >>それだと、グラビアじゃなくって違う撮影になってしまいます。AVかな?

    赤の他人ならともかく、弟に裸を見せつけるくらい大したものじゃないです。というか姉たるものは弟に裸を見せるべきです。これが姉の義務です。
    冗談はさておき、最近YouOubeで週刊プレイOーイの動画をたくさん見て勉強させていただきました。なんか露出度が高い割にあまりエロく感じませんね。エロさより可愛さの方が上回る感じです。一体なぜでしょね。

    >>その『1位・2位』の話をしてしまえば、おそらく、それだけでこの『1万文字』の「制限字数」は軽く超えてしまうと思います。

    それならしかたがありません。変なスイッチが入らないように今後はこの話を控えめにしましょう。

    >>そんな「哲也さん」を支えてきたのが、妻の「由美さん」だったわけですね。

    哲也さんと由美さんの夜の営み事情についではあまり触れたくはないですが、きっと人並みな平凡人よりはるかに激しい夜を堪能をしていましたよね。まあ、夫婦ふたりはそういう人間だったんですから、澄美もきっとその才能を多少受け継いでいるでしょ。澄美の彼氏になれる男は幸せな生活を遅れそうですね。

    今回はここまでです。おさらいになりますが、私本当にかが★みんの返信を楽しみにしていますよ。

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    第8話への応援コメント

    ☆第3~5話コメ返し‹その2›
    【ボブが勝手に動いたんです】

     おはようございます、「かが☆みん」でございます。

     とりあえず、上のあいさつが「ひらがな」ばっかりになってしまったので、アクセントのために真ん中に「☆」を入れてみたんですが、どうでしょうか?

      ……え?

     どこかで見た気がする……ですか?

     恐れながら、気のせいではないでしょうか。
     きっと、あなた疲れてるんだと思うの。

      さて。

     毎度毎度、お待たせして申し訳ありません。

     あと、先日は『コメ返しのコメ返し』ありがとうございました。

     本当なら、そちらのほうにもいろいろとお返事したいところなのですが……。

      ただ。

     それをやっていると『コメ返しの応酬のまま』最後までいってしまいそうなので、そちらはまた後日、あらためてお返事いたしたく思っております。

      それに。

     そういう『コメ返し』ばかりに終始していたら、そのうち「今度ご飯でも食べに行かね?」とか、作品の内容にまったく関係ないことを話し出してしまう恐れもあります。

     まあ、それはそれで楽しいとは思うんですけど、一応、ここは『雪ひら』という作品の『感想欄』なんで、内容に関することもせめて「3分の1」くらいは書いておきたいところです(少ねえな)。

      と、そんなわけで……。

     今回は『本編の第7話』からの、感想文のつづきです。

    『5月24日分』のコメント返しになります。

     よろしく、お願いいたします。


      ……あと、ですね。


     なんだか妙なタイトルがついていますが、気にしないでください。



    【5月24日 17:33分のコメ返し】

    水鏡>自分の「書きたいこと」を全部物語にブチこんでしまうと、今の段階からさらに視点があっちこっちに飛んだ、ただただ、『まとまりのない作品』が出来上がってしまうおそれがあります。

    暁(敬称略)>>まさにその通りです。やりたいことが多くて結局まとめなくなってしまいました。

     作品を通じて、やりたいことが多い。

     まさしく、これこそが作品を創り上げるための『原動力』ではあるのですが……。

      ただ。

     問題はその『原動力』が、どの「方向」を向いているかだと思います。


     自分が、その作品を『なんのため』に書いているのか?


     これは僕自身の例で恐縮なのですが、僕の場合は常に、

    『読者さんが見てどう思うか?』

     その点を意識して、文章を書くように心掛けてはいます。


     この『雪ひら』という作品を例に出して言うなら、やはり「キャッチコピー」や「あらすじ」から、

    『妹の和音をメインに置いた物語』

     この部分を読者さんも読みたくて、この作品のページを開いてくれたんだと思っています。

      ですので。

     なるべく、そこのところを意識しながら『メインの話を掘り下げた』話を書くようにしたいなと考えております。

      しかし……ですね。

     それはあくまで『建前』でしかなくって、結局は『自分のため』に書いている部分がほとんどです。


     これは以前、他の方の『読み速の晒し企画』でも書いたことなのですが……。

     あんまり読者さんなどの『他人の目』を気にしすぎると、今度は、

    「あれ……?
     俺、何のためにこの作品書いてんだっけ……?」
    「俺の書きたい話って、こんなんだったっけ……?」
    「てか、なんでこんな面倒くさいことしてんだ、俺?」

     って感じで、作品を創り上げるための『原動力』自体が削がれてしまう結果にもなりかねないんですよね。

     言うなら『熱が冷めて』しまうんです。

      でも。

     やっぱり作品を書いた以上は、読者さんに読んでもらいたい。

     そのためには、読者さんの目を意識する必要がある。

     そうしなければ、ただただ『独りよがり』の文章を垂れ流してしまう恐れがある。

     そんな作品は、まず、誰も読んではくれない。

      ……ただ。

     それを意識しすぎると、さきほど書いたように創作の『原動力』そのものが削がれてしまう……。


     ごく一部の人を相手にしているような「芸術作品」ならともかく、人に読まれることが前提の『小説』や『マンガ』を創作する上においては、このあたりの『矛盾』した部分にどう折り合いをつけていくかが肝心、だと思います。


     結局は「自分の書きたいこと」と「読者さんの読みたいもの」が『完全に一致』したら、それが『最強』なんじゃないかな、とは思っているのですが……。

     そのためには、僕自身まだまだ『勉強』と『研究』が足りていないように思えます。

      なんにせよ頑張ります、はい。



    暁>>かなり先の話ですが、もし続編があれば、姉(澄美)をメインに書きたいです。

     やりたいこと、作品を書きあげてみた結果、

    『面白いんだけど、本編の内容にそぐわないエピソード』
    『本編の内容が、あさっての方向に飛んで行ってしまうような展開』

     が、いくつか出てくるとは思います。

     そのあたりの話を、暁さんの言う『続編』や、もしくは『ifルート』として使ってみるのもいいかもしれませんね。

     正直『澄美姉ルート』はめっちゃ読んでみたいですね。

     てか、今、読みたいです。



    暁>>現時点ではやはり妹(和音)ルートをメインに、(同級生)未羽ルートをサブルートにして書いていきたいです。
    >>作品を修正する際には姉(澄美)の魅力や個性を壊さないように、初登場を遅らせたり、出番を減らしたりするつもりです。
    >>その代わりに、いざ出番がくると、圧倒的なオーラ(正妻オーラ的な?)を他のキャラに見せつけます。

     それを考えると『本編の第5話』で、上京した「澄美お姉ちゃん」が、

    >今は月に二、三回実家(札幌)に戻ってくる。

     と、ありましたが……。


     これは、かなり多すぎかもしれませんね。


     日本は小さい国とはいえ、『東京』と『札幌』といったら、かなりの『遠距離』です。

      また。

     おそらく「澄美姉」はそのときの移動には『飛行機』を利用していると思われます。

    「時期」や「空席状況」にもよるのですが、『東京~札幌間』の「エコノミークラス」で検索してみたところ、この場合の『片道運賃』は、

    『約3万~3万5000円』でした。

      つまり。

    「澄美お姉ちゃん」は、移動だけで『月に10万円』以上使っていることになります。


     これは、ゲスな話で恐縮なんですが……。


     おそらく「澄美姉」が学費がバカ高い「東京の医科大学」に通っていることも考えると、『松倉家』は相当な「金持ち」であることがうかがえます。

     札幌の『松倉家』は、地元では知らない人がいないくらいの『資産家』なのかもしれません。

      もし、そうでなければ……。

     義母の「由美さん」の旦那さんである「哲也さん」は、すでにお亡くなりになっているそうなんですが、そのときに『多額の保険金』でも入ってきたんでしょうか。

     それならそれで。
     なんだか、すごくあやしげなにおいがします。

      少し、前に。

     それぞれのキャラクターに応じた『○○ルート』を作ってみてはどうか、という提案をさせていただきましたが、新たに『❺義母・松倉由美ルート』を作るとしたら『推理小説』的な展開になるかもしれませんね。

    「なぜだ……?
     由美さんの旦那さんが亡くなったあと、松倉家の羽振りが相当良くなっている……。
     妙だな……」

     どうやら、名探偵のコ〇ンくんの出番のようですね。

     もし、これが「由美さんの保険金殺人」によるものだったとしたら、苗字が『松倉(まつくら)』だけに誰も救われない『真っ暗』な展開になりそうです。



    暁>>作品を修正する際には姉(澄美)の魅力や個性を壊さないように、初登場を遅らせたり、出番を減らしたりするつもりです。

     少し、話を戻しますが……。

    「澄美お姉ちゃん」が『札幌』と『東京』と離れていて、

    >今は月に二、三回実家(札幌)に戻ってくる。

     と、言うのは、かなり『戻り過ぎ』です。

    「澄美姉」、どんだけ弟の「奏佑」に会いたいのでしょうか。

      また。

    >そして姉が上京したことによる『寂しみなどの困難』を乗り越えることをテーマにして……

    『読み速の晒し企画』での紹介文にもこうありましたが、「澄美姉」がこれだけ戻ってきてくれてるにもかかわらず『寂しさ』を感じているなんて、「奏佑」はどんだけ『寂しがりや』なんでしょうか。

    「奏佑」は「ウサギさん」かなんかなの?

      ……確かに。

     前にも書きましたが、「奏佑」は子供のときに『母親に捨てられたという』過去があるので、必要以上に『寂しがりや』になるのはわかるのですが……。

    暁>>いざ出番がくると、(澄美は)圧倒的なオーラ(正妻オーラ的な?)を他のキャラに見せつけます。

     ……って、ゆうか。
     そんならお前ら、もう結婚しちゃえよって感じですね。
     ほんとに『正妻』にしちゃったらどうでしょうか。


      まあ……それはともかく。


    暁>>作品を修正する際には姉(澄美)の魅力や個性を壊さないように、初登場を遅らせたり、出番を減らしたりするつもりです。

     こちらの、暁さんのコメントを活かした提案をするなら、

    『澄美姉はアメリカに海外留学していて、「年に1~2回」しか帰れない』

     という設定ではどうでしょうか。

     これなら「奏佑」が「寂しさ」を感じるのは自然ですし、おのずと「澄美姉」の『出番も減らせる』と思います。

      また。

     おそらく、作者の暁さんも、現在故郷を離れて日本で生活なされていると思いますので、同じ立場である「澄美姉」の心情についても、詳しく描写できるのではないでしょうか。

      ……ただ。

     この設定の場合『物語の第5話』で、妹の「和音」の容態が急変したときに『誰と病院で顔を合わせるか』という問題が出てきます。

     海外留学していたら、連絡を受けてから『1日やそこら』で日本に戻ってくるのは、さすがに不可能だと思いますし。

      ……そこで。

     この役目は、義母の「由美さん」におまかせしてもいいかもしれません。

     相手が「義母」ということであれば、いかに「奏佑」が重度の「ムッツリ人間」であろうと、今、問題になってるエロい表現に『歯止め』がかけられると思います(これで歯止めをかけなかったら、ただのエ〇同人になってしまいます)。

      また。

    「由美さん」も「奏佑」と「和音」の『育ての母親』という重要な人物であるため、これをキッカケに『人物の掘り下げ』ができるかもしれません。


      ……しかし、ですね。


     仮にですが、暁さんがそういう展開に修正したとしましょう。

     しかし、そうなると今度は、

    『澄美姉の魅力や個性が薄くなりすぎてしまう』

     という、問題が出てまいります。

     言うなら『澄美が由美に食われる』という事態が発生するおそれがあるのですね。

     そうならないように、「澄美姉」には「少なくなった出番」においても、できるだけ『インパクト』が欲しいわけです。


      では、どうするか……?


     ここで出てくるのが、今回の「タイトル」にも書きましたが『ボブ』です。

     さきほど「澄美姉」に『アメリカに海外留学』させてはどうか、という提案をいたしました。

     留学の理由としては、

    『妹の和音の原因不明の病気を治すために、先進医療国であるアメリカの医科大学に留学した』

     と、いったところで良いかもしれません。

     そういう事情を踏まえた上で、月に1~2回ほど「澄美お姉ちゃん」は、アメリカから「奏佑」に『テレビ通話』をしてくるのですが……。



    『ハァイ☆ 奏佑っ、元気にやってる~っ!?

      お姉ちゃんだよっ!!

     カリフォルニアは今日も太陽さんさんっ♪

     とってもいいお天気だよっ!!』

    『HA―HA―HA!!!

     HEY! ソースケ!!
      ユーがスミのリトルブラザーかいっ!?
     まずはっ! あいさつがわりに見てくれよっ!!

      このオレのっ!
       ブラックでっ!
      パワフルなっ!
       大胸筋をォっ!!!

     コイツをどう思うっ!?
      HA―HA―HA!!!』

    『あ、紹介しとくね。

     彼、あたしのボーイフレンドのボブ。

     アメリカの海兵隊員で、とってもマッチョな黒人さんだよっ♡

     ちなみに、一番最初に覚えた日本語は「筋肉」だよっ☆』

    『HA―HA―HA!!!

      ハァイ! ソースケ!!
      アイム・ボブ!!!

     ユーのシスターのボディ、ベリーグッフィーリング!
     イッツ「オレに良し」だゼッ!!!

      さァ、マイハニー、スミっ!

     ソースケのニューファミリー、レッツメイキング!!
      HA―HA―HA!!!』

    『家族が増えるよ、やったね奏佑♡』

    『HA―HA―HA!!!』
     
     
     
     ……すみませんね。
     また、こんなの書いちゃって。

      でも。

    暁>>(澄美姉は)本当に困るくらいに勝手に動き出すんですね。この弟思いのエッチなお姉キャラは。

     と、暁さんもおっしゃっていたように、僕にとってもこの「ボブ」というキャラは、困るくらいに勝手に動き出してしまったんですねHA―HA―HA!(とりあえず笑ってごまかす)

      ちなみに。

    「奏佑」へのあいさつを見てわかる通り、「ボブ」は悪い奴じゃないです。

      むしろ。

     荒くれ者の多い「アメリカ海兵隊員」の中では、比較的「ジェントルマン」の部類に入るのかもしれません。

      ……しかし。

     どういうわけだか、凄まじい『ネトラレ感』がしますね……なんでなんでしょうか?

      あと。

     暁さんにとっては『200%』ぐらい無いとは思いますが、この作品で「ボブ」というキャラを出していきたいというのであれば、いずれ、妹の「和音」と「ボブ」が顔を合わせることもあるでしょう。

      そうなると……。

     意外と、無邪気な「和音」と、陽気なアメリカンである「ボブ」とは、お互いに相性が良さそうな気がします。
     
     
     
    『HEY! カズーネ!!

     オレのっ!!
      このっ!
     上腕二頭筋を見てくれよっ!!!

     ルック マイ マッスルズ!!!』

    「おー! べりー すとろんぐ らいとあーむぅ♪」

    『OK! カズーネ!!
      グーッ! ベリーグッ!!!
     HA―HA―HA!!!』

    「はーはーはー!!!」
     
     
     
     ……なんなんでしょうか、この会話。

     でも、こんな展開になったら、なんだか微笑ましいですね。


      まあ、そんな「ボブ」はともかく……。


     紹介文にもあったように「奏佑」に『寂しさ』を感じさせたいのなら、「澄美姉」が遠くで暮らしているだけではなくって、『恋人がいる』という設定も加えてみても良いかもしれません。

      その上で。
     
     
    「うわーん! 澄美姉ー!! 
      未羽にまたフラれたよー!!!
     あんな思わせぶりな態度取っといてひどいよー!!!
      女ってワケわかんないよー!!!」

    『あの……あたしも女なんだけど』
     
     
    「すっかり和音が反抗期だよー!!
    『話しかけんなクソアニキ』とかいってるよー!!
     お兄ちゃん悲しいよー!!!
      女って怖いよー!!!」

    『あのさあ……。
     あたしも一応、女の子なんだよねー(スネながら)』
     
     
     と、このように、月イチの「澄美姉」とのテレビ通話のときなどに、「奏佑」に現在の『悩みの相談』をさせてはどうでしょうか。


     これによって期待できる効果は……。

    ①「奏佑」に「悩み相談」をさせることで、現在の『状況』を読者さんに説明できる

    ②『物語の第16話』のときのように、「澄美姉」に「アドバイス」を送らせ、物語の『今後の方針や目的』を指し示すことで、「澄美姉」の『キャラとしての重要度』が増す

    ③しかし、やっぱり遠くに離れて暮らしているわけなので、おのずと「澄美姉」の『出番は抑える』ことができる

     ……と、いったところでしょうか。


     イメージとしては『バラエティ番組のナレーション』みたいな立ち位置ですかね。

     あくまで番組のメインは『出演者たち』ではありますが、『ナレーション』もまた『司会進行役』として、なくてはならないものであります。

      しかし。

     それなら、義母の「由美さん」に相談すればいいんじゃないか、という意見も出てくるかもしれません。

      です、が……。

     単純に「由美さん」はお仕事が忙しそうなので、「奏佑」の性格的にも「由美さん」に相談するのは、つい遠慮してしまうのではないでしょうか。

      それに。

    『年齢が近いほうが相談しやすい』と、いうところもあると思います。

    (ボブはともかく)ぜひ、参考までに……。
     
     
     
    水鏡>『4人のキャラクターのメインルート』について、僕なりの「提案」とその「解説」をしていきたく思っております。

    暁>>楽しみにしています。
    >>とても残念な話ですが、実はもう一人大事な脇役キャラがいます。
    >>それはこれから第19話に登場予定の生徒会長(また女)です。
    >>とは言え、彼女はあくまで物語を進めるための脇役で、話の焦点をずらしたりしないはずです。
    >>そう信じて……います。

     提案します。

     ここで、暁さんの以前おっしゃっていた『赤メガネ』を投入しましょう!!


     とりあえず、現段階でわかっている「生徒会長」の特徴と言えば……。


    >腕組しながら不機嫌オーラを漂わせてくる。それは間違いなく生徒会長の姿だ。
     恐らく今日の生徒会会議に遅刻している俺(奏佑)を捕まえに来たのだろう。【本編第2話】

    >「秋林(奏佑)、あんたはちょっと待ちなさい!」【本編第3話】


      ……さすがですね。


     描写自体は現時点で非常に少ないのですが、ちゃんとその行動の『ツボ』を押さえた表現をされているおかげで、たったこれだけでも「生徒会長」が『強気キャラ』なのがよくわかります。

      ですので。

    『赤色』というのは、主に「情熱」などの激しい感情をイメージさせるので、基本強気な「生徒会長」に『赤メガネ』をかけさせたら、しっくりくるのではないでしょうか。

     もちろん、左腕には「生徒会」と書かれた『腕章』は必須です。

      しかし……。

     ひとつここで、問題が出てまいります。

      それは。

    「澄美姉」のときのように『キャラが勝手に動き出すかもしれない』と、いう点です。

     これは、暁さんの「能力が高すぎる」が故に起こる危険性があるもので、「生徒会長」もまた、書いているうちにいい感じに動き出してくれることもあると思います。

      です、が……。

    暁>>彼女(生徒会長)はあくまで物語を進めるための脇役で、話の焦点をずらしたりしない『はず』です。

     暁さんもこう危惧しておられるように、気が付けば「生徒会長」を動かしているうちに、キャラが立ってしまって物語が『あさっての方向』に行ってしまう恐れもあります。


     ここで。

     だからこその『メガネキャラ』なのです!!


    暁>>その理由はメガネっ娘が私の好みじゃないからです。
     (中略)
    >>なぜなのかは知りませんが、リアルならそこそこ好きなのに(特に赤メガネ)、漫画やラノベの話になると、メガネっ娘に抵抗があります。


     前回の『コメ返し』で、暁さんはこのように返信されていました。

      ですので。

     あえて「メガネ」という自分の『好みでない属性』を加え、そのキャラの思い入れに「歯止めをかける」ことで、

    『脇役としての役割を全うさせることができるのではないか』

     と、考えた次第なのです。


      ……あと、ですね。


     現時点で、この「生徒会長」の名前は出てきていませんが、『脇役』として最後まで行ってもらう予定であるなら、これもあえて『名前はつけないほうが良い』かもしれません。

      なぜなら。

     名前をつけてしまうと、どうしても、そのキャラに『感情移入』してしまうのですね。

      なので……。

     このまま最後まで『会長』で通すか、もしくは、どうしても物語の展開上、名前をつけなければいけない必要性が出てきたら、

    『青都海・千代(せいとかい・ちよ)』

     と、いう感じの、「5秒で考えた」ような『雑』な名前を付けておいたほうが良いかと思われます。


      ……ところで。


     これは「余談」になりますが、

    暁>>それはこれから第19話に登場予定の生徒会長(また女)です。 

     暁さんからこのような返信を受けて、この「生徒会長」をどんなキャラにしてみたら良いか、いろいろ考えたりもしてみました。


    ・「奏佑」と他の生徒会役員の「男子」が話しているのを見て『美少年どうしのカップリング』を妄想したりする。

    「実にッ! 尊いッ!!」(口グセ)

     そのときは、メガネがギラリと光ります。
     たまに鼻血も出します。
     いわゆる『腐女子』ですね。

    ・または、昔の「少女マンガ」の王道的表現で、メガネを外すと『超絶美少女』になる。
     顔の骨格や体型や性格さえ変わる。

      ……しかし。

     これらのような、無駄に濃ゆい『キャラ付け』をおこなうと、それこそ暁さんの危惧しておられる、

    『物語があさってのほうに行ってしまう』

     恐れがあるのですね。


    『脇役に関してはキャラ付けはほどほどに……』と、言ったところでしょうか。

     お気を付けください。
     
     
     
    水鏡>現時点で、この【第3~5話】だけで『1万7000文字』を超えてしまいました。

    暁>>全部合わせてもうこの作品より(現時点で41,801文字)字数が多いじゃないですか? 作品書くのを頑張らないと!


     うわ、怒られた、ごめんなさい。

      しかし……すみません。

     やっぱり、こういう「コメ返し」みたいな『相手からの反応がある』ものというのは、書いていて非常に楽しいんですね。

     気が付けば「4~5000文字」くらい平気で書いてたりするときがあります。

     この「コメ返し」もまた「10000文字」を超えそうなので、現在、本文のところどころを削っているほどです。

      ほど、なんですが……。

     それは逆に言えば、反応があるかどうかわからない『自分の作品』とかだと、どうもさっぱり書く気が起きないんですよね。

     1日に「3行くらい」書ければいいほうなんです。

      もし。

     ここが『小説家になろう』なら、『メッセージ機能』というものがあって、他の作者さんや読者さんたちと『個人的』にメールのやりとりをすることができます。

      それで、できれば……。

     その「メッセージ機能」を使って、発表する前に今、書いている作品を誰かに読んでもらって、『感想』や『直したほうが良い部分』などを聞いておきたいと思ってもいます。

      それに。


     やっぱり『誰かが読んでくれる』と思うと、おのずと『創作意欲』というものが湧いてくるものですしね。

      ……しかし。

     ここは『カクヨム』ですので、他のサイトである『なろう』のことを持ち出しちゃいけません。

     まあ、今のところは「自力」で「モチベーション」上げて頑張るしかないのかなー、なんて、思っております。

      それに、なにより。

     この『雪ひら』の「感想文」も、いまだに終わってないですしね。

     今はとにかく、この「感想文」の『完走』を目指します、はい。
     
     
     
      ……以上です。

     今回もまた、グダグダと長文失礼いたしました。

     次回は、延び延びになっている「4人のキャラクター」の『○○ルート・○○エンド』について『解説』していければと思っております。

     その掲載がいつになるかはわかりませんが、なるべく早くお届けできるようにいたしますので、しばし、お待ちくださいませ。


      ……あっ。


     もう、制限字数ギリギリなんで、これ以上書き込めない!

     どうしよう!!


      えーと……。


     じゃ、まったね~♡(現在、約9990文字)

    作者からの返信

    久しぶりです、かが☆みんさん。パソコンが壊れてしまった暁一徹です。

    >>おそらく「澄美姉」が学費がバカ高い「東京の医科大学」に通っていることも考えると、『松倉家』は相当な「金持ち」であることがうかがえます。

    あくまで裏設定ですが、松倉家は金持ちです。哲也さんが若い頃立ち上げた会社を由美さんが受け継ぎ、それが原因で由美さんはいつも忙しいです。哲也さんの死に関してはまだ具体的な原因を考えていないですが、由美さんとはラブラブな夫婦だったので、本当は保険金殺人事件だったという展開があるはずがないと思います。

    あと、月に二、三回実家に戻るという頻度が確かに高かったです。修正するときは半年に一回に直します。

    >>この役目は、義母の「由美さん」におまかせしてもいいかもしれません。

    私もそういうつもりです。二人の間に若干わだかまりがあります。もし和音を通じてそれがなくなったらいいと思います。

    >>「奏佑」へのあいさつを見てわかる通り、「ボブ」は悪い奴じゃないです。

    いやいや。奏佑的にも読者的にも悪いやつじゃないんですか!? そんな展開は一部の人を除いてだれも望んでいないんです!

    >>もちろん、左腕には「生徒会」と書かれた『腕章』は必須です。

    赤メガネに腕章ですか。なかなかいいですね。

    >>うわ、怒られた、ごめんなさい。

    怒るわけありませんよ。ただ私書くのが遅くていつまで立っても作品を書き終えそうにないです。ここが一番不安なんです。

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    第7話への応援コメント

    ☆感想・第3~5話コメ返し‹その1›
    【マジでメッセージ機能が欲しい今日この頃です】

     暁一徹さん、先日は返信ありがとうございました。

     あと、返信お待たせしてしまって、大変申し訳ありません。

      本来なら。

    『物語の第5・6話』の、感想文の返信をしていただいたところに、お返事するのが良いとは思っておりました。

      しかし。

    「カクヨム」の感想欄では、「ひとりの人間」が「ひとつの話につき」コメントを送信できるのが『10000文字以内まで』という「仕様」のため、これ以上、そこにお返事を書き込むことができませんでした。

     ですので、こうして別のお話のところでコメ返しをさせていただきます。

      できれば。

     こういうコメ返し等は、他の読者さんの感想の邪魔になるので、個人的に「メッセージ」として送りたかったのですが、どうやら「カクヨム」にはそういう機能がないみたいですので……。

      そんなわけで。  

     ここから感想を読みはじめた読者さんからすれば「なんだこりゃ?」と思われるかもしれませんが、なにとぞご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。


     まあ、仕様だから、しようがないよね(うわーおもしろーい)。



    【5月23日 0:11分のコメ返し】

     まずは、こんな夜遅い時間にコメント下さって、ありがとうございました。

      でも、夜ふかしには気をつけてね。

     お肌荒れちゃうし♡



    >>鑑ヶ原・水鏡(かがみがはら・みかがみ)さん

     こんな、読みづらいペンネームでごめんね。

      ……ただ。

     個人的には『墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)』くらい言葉のリズムがいいので、気に入ってはいます。


      あと……ですね。


     名前の母音に『ア行』が多いと、人に『明るいイメージ』を与えるそうです。

     声優に『花澤香菜(はなざわ・かな)』さんという方がおられますが、それを考えると、これってすごくいいお名前なんですよね。

     だって、母音が全部『ア行』なわけですから。

      逆に。

     名前に『ウ行』や『オ行』が多いと、良く言えば『クールな』『力強い』、悪く言えば『重い印象』を受けるそうですね。

     なんでも、この母音からは人間の本能的に『動物の唸り声』を連想するらしいのです。

     日本では気合を入れるときに『押忍(オス)!』と言ったりしますが、こういうところに理由があるそうです。


     確かに『アッー!』では、気合は入りそうにないですし。


      ……ですので。

     この作品の主人公の名前の『奏佑(ソウスケ)』は、『ウ行』が『3つ』入っているので、

    『幼少時に母親に捨てられ、どこか、物事を斜めから見るようになってしまった』

     という、非常にイメージ通りの名前なのではないかと感心した次第です。


      ……あと。


     いちいち『鑑ヶ原・水鏡』って打ち込むのも面倒だと思いますんで、僕のことは、気軽に『かがみん』って呼んでねっ☆

     僕も、打ち込むのが正直めんどくさいです。


     だからさあ……。
     それなら、なんでこんな名前にしたんだよ(憤怒)。



    >>実は「奏佑はちょっとしたツンデレで独占欲が強い男」という設定でした。

     お、ちゃんと『ツンデレ』とわかって使っておられますね、すばらしい。

     実は『物語の第16話』で『ツンテレ』と書かれていたので、

    「もしかしたら、ツンとして『照れる』みたいに、間違って覚えてしまっている……?」

     と、このときは思ってしまったのですね。

     正しくは、先日のコメ返しでお書きになられている通り『ツンデレ』ですね。

      で。

     その『デレ』のほうなんですが……。

    『デレる』『デレデレになる』という状態で、好きな相手等に『異常な好意的感情』を抱いた時に自らを制御出来なくなってしまい、その、主な症状としては、

    ・態度の幼児化
    ・メロメロになる
    ・普段見せないような、可愛らしい一面を覗かせたりする
    ・セリフの一例
    「べっ、別にあんたのことなんか、心配してなかったんだからねっ!!(顔を赤らめながら)」

     だ、そうです(詳しくは『釘宮病』で検索されてみて下さい)。


      ただ……。


     この『デレる』という言葉、いわゆる『俗語(スラング)』なので、国語辞典などには掲載されていないんですよね。

      それに、ですね。

    『第16話』の「澄美」に対して素直になり切れない「奏佑」のあの言動だと、一見誤字のように見える『ツン照れ』のほうが正しいようにも思えます。


      日本語って難しいなあ。



    >>特に澄美お姉さんの前では素直になれず、(弟の奏佑は)言動が乱暴になり態度が刺々しくなる傾向があります。
    >>姉のことを多少異性として意識をしていることに、今の奏佑はまだ気付いていないので、彼の言動にはちぐはぐなところがあります。

      そうですね。

     そういう『心の揺れ動き』や『不安定さ』があったほうが、主人公の「奏佑」の『高校生男子』らしさが表現できて良いと思います。

     弟の「奏佑」としたら、いつまでも「澄美お姉ちゃん」に甘えてないで、いいかげん『姉離れ』したい……。

      そして、なにより。

    『弟』としてでなくて、ひとりの『男』として見てもらいたい……と、言ったところでしょうか。


     前の感想でも書きましたが、僕はそういう『甘酸っぱい展開』っていうのが非常に大好物なんですね。


     こういうタイプのキャラクターが、

    「いいか、姉ちゃん。
     俺、こんなこと、一回しか言わないぞ……。

      ……好きだよ」

     みたいなことを言ったりなんかすると、その言葉に、それまで溜めてきた分の凄まじい『破壊力』が生じるのですね。

     こっちも見ていて、

    「おうおう、若いっていいのう♡」

     って、思わずニヤニヤしてしまいますよね。

     実に尊すぎて鼻血が出そうです(2回目)。


      それに……ですね。


     物語の前半で「奏佑」が素直に「澄美お姉ちゃん」に『好きだ』とか言っちゃったら、後半で「笹森未羽」というキャラはいらなくなるし、なにより、「物語の目的」も半分ほど達成してしまうので、書くことが無くなってしまいます。

     それはそれで、作者さんが非常に困る事態になっちゃいますよね。

      だからって。

     書くことをムリヤリつくるために、いきなり「トラックドカーン!」で「奏佑」を『異世界に転生』させるのも、あまりにも超展開過ぎますし。

     ですので、「奏佑」の『人間性』については、これで問題ないのではないでしょうか。


      ……ただ、ひとつ。


     こういう素直になれないキャラを書くときの注意点としては、「奏佑」が「澄美」に対して思わずつれない言動を取ってしまったときには、

    「本当は、こんなこと思ってない、けれど……」
    「照れ隠しにあんなこと言ったりなんかして、ごめんな、姉ちゃん……」

     と、いった具合に、常に、ほんの少しの『後悔』も心情に混ぜ込んでいて欲しいなと思います。

     でないと、読者さんから『ただの嫌な奴』と受け取られてしまう危険性がありますので。

      また。

     そうすることで、物語にさらに『深み』を与えることができるのではないでしょうか。



    >>つまり軽度のムッツリだったんですよ、奏佑の野郎は。
    >>改善案の一つとして、姉の容姿を描写する時は控えめに書くつもりです。

      軽度……?

     現時点では、かなりの『重度』のムッツリさんですけどね(笑)。

     このあとの『4人のメインルート』のところでも書くつもりですが、『澄美ルート』以外では、どうしても「澄美お姉ちゃん」自体の表現を、控えめにせざるを得ないですよね。

     そうでないと「澄美お姉ちゃん」の個性が強い分、他のキャラを食ってしまいますので、今現在の問題点である『メインルート』から外れていくという事態を、また、引き起こしてしまう恐れがあります。

     奏佑の『一人称』で話が進んでいく以上、『澄美ルート』以外では奏佑の『ムッツリ度』を現在の「重度」から「軽度」に調整する必要がありそうですね。



    >>(澄美の)さりげなくエロい表現を入れるのってそれはそれでアリかもです。

     ひとつ、思いついたのですが、『第11話』で「澄美」が、

    >「ええ、いいじゃん。あたし、大学生の傍らグラドルやってるのよ」

     と、あったので、この設定を活かす意味で、

    『愛しの奏佑くんへ捧ぐ
     ただいまお姉ちゃん、グラビア撮影Chu♡ だよっ!!』

     とか言って、「奏佑」のスマホに「澄美」が『水着の画像』を送りつけるのはどうでしょうか。

     両腕で寄せて上げて、胸の谷間を作ってるところに、

    『どーですか奏佑っ! 92のFですよっ!! どーん!!!』

     っていうメッセージを添えてる画像とか、ですね。

      あと。

     ミルク味の棒アイスを、はむっと口にくわえてて、白いものがその胸の谷間に流れ落ちてたりなんかすると……。

     すごく……いいです(親指を立てながら)。


      そして。


     その画像に対して、「奏佑」がどのような対応をするかは、さきほど挙げた『ムッツリ度』によって変えていくのはどうでしょうか。

    「奏佑」の「ムッツリ度」が『ゼロ~軽度』の場合は、

    「姉ちゃん……相変わらずだな」
    「世界一可愛いよ、水着が」
    「あと、腰回り、太くなってね?」

     とか言って、苦笑いで「適当に返信」するくらいでいいでしょう。

     現時点での「ムッツリ度」が『重度』の場合は、ここで『物語の第5話』で「澄美」に対して見せたねっとりとした表現を交えつつ、

    「姉ちゃん……。
     確か、高校生の時は『87のE』だったよな……?

     じゃあ、あのときよりさらに成長したというのかッ……!?」

     とか言って、「奏佑」のスマホの「露出度を上げた健康的で爽やかな画像専用フォルダ」に、画像を『保存』するなどの行動を取らせてもいいと思います。

     なんにせよ、こうすることで「奏佑」と「澄美」の『関係性』も表現できると思いますので、ぜひ、参考までに。


      ……それにしても。


     仮にそれを『保存』したとして、「奏佑」くん、ナニに使うつもりなんですかねえ……?

     まあ、健全な「男子高校生」だし、仕方ないよねっ♡



    >>もちろん(奏佑のツンデレ設定は)あくまで作者の設定です。
    >>それを読者さんに伝えられないなら何の意味もありません。

     こういう『表には出てこないキャラクターの細かい設定』……。

     いわゆる『裏設定』というものですが、こういうのもキッチリ決めておくのも、非常に大事なことだと思います。

     こういう細かいことまでちゃんと決めておくからこそ、「澄美お姉ちゃん」のときみたいに、キャラクターが勝手に動いてくれるわけですし。


      とは言え。


     これは、「ネットの投稿小説」でありがちな失敗なのですが、「設定」を読者さんに伝えようとするあまりに、

    『最初からキャラや世界観などを説明しすぎる』

     と、いうのがあります。

      しかし……それだと。

    『特に、こっちとしては思い入れも興味もないことを延々と語られる』
    『なので、いつまでたっても、ちっとも物語が先に進まない』

     という事態を引き起こし、結果、みんな、

    『つまんなくって読むのをやめて』

     しまうんですよね。

     読者さんとしては、読みたいのは『物語』であって、『教科書』や『設定資料集』ではないわけですし。


      まあ、そんなわけで。


     作者側としては、

    『設定をいかに「自然に」物語の中に落とし込めるか』

     が、大事になってくるのですが……。


     これがそんな簡単にできたら、苦労ないっスよねー(泣)。
     


    >>鑑ヶ原・水鏡さんはどうやらメガネっ娘が大好きなようですね。

     この『メガネっ娘』につきましては、【感想の第3話】で、あれだけいろいろ書いておいてこんなこと言うのもなんですが……。

     僕自身も『属性』的には、そんなに好きってわけじゃありません。

      確かに。

    『メガネ』自体は、そのキャラクターを表現する上において、非常に優秀な『アイテム』だと思います。

    「メガネキャラはなんだか頭が良さそうに見える」というイメージもありますし、

    ・なにか良からぬことを考えた時に、レンズがギラリと光る
    ・ショックを受けた時に、メガネがズリ落ちる
    ・さらにショックを受けると、レンズにヒビが入る……などなど。

     と、なかなかに「多彩な使い分け」ができるのですね。

     日本の諺(ことわざ)に『目は口ほどに物を言う』という言葉があります。

     それと同じように、『メガネ』も語らずとも何かを伝えてくれる、素晴らしい『道具』だとも思えるのです。


      思えるのです、が……。


     確かに、【感想の第3話】で、

    『気弱なメガネっ娘いいですよねデュフフ♡』

     と、書きました。

      しかし。

     それはあくまで「気弱な女子」が「娘色の涙をバスバス流す」という『付加価値』があるからこそという前提の話なので、この「メガネ」単品を、いわゆる『萌え要素』として考えた場合には、個人的にはあまりグッとこないんですよね。

      なぜなら……。

     これは別に「メガネ」が無くても、「気弱な女子」という要素だけで、『萌え』が『成立』できてしまうからなんです。

      また。

     さきほど「メガネキャラはなんだか頭が良さそうに見える」と、書きましたが、これは、悪く言うなら『計算高い』とも言えます。

    『萌え』と『計算高さ』はまったく『相反する』ものです。

    >>その理由はメガネっ娘が私の好みじゃないからです。
    >>漫画やラノベの話になると、メガネっ娘に抵抗があります。

     暁さんもこのように返信されていましたが、原因は、こういうところにあるのではないでしょうか。


      そんなわけで。


     僕といたしましては、「メガネ」は『個人的萌え要素』の中では『第7位』ですかね。

     あんまり、高くはないのです。

      ちなみに……。

    【感想の第2話】で、

    『義母の由美さんに「泣きぼくろ」をつけてはどうか?』

     と、いうお話をさせていただきましたが、『泣きぼくろ』は『第3位』です。

      と、言ったわけで。

     僕の栄えある『萌え要素 第1位』は、ですね……。



     な・い・しょ☆ なんだぞっ♡(自分で書いといてなんですが、なんか腹立ちますね、こういう返し)



    >>リアルなら『こそこそ』好きなのに(特に赤メガネ)……

     暁さんの返信の中で、ここで、ちょっと気になる誤字を発見してしまいました。

    『 』内の文字なのですが……。

     これはおそらく「こそこそ」ではなく『そこそこ』と使いたかったのではないでしょうか?

      確かに。

     文字だけで言えば「そ」と「こ」が入れ替わっているだけなのですが……。


    『こそこそ』→人の目を気にしたり隠れるようにして、なにかを行うさま。こっそり。

    『そこそこ』→ある程度。10点満点中「5~6点」ぐらいの感じ。


     ただ、たったこれだけのことでも、その意味が大きく違ってきちゃうんです。

      ですので。

     この、暁さんの返信の文章をそのまま受け取ると、

    『現実世界では誰にも言っていないけど、人目を隠れてこっそりメガネっ娘を愛好している』

     と、いう意味になってしまいます。

      おそらく。

     この返信の前後の文章から、そうじゃないことは読み取れるのですが……。


    『ツンデレ』のところでも書きましたが、日本語って難しいなあ。



    >>なのでここはじっくり考えさせて改良させてください。
    >>更新が遅いですが、この作品を途中でやめるつもりはありません。
    >>必ず最後まで頑張ります。

     その意気たるや、実に良し、です。

     日本人の「悪い習性」のひとつに、『結果をすぐに求めたがる』と、言うのがあります。

      これは。

     逆に言えば『結果が出なければ、さっさとあきらめる』と、言うことでもあります。


     作品を書いていて、すぐに読者さんやポイントがつかないと、書くことをやめてしまう……。


     このことは、以前、感想で書かせていただいた『推敲や修正がめんどくさいから執筆をやめてしまう』ことと同じくらい、小説投稿サイトでは『エタる』要素となっているように思います。 

      確かに。

     せっかく作品を書いても、それに対してまったくなんの反応もないというのは、かなり辛いものがあります。

     すぐに反応が欲しいという人の気持ちも、良くわかります。

      です……が。

     面白いものを創ろうと思ったら、どうしても『手間』も『時間』もかかるものです。

     暁さんのように『異国の言語』で小説を書こうと言うのであれば、なおさらだと思います。

      ですので。

     微力ながら、僕にもこの作品を創り上げるお手伝いをさせてください。

     主に『エロい方向』か『あさっての方向』でしか助力できないかもしれませんが……。

      今後とも、よろしくお願いします。



      ……すみません。

     調子に乗っていろいろと書いていたら、文字数が『7000文字』を超えてしまって、残りの文字数的に『5月24日分』のコメ返しができなくなってしまいました。

      そこで。

     例によって『24日分』につきましては、このあとの『物語の第8話』のほうに分割して掲載させていただきます。


      そんなわけで、つづきますよ。
     
     

    作者からの返信

    コメ返しありがとうございます。これからはお言葉に甘えて、鑑ヶ原・水鏡さんを『かがみん』とお呼びします。実はかがみんの名前を入力しているわけじゃなくていつもコピー&ペーストを利用しています。

    >>『愛しの奏佑くんへ捧ぐただいまお姉ちゃん、グラビア撮影Chu♡ だよっ!!』

    まさに私の発想とぴったりです。もしかしたら、私たちって結構気が合うかもしれません。とは言え、あの時はどんな自撮りポーズがいいのか、まだアイデアがなかったです(私エッチな写真あまり見ないので)。なのでかがみんの『両腕で寄せて上げて、胸の谷間を作る』ポーズがとても素晴らしいと思います。私としては水着姿じゃなくて裸でやる方がさらに尊いです!

    >> 僕の栄えある『萌え要素 第1位』は、ですね……。

    とても気になりますのでぜひ教えてください!。

    >>これはおそらく「こそこそ」ではなく『そこそこ』と使いたかったのではないでしょうか?

    はい。『そこそこ』を使いたかったです。最近自分の書いたものの読み返しをさぼり気味なので、ミスしてしまったことに気づきませんでした。恐らくこの返信にもミスたくさんあるかもしれません(てへぺろ)。


    かがみんの次のコメントを楽しみにしていますが、どうか無理しないでください!


  • 編集済

    第6話への応援コメント

    【第5話・光栄の『三國志8』は武将の機嫌を取らないと働いてくれないので、ある意味ギャルゲーだと思う】

    ※こちらは『第5話 信じていいよな?』に掲載させていただいた「感想文」のつづきとなります。
     気になった方はそちらを、どうぞ。
     
     
     
     誰だって、作品の『途中放棄』はしたくない。

      でも。

     ある程度長い文章を書いてしまって、そこからいちいち修正していくのは凄まじく面倒くさい。
     
     
      では、どうするか……?
     
     
     ここで、僕の提案といたしましては「物語の基本方針」とともに「物語の結末」……。

     つまりは『着地点』をあらかじめ決めておいてはどうか、と、思っております。
     
     
     これを「ギャルゲー」で例えるなら『○○ルート・○○エンド』のように、

    「誰かひとりのキャラクターを『物語のメイン』に据えて、それにまつわるエピソードを『重点的』に描写していく」

     と、言った感じの形式を取るわけですね。
     
      つまり。

     キャラクターを『攻略対象』としてとらえる形、でしょうか。
     
     
    >>「進路、恋愛、姉との別れ」という三つの課題を描こうとしているため、物語の軸がぶれてしまうのです。

    >>遅いというか、話が複数に分岐しているように読めました。

    >>妹の話を消化しきる前に同級生への告白やら家族の問題やらが出てくるので待ってくれという気持ちになったことが何回かありました。
     
     
     こちらは、それぞれ別の方たちの、(晒し企画で)当作品に寄せられたコメントなのですが、共通して言えるのは、

    「物語に『一貫性』がない」

     と、言うことではないかと思います。

      そして、これは。

    >>……読み返すたびに『物語の土台』がしっかりしていないと痛感します。

     作者さんも、その部分を充分危惧しておられるというのは、当作品へ寄せられた感想へのコメント返しでも良く分かりました。
     
     さきほど「ギャルゲー」を例えとして挙げましたが、小説やマンガの辛いところは「ゲーム」と違って、読者さんに『はい/いいえ』などの「分岐点」や「選択肢」を選んでもらって、展開を進めることができない点にあります。

      例えば。
     「ギャルゲー」で言えば……ですね。
     
     
     
    未羽『おはよう奏佑くん……待った?』
     
     今日は日曜日。
     いろいろあったが、ようやく未羽と初デートの約束を取り付けた。

      ……さて、まずはどこに行こうか?

      ❶遊園地
      ❷ゲームセンター
      ❸動物園
      ❹バッティングセンター
      ❺ラブホテル
     
     
    →❺ラブホテル

    未羽『やだ、奏佑くんったらぁ。
     冗談ばっかりぃ。
     それに、朝はちょっと料金が割増しになるんだよ?』

    奏佑『……なんで、そんなこと知ってんの?』

    未羽『あ』
     
     
      ……さよなら、俺の初恋。

         ――GAME 💀VER――
     
     
     
      と、このように、ですね……。

     これが『ゲーム』であれば、それぞれの「ルート」があって、それぞれの「分岐点」があって、それぞれの「エンディング」があって、と言う形が取れるから良いのです、が……。

      しかし。

    『小説』や『マンガ』でそれをやってしまうと、今回、感想で読者さんたちから指摘されていたように『物語の軸』がブレてしまうわけなんですね。

      そして。

     それこそが、作者さんの仰っていた『土台が固まっていない』に繋がっているんだと思います。

      ……確かに。

     そういった事態にならない為に、作品によっては『ifルート』や『アフターストーリー』と言ったものもあります。

     言うなれば、『番外編』みたいなものです。

      ただ。

     それはあくまで、『本編』の『メインルート』がキッチリ『成立』しているからこそできることであって、その『土台』ができていない現時点においては、そのあたりの『番外編』を作るのは、ちと『時期尚早』かと思われます。
     
     
      ……とは言え。
     
     
    「そんなわけで、今すぐ登場人物の誰かをメインに置いた話を書け。
     おら、あくしろよ」

     と、言われても、作者さんとしても困ってしまいますよね。
     
     
     作者さんも、もともとはコメント返しにもあった通り、
     
    >>メインヒロインである妹(和音)の活躍を早く見せるために……

     また。
    「カクヨム」での「あらすじ」でも、

    >>幸せの形を植物人間だった妹が教えてくれた
    >>ちょうどこの時、彼の植物人間だった妹が目を覚めた。

     と、あったように『妹の和音ルート』メインでの話を考えておられたはずです。

    >>卒業しても彼女(未羽)の傍にいたい。
    >>彼女の選ぶ道についていきたい。

     そして、そのサブルートとして『同級生の未羽ルート』を用意されていたように思います。

      少なくとも。

    「あらすじ」や「書き始め」の段階では、「澄美お姉ちゃん」はそこまで重要なキャラとして考えてはいなかったのではないか、と、推測しています。

     なぜなら、この段階では「澄美」の存在を匂わせる文章が『ひと文字』もなかったからです。
     
      です、が……。
     
     実際には、現在(2020年5月21日)までの『全19話中』の半分以上が、『姉の澄美ルート』のお話になってしまっています。
     
      ところで。
     
     この感想の【第2話】でも書きましたが、この「澄美お姉ちゃん」というキャラクター、個人的には一番好きなんです。

     これは、別に「エロい」からそう言っているわけではありません。

     それは「澄美」が、ときどきからかったりしながらも、その言動や行動すべてにおいて『弟の奏佑が好きなんだろうな』ということが感じられる『一貫性』があるからなんですね。
     
     
      ここからも、推測になりますが……。
     
     
     作者さんとしても、当初はここまで長く『澄美ルート』をやるとは考えていなかったように思われます。

     本来であれば、このあたりはもうちょっと「さらりと」終わらせて、少し『未羽ルート』を挟んで、メインの『和音ルート』に入るおつもりだったんじゃないかと思うのですが……どうでしょうか?

      しかし。

     実際には、ここまで長々と『澄美ルート』が続いてしまったのは、この「澄美」というキャラクターが『勝手に動いてしまった』結果だと僕は思っております。
     
     
     『キャラが勝手に動く』
     
     
     これは小説だけでなく、マンガを描く人からも、よく聞かれる言葉です。

     それは「意図的」にせよ「偶然」にせよ、『キャラクターの肉付け』がかなり上手くいった証明でもあります。

     この『設定』の出来が悪ければ、キャラは勝手に動いてくれたりはしません。

     このこと自体は、作者さんの『キャラクターの作成能力』が高いということですし、非常に喜ばしいことではあるのですが……。

      その、反面。

     なまじ「澄美」のような、もともとは「脇役」予定だった登場人物のキャラが立ってしまうと、今回の問題点にあったように『物語の方向性』に『ズレ』が生じてしまうこともあるわけなんですね。

      もっと言えば、ですね……。

     この『雪ひら』という作品、「プロローグ」が『2019年4月18日』に書かれています。

      そして。

     この感想文を書いているのが『2020年5月17日』なので、もう、作者さんがこの作品を書き始めてから『1年以上』時間が経過しているわけなんですね。

     この間に、作者さんも『日本語の上達』など、いろいろな経験を積まれたことと思います。

     それにつれて、この作品を通じて書きたいこと、伝えたいことも変化していっているのではないでしょうか。

     もちろん、それはそれで素晴らしいことです。

      ……ただ。

     その、自分の「書きたいこと」を全部物語にブチこんでしまうと、今の段階からさらに視点があっちこっちに飛んだ、ただただ、『まとまりのない作品』が出来上がってしまうおそれがあります。

     ある程度の『取捨選択』や『交通整理』が必要です。
     
     
      そこで。
     
     
     話を戻しますが、『メインルート』をあらかじめ設定しておくことで『物語の方向性』……。

     つまりは、作者さんも言っておられた『物語の土台』をキッチリ固めておこう、と、いうわけなんですね。

      そんなわけで。

     今回、それぞれのキャラクターを中心に置いた『メインルート』ついて考えてみました。

     現在、作品を拝見させていただいた上で、僕が思いついた『メインルート』は、全部で『4つ』あります。
     
     
    ❶妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート
    ❷同級生・笹森未羽(ささもり・みはね)ルート
    ❸義理の姉・松倉澄美(まつくら・すみ)ルート
    ❹クラスメート・藤村知弘(ふじむら・ともひろ)ルート
     
     
      当然ながら。

     この、それぞれの『メインルート』、さまざまな『長所』もあれば『短所』もあります。

     とりあえず、文字数の関係で今回は「さわり」だけ話しますが……。
     
     
      例えば。
      ❸義理の姉・松倉澄美ルートの場合。
     
     
    「短所」として挙げられるのは『作者さんの初期構想から大きく外れる』点でしょうか。

     さきほども書きましたが、作者さんが「あらすじ」を書かれた段階では、「澄美」というキャラはさほど重要な人物ではなかったように思われます。
     
     
    >>メインヒロインである妹(和音)の活躍を早く見せるために……
     
     
     この、作者さんの「晒し企画でのコメント」からもわかる通り、もともとは『妹の和音』中心にした物語を考え、当然、それに沿った結末を構想されていたはずです。

      しかしながら。

     この『澄美ルート』への路線変更は、「キャッチコピー」や「あらすじ」なども大きく書き換えなくてはいけなくなりますし、また、それは、この『雪ひら』という作品の『根幹』を大きく変更しなければならないということでもあります。

     作者さんには、かなり『大胆な変更』を強いる行為だと思います。
     
     
      さて、続きまして。
     
     
    「長所」なんですが……僕が、喜びます。

      と、言うより、ですね。

     この作品を読んでおられる『姉属性』好きの読者の皆さんは、かなり『ご満悦』になられるのではないでしょうか。
     
     
    「優しい可愛いおっぱいおっきいお姉ちゃんとォオォ――ウゥッツッツ!!
     たっぷりねっとりいっぱいちゅっちゅしたァアァァァアッ―――いッツッツッツ!!!!」
     
     
     そういう『殿方の欲望(ゆめ)』を叶えるというのもですね、物語において非常に大事なことだと僕は思うのです。
     
     
    >>暗い話ばかりでは読者を飽きさせてしまうと思って、息抜きとして(澄美とイチャイチャする)サービスシーンを入れてみました。
     
     
     こちらは、以前書かれていた作者さんのコメ返しの一文ですが、実に素晴らしいサービス精神です。

     息だけでなく、違うものまで抜いてしまいそうですね。

     キミは伸びるね、間違いない。
     
     
      ……ところで。
     
     
     この『澄美ルート』のもうひとつの「長所」として、今回【第3話】のほうで「重要な問題点」として挙げた『澄美へのねっとりした視線と表現』、これが、そのまま使える可能性が出てきます。

     実は、僕にも似たような経験があります。

      10年くらい前でしょうか。

     母方の祖母の葬式で、そのとき、親戚が集まったのですが……。

     うちの、そのときは女子高生だった従妹(いとこ)がですね、「なんだお前その乳は」というぐらいの制服越しからもわかる素晴らしい発育をしていたわけですね。

    『おっぱいとケンカは、すったもんだで大きくなる』

     と、日本では言われておりまして、従妹のそんな姿を見た僕はですね、

    「おうおう、なんだお前、彼氏におっぱいちゅっちゅしてもらってんですかこの野郎」

     そんなこと考えたら、祖母の葬式中にもかかわらず……。

     僕、非常にドキドキしてしまったんですね。
     
     
     今、どうしてっかなあ……。
     元気にしてるといいんだけどなあ……。
     
     
      まあ、それはともかく。
     
     
     さきほど、

    >>どうせ男子高校生なんざ、女の子の『顔と乳と脚と尻』しか見てない生き物です(暴言)

     と、書きましたが、主人公の「奏佑くん」も男子高校生なんですから、そういう『健全な部分』があっていいと思います。

      つまり。

     いくら10年以上一緒に暮らしていたとは言え、上京して少し距離を置くようになってから、会うたびに日に日に色っぽくなっていく姉の姿に、思わずドキドキしてしまう……。

     僕ですね、そういう『甘酸っぱいシチュエーション』というのが、非常に大好物なんですね。

      それで行けば……。

     例えば、『第11話』のこの部分、

    >>ツッコミを入れるタイミングを逃していると、澄美は「エイッ」と俺の腕を絡めてきた。
    >>手に伝わる柔らかい感触は間違いなく胸の感触だ。

     ここは、こんなふうになるのではないでしょうか。

     この状況(シチュ)で軽くSSなど書いてみましたので、ご参考までに。
     
     
     
     
     
    「あ、あのさあ、姉ちゃん……」
    「?」

     俺をまっすぐ見つめながら、首を軽く傾げる澄美姉(すみねえ)。
     その目は、変わらずきれいでみずみずしい。
     思わず、あさってのほうに目を逸らす俺。

    「む……胸、当たってんぞ」
    「あててんのよ、うりゃー!」

     そう言って、さらに俺の左腕に胸をむにむにと押し付けてくる澄美姉。

    「……っ!!」
     左腕に伝わってくる、この、ふんわりもちもちの感触……。

     何年か前、澄美姉が女子高生だった時にも、

    「おりゃーっ、奏佑ーっ!
     携帯(スマホ)をお姉ちゃんに見せるのじゃーっ!!」

     って絡まれて、こんなふうに腕に胸を押し付けられたことがあった。
     
     
     しかし、あの時に比べて……。
     
     
     俺はちらり……と、澄美姉のほうに目をやる。

    「んふふっ……。
     奏佑の腕、ひと回りたくましくなってるぅ……」

     そんな澄美姉は、俺の左腕を、まるで大切なものを包むようにその胸の谷間で挟み込んでいる。

    「奏佑も、立派な男の子なんだね……。
     お姉ちゃんうれしい、うれしいよぅ……」

     そう俺の耳もとでささやいて、さらに、ぎゅっ……と、俺の腕に胸を絡めてくる澄美姉。

     そのたびに、むにり……とか、くにゅり……とか。

     なんと言ったらいいのかわからない感覚が、俺の腕を襲う。

     ただひとつ、言えることは……。

     確実に、胸が女子高生のときより、さらに大きく、やんわり柔らかくなっている。

     つまり……。

     俺は、澄美姉の胸をちらちら見ながら、思わず、ごくり……と、つばを飲み込んだ。

     つまり。
     あの時から、さらに胸が成長したと言うのかっ……!?
     やっぱり、おそろしい奴っ……!!

     でも。

     そんなこと、絶対に澄美姉(コイツ)には言えない。
     そんなこと言おうものなら、

    「んもぅ、奏佑ったらぁ……。
     お姉ちゃんのこと、カラダで覚えてるんだあ……。
     やーらしっ……♡」

     とか言って、すげー意地の悪い笑顔浮かべてからかってくるに決まってる。

    「でも……カラダは正直、なんだね……♡」

     そう言って、俺の耳もとで、くすくす笑うに決まってる。
     
     落ち着け、俺っ……!
     コイツは、ただの姉だっ……!!

    「姉ちゃん、胸だけじゃなくって、いろんなところがやわらかい」
     とか、
    「スゲーいい香りがする」
     とか、そんなんじゃなくって……!!

     ほっ、ほらっ、アレだよ、アレ……!

     姉ちゃん、わざわざ和音のために、急いで札幌(ここ)まで戻ってきてくれたから、疲れてるだろうから、弟として、肩を貸してやっているだけなんだからなっ……!!

     うん、そうだ、そうに決めたっ……!
     
     
     ……って、誰にいいわけしてんだ、俺?
     
     
     って、言うか、なにより俺には未羽がいるじゃないかっ……!!!
     平常心っ……!
     平常心だぞ、俺っ……!!!!
     
     
     
     
     
     ……すみません。

     つい、調子に乗ってしまいました。
     これじゃ「澄美お姉ちゃん」が、ただの「サキュバス」になってしまっていますね。

     それにしても。
     なにやら尊すぎて、鼻血が出そうです。 
     
     
      ちなみに……。
      これも僕の個人的な好みですが。

    >>澄美は「エイッ」と(胸を)俺の腕を絡めてきた。

     ここは「エイッ」よりも、SSでも書いたように「おりゃー」とか「うりゃー」のほうが、おっぱい押し付けてる感があって好きです。

     今回、例に挙げた通り、ちょっぴりいじわるで、でも、とってもえっちなお姉ちゃんというのは、実に素晴らしい『究極生命体』だと僕は思うわけなのです。

     これには思わず、読者さんの男性機能もかちんこちんこさんになっちゃいそうですよね。

     ……え?
    「こ」が1コ多い……ですか?
     気のせいですよ。
     
     
      もうひとつ、ちなみに。
     
     
     さきほどのSSで「澄美お姉ちゃん」のことを「奏佑」に『澄美姉(すみねえ)』と呼ばせていたのは、当作品の登場人物の名前が、

    『奏佑・和音・澄美・未羽・由美』……。

     と、言う具合に『名前が漢字2文字』のキャラが多かったからなのですね。

     これは非常に細かい話で恐縮なのですが、マンガやアニメと違って、小説は『文字だけで』キャラクターの「区別」をつけないといけません。

      ですので……。

     できるだけ読者さんがパッと文字だけ見て、どんなキャラがいるかひと目でわかるようにしてみるのはどうでしょうか。
     
     
    ・2文字の名前のキャラが多かったら、3文字の名前・渾名をつけてみる
    ・やたら「画数の多い漢字」をつける(鬱・鸞・麤など)

     
      つまり。

    「文字」を読むだけでなく、『視覚』としても捉えるような感覚ですね。

     あと「奏佑」に『澄美姉』と呼ばせることで、このふたりの『関係性』も簡潔に表現できると思います。

     このように、いちいち細かいことを指摘するのを日本では、

     『重箱の隅を楊枝でほじくる』

     と、言って、あまりいい意味では使われないのですが、こちらを採用されるかどうかは作者さんにお任せいたします。

     どうぞ、ご参考までに。
     
     
     
      ……って。

     こんなことばっかり書いてるから、いつまでたっても感想が終わらないんですよね。

     前回の(読み速での)コメ返しから1週間以上お待たせして、本当に申し訳ありません。

     現時点で、この【第3~5話】だけで『1万7000文字』を超えてしまいました。

     これでも、3分の2くらいは削ったんですけどね……。

     おかげで、今回はこのあとの『メインルート』のお話ができなくなっちゃいました、ごめんね♡
     
     
     次回は、さきほども書きましたが『4人のキャラクターのメインルート』について、僕なりの「提案」とその「解説」をしていきたく思っております。

     UPがいつになるかはわかりませんが、とりあえず、そこは3分の2くらい書いているので、あまりお待たせしない……。

     と、いいなあと、思っている次第です。
     
     
     それでは、一旦CMでーす(長いCMになりそうだなあ……)。
      
     

    作者からの返信

    こちらにも返信します。

    >>自分の「書きたいこと」を全部物語にブチこんでしまうと、今の段階からさらに視点があっちこっちに飛んだ、ただただ、『まとまりのない作品』が出来上がってしまうおそれがあります。

    まさにその通りです。やりたいことが多くて結局まとめなくなってしまいました。
    現時点ではやはり妹ルートをメインに、未羽ルートをサブルートにして書いていきたいです。作品を修正する際には姉の魅力や個性を壊さないように、初登場を遅らせたり、出番を減らしたりするつもりです。その代わりに、いざ出番がくると、圧倒的なオーラ(正妻オーラ的な?)を他のキャラに見せつけます。

    >>『キャラが勝手に動く』

    これもまた的中です。本当に困るくらいに勝手に動き出すんですね。この弟思いのエッチなお姉キャラは。
    かなり先の話ですが、もし続編があれば、姉をメインに書きたいです。

    >>次回は、さきほども書きましたが『4人のキャラクターのメインルート』について、僕なりの「提案」とその「解説」をしていきたく思っております。

    楽しみにしています。とても残念な話ですが、実はもう一人大事な脇役キャラがいます。それはこれから第19話に登場予定の生徒会長(また女)です。とは言え、彼女はあくまで物語を進めるための脇役で、話の焦点をずらしたりしないはずです。そう信じて……います。

    >>現時点で、この【第3~5話】だけで『1万7000文字』を超えてしまいました。
    全部合わせてもうこの作品より(現時点で41,801文字)字数が多いじゃないですか? 作品書くのを頑張らないと!


  • 編集済

    第5話への応援コメント

    <おことわり>
     こちらの感想文は、もともと、『読み速』というサイトの『小説の晒し企画』に投稿を予定していたものです。
     しかし、『読み速』さんの「仕様の変更」により、感想文の掲載が『不可能』になってしまいました。

     そこで、それを「再編集」した上で、こちらの『カクヨム』さんの「応援コメント」のほうに掲載させていただくことにいたしました。

     極力、『今回、はじめてこのコメントを読まれた方』にもわかるような編集を施したつもりです。

     しかし、その『読み速さんの晒し企画』を読んでいないと意味が通りづらい部分も多々あるかもしれませんが、なにとぞ、ご了承ください。
     
     
    <ごあいさつ>
     作者の暁一徹さん、カクヨムでははじめまして。

     僕は『鑑ヶ原・水鏡(かがみがはら・みかがみ)』と申します。

     と、言っても「誰だお前?」と、言われそうですが、「読み速」さんのほうでは『勇者・ああああ』という名前で投稿しておりました。

     今回、こちらの「応援コメント」の欄を貸していただき、ありがとうございます。

     さっそく、延び延びになっていた【第3回】を掲載していきたいと思いますので、例によって長い話になりますが、おつきあいのほどよろしくお願いいたします。
     
     
     
    【第3話・「ムッツリスケベ」って中国語で『冷漠好色者』って言うんですね】 

     さてさて……。

     前回(第2回)は僕が、

    『これからの物語の根幹に関わる』

     非常に重要なことに気がついた。
     
     そう、書いたところで話を終えました。

     ずいぶんと長いことお待たせしてしまいましたが、今回は、そのことについて(やっと)語っていきたいと思います。

     その『重要なこと』というのは、実は、これなんです。
     
     
    >>身長は百七十センチに近く、日本女性にしては背が高い。
    >>スタイルは全体的にむっちりとしているが、肉はつくべき場所についていて余計な贅肉はほとんどない。
    >>メイクで作られたみずみずしいツヤ肌に同じくメイクで伸ばされた長いまつ毛。
    >>色付きリップクリームでピンク色にした唇は柔らかそうに見える。
    >>茶色のロングヘアはおしゃれにするように工夫されており、今日は一部の後ろ髪をアップして、一つのお団子にまとめた。
     (中略)
    >>その目はきれいでみずみずしい。そして、吸い込まれそうなほど底がない。


     こちらは、第5話の『澄美お姉ちゃん』初登場のシーンですね。

     妹の「和音」の容態の急変に「奏佑」が学校から病院に駆けつけたときに、待合室で会った『澄美お姉ちゃん』のことをこのように描写しているのですが……。

     非常に丁寧で、きめ細かく出来ていると思います。

     実にエロさが良く表現できております……とは、(読み速での)第1回で書いた通りです。
     
      この点を踏まえまして……。
     
     次に見ていただきたいのは、『第11話』の「奏佑」と「澄美」が一緒に家に帰るシーンですね。
     
     
    >>ツッコミを入れるタイミングを逃していると、澄美は「エイッ」と俺の腕を絡めてきた。
    >>手に伝わる柔らかい感触は間違いなく胸の感触だ。
     
     
     僕からしたら、非常におっぱいおっぱいでうらやま死刑なシチュエーションなんですが……。

     そこへいくと、さすがはクールな「奏佑さん」です。

     そんな「澄美お姉ちゃん」に対して、このような『塩対応』を取っております。
     
     
    >>血の繋がりがないとはいえ、十年間以上もの間同じ屋根の下で暮らしていた姉だ。
    >>いまさらドキッとしたりしない。
     
     
     僕からすれば「ち〇ちんついてんのかてめェ」と言いたくなるような反応です。

     さすが「奏佑アニキ」、マジ、カッケーっスね(殺意)。
     
     
      ……と、それはさておき。
     
     
     もしかしたら、この時点でお気づきになられた方もおられるかもしれません。

     実を言うと、これこそが、

    『これからの物語の根幹に関わる』

     重大な問題だったんです。
     
     
      結論から言います。
     
     
    『男は興味のない女の人の容姿を、これほどまでに詳細に表現したりしない』のです。
     
     ひとことで言えば、表現が『丁寧すぎた』んです。
     
     これ、今後の展開を左右する、『非常に重要』なことだと僕は捉えております。
     
     
     冒頭でも書きましたが、当作品の舞台は「北海道・札幌市」です。

     なので、日本での例を挙げさせていただきますが……。
     
     
     夫婦にせよ、恋人同士にせよ、長いこと付き合っていくうちに、相手のことにだんだんと興味が無くなっていってしまうことがあります。

     嫁さんや彼女が、メイクや髪形を変えた。
     一緒にお出かけのときに、新しい洋服を着てきた。
     新しい料理を作ってくれた……など。

     悲しい話ですが、相手に興味が無くなることで、これらのことにまったく気が付かなくなってしまうということが、日本の男には良くあるんですね。

     これをキッカケにして、ふたりが別れてしまうというのもまた、よくある話です。

     日本では、このことは『倦怠期』と呼ばれています。

      それで、ですね……。

     だいたい、その原因っていうのが、

    『付き合いが長くなり過ぎて、特に相手にドキドキしなくなった』
    『相手の存在や、何かしてくれることが当たり前になってしまった』

     って、ことなんです。

      それを、踏まえた上で。

     さきほど挙げた「奏佑」の第5話に出て来た『澄美お姉ちゃん』の描写についてご覧ください。
     
     
      ……どうでしょうか?
     
     
    「十年間以上もの間同じ屋根の下で暮らしていた姉」の表現にしては、やたら『丁寧すぎる』と思いませんか?

      仮に……ですね。

     自分の立場で、親兄弟などの『家族』を文章で表すときに、こんなに念入りに、しかも、
     
     
    >>スタイルは全体的にむっちりとしているが、肉はつくべき場所についていて余計な贅肉はほとんどない。
    >>色付きリップクリームでピンク色にした唇は柔らかそうに見える。
     
     
     このような、『性的』とも思われるような表現を入れたりするでしょうか……って、ことなんです。

     それを考えると「奏佑」が、『家族』としか思っていない「澄美お姉ちゃん」のことを、このように感じるのはおかしくなってしまうんです。
     
     
     実を言うと。

     これこそが『一人称表現』における『最大の弱点』だと思っております。
      
    「一人称」の物語の場合、そのキャラクターの『性格』や『能力』、『知能』などに合わせた発言をしないといけないのですね。
     
     
     例え、素晴らしい表現が思い浮かんだとしても、それがその「語り部」となる『キャラクターの人間性』に沿った発言でなければ、

    「陽キャが突然、厨二病に侵された」
    「誰かと人格が入れ替わった」
    「バナナを踏んで滑って転んで頭を打った」

     等の特別な理由が無い限りは、『キャラクターの人間性』に『ブレ』が生じてしまうため、それを使用することができなくなってしまうのです。
     
     
      はっきり言います。
     
     
     作者の暁一徹さんは、これまで発表されてきた今までの『読み速さんでの晒し作品』の中でも、かなり高い『表現力』や『文章力』をお持ちです。

      確かに。

     一番最初のプロローグのときは、まだまだ日本語が不慣れな点がいくつか見受けられました。

     それとともに、おかしな表現もいくつか見受けられたのは、(晒し企画での)他の方のコメントにもあった通りです。

      しかし。

     それも物語が進んでいくにしたがって、日本語が次第に上達していっているというのが目に見えて分かってきます。

     おかしな表現も、それにつれてだんだんと無くなっていきました。

     最新話に関しては、僕よりも何倍も文章が上手いくらいです。

     これも、作者さんの日々の努力の賜物でしょう。

     それについては文句のつけようがありません。

      ありません、が……。

     しかし、この『澄美お姉ちゃん』の表現に関しては、作者さんのその能力の高さが完全に『仇』になってしまっているわけなんです。
     
     
    >>例えば私は奏佑くんを『姉に欲情しないとかあれこれ地の文で言い訳しつつも膝枕で姉の太股を堪能するムッツリ』と思っていますが……(以下略)
     
     
     こちらは、(晒し企画にあった)『4月13日11:14PM けのん』さんのコメントです。

     これなんか、その『問題点』を的確に突いていますよね。
     
     
     だって「奏佑」お前……。

     いくら『姉に欲情しない』とか言ってても、病院の待合室で「澄美お姉ちゃん」のこと上から下まで舐め回すように見とったやんけ!
     
     
    >>色付きリップクリームでピンク色にした唇は柔らかそうに見える。
     
     
     これなんか、絶対接吻(せっぷん)したいと思ってる人間の発想ですよ。

     少なくとも、「姉」に対してこう思う「弟」なんていません。

     気持ちはすご~く分かりますが、まったく、とんだムッツリ野郎ですね。

      おそらく……ですが。
     
     けのんさんもその部分に、すでに気がついておられたのかもしれません。
     
     
    >>欲望のままに行動するスケベキャラは作品に出ないと思います(4月14日作者さんの晒し企画でのコメント)
     
     
     もう、すでに出とるやんけ!
      しかも最初からァッ!!
     それも主人公ォォォウッツッツ!!!
     
      あっ、そうかっ!!

     だから、主人公の名前が『奏スケ』だったんですね!!(絶対違う)
     
     
      ……確かに。
     
     
     どうせ男子高校生なんざ、女の子の『顔と乳と脚と尻』しか見てない生き物です(暴言)。

      そう、考えれば。

     姉とは言え、高校生の「奏佑」が「澄美」に対して『性的なもの』を感じてしまうその気持ちというのは、痛いほどわかります。

      また。

     こちらを読まれている男性読者の皆さんで、『リアル姉』がいない方ならば、この気持ちはご理解いただけることと思っております。
     
     
     ただ、そうなると……。

    >>(胸を押し付けられたところで)いまさらドキッとしたりしない。
     
     この一文で、「奏佑」の『心情の整合性』が取れなくなってしまうわけなのですね。
     
     
    「そんなこと言ってるけど、ホントですかぁ……?

     本当は、男性機能に血が集まってきてるんじゃないですかぁ?」
     
     
     さきほど挙げた「澄美お姉ちゃん」の『性的な表現』を見る限りでは、どうも、そんなゲスいことを考えざるを得ないんですよね。
     
     
     
    【第4話・気弱なメガネっ娘……いいですよねデュフフ♡】

      しかし、ですね……。

     僕は、別に『細かい表現をするな』と、言っているわけではありません。

      例えば。

     こちらは『第1話』で出てきた、「奏佑」が好きな『同級生の笹森未羽(ささもり・みはね)』の表現になりますが……。
     
     
    >>名前は笹森未羽(ささもり・みはね)。
    >>学校では知らない人がいないほどの優等生だ。
    >>身長は一五五センチでやや小柄。
    >>スタイルは人並み程度だが、顔はよく整っている。
    >>飾りけのない清楚な顔立ちに、目印のような長いポニーテール。
    >>ちゃんと校則に従った着こなしはまさに優等生らしい。
    >>濡羽色の髪からか、それとも白い肌からか、彼女の周りには、いつもナチュラルな匂いを微かに漂わせてくる。
     
     
     この「笹森未羽」に関しては、主人公も『好き』だと言う感情があるので、ある程度細かい表現をしてもOKでしょう。

      むしろ。

     この前で挙げた「澄美お姉ちゃん」とは対照的に、その表現が細かければ細かいほど、「奏佑」が「未羽」のことを「興味深く見ている」、つまり、『好き』だという気持ちが読者さんに伝わると思います。

      ただ。

     いくら、細かい表現をしてもいいと言っても……ですね。
     
     
    『未羽のポニーテールの根元を結ぶリボンは、昨日は赤だったが今日は青の水玉模様になっている』

    『たぶん、シャンプーを替えたんだと思う。
     その、未羽の長い黒髪の匂いは、昨日までは甘い果物系の香りだった。
     今日は、ナチュラルなローズマリーの香りがする。
     俺は、そのかぐわしい芳香を、未羽に気づかれないように思う存分吸い込むことで一日の始まりを感じる』

    『その、すらりと伸びた白い柔肌の脚を包む、学校指定の黒のハイソックス。
     昨日履いていたものと比べて、ふくらはぎへのゴムの食い込みが若干強いように見える。
     確かに、見た目だけで言えば昨日のものと変わらないが、どうやら、毎日ちゃんと洗濯したものに履き替えているようだ、俺にはわかる。

      ただ。

     俺は、女の子は靴下は履き替えずにいて欲しいほうだが』
     
     
     とかまでやり過ぎてしまうと「奏佑」が「ムッツリ」を超えて、ただの『ヤバい人』になってしまうのでお気を付けください。

    「未羽たんデュフフ♡」とか言い出しそうですよね。

     なにごとも「ほどほど」が肝心なのです。
     
     
      あと……ですね。
      これは完全に僕の好みですが。
     
     
    「未羽」が『清楚な顔立ちの優等生』であるのなら、

    ・「メガネ」をした『学級委員長タイプ』
    ・「メガネ」をして腕に生徒会という腕章をつけた『生徒会役員タイプ』
    ・ハードカバーの本を抱いて「メガネ」をした『図書委員タイプ』

     で、あって欲しかったです。
     
     要は『メガネっ娘(こ)』ですね。
     
     
    「あっ……あのっ、あのっ……。
     だ、男子の皆さぁんっ……。
     図書室では、騒がないでくださぁいっ……!
     そ、そ、そんなことしたら、だっ、ダメですぅっ……!

      ……あっ。

     ごめんなさい……。
     私が……いちばん……騒いだりして……。
     ごめん、なさ……い……」
     
     
     責任感が強いんだけど、気は弱いので、怒った後にしょんぼりしてちょっと泣いちゃったりする感じだと実に良し、です。

     こういう押しに弱そうな女子は、僕、とっても大好物なんですねデュフフ♡
     
     
      ……まあ、それはともかく。
     
     
     このままだと、暴走して自分の性癖を語るだけになってしまいそうなので、話を戻します。
     
     とりあえず、さきほどの「澄美お姉ちゃん」の描写の件なのですが……。

     もし「奏佑」が「澄美」のことを『家族』だと思っているのであれば、このような表現になるのではないでしょうか。

     ちょっと、一例を挙げてみますので、参考にしてみてくださいね。
     
     
    >>名前は松倉澄美。苗字が違うのは血が繋がっていないからだ。

    >>もともと、10年以上も同じ屋根の下で暮らしていたが、〇年前に東京の医科大学に通い始めたことがきっかけで、札幌(ここ)を離れて上京し、一人暮らしを始めている。
    ※現時点で「澄美」の年齢がわからなかったため『〇年前に』としてあります。

    >>身長は、170ある俺とほぼ変わらないから、女の中では高い方だと思う。
    ※こちらの「奏佑」の身長も、設定に合わせて変更をお願いします。

    >>なんでも、東京では勉強のかたわら、そのスタイルを生かして、アルバイトでグラビアアイドルなんてやってるらしいのだが……。

    >>まあ、今はそんなことはどうでもいい。

    >>今、なによりも大事なのは(妹の)和音の容態だ。
     
     
    「えっ……たったこれだけ?」

     と、思われるかもしれません。

     そうです。
     たったこれだけです。

      しかし。

    『家族』に対しての表現であれば、これぐらいで「あっさり」終わらせていいと思います。

      それに、なにより。

     この『第5話』の病院のこのシーンでも、「奏佑」の一番の関心は「澄美お姉ちゃんの容姿」ではなく、『妹の和音の容態』にあります。

     そういう意味でも、この非常時に「お姉ちゃんのスタイル」について事細かに説明しようとするのは、ちょっと『不自然』になってしまうのですね。

      ……あとは。
     
     
    >>特に(澄美の)下半身はスカート一枚で色白な太ももは丸出し状態。見るだけでこちらまで寒くなる。
    >>俺は澄美の足に視線をやる。かかとの高いブーツだ。
     
     
     作品内でこのような表現がありましたが、こんな感じで、

    『澄美がこういう行動をとったから、俺はそこに目をやった』

     と、いう具合に、動作に合わせて「容姿の表現」を混ぜ込む形を取っていくと、文章も自然な仕上がりになるのではないでしょうか。

      要するに。

    「澄美お姉ちゃん」に関しては、弟の「奏佑」の『感覚』や『立場』から考えてみれば、『他人事』のように書く必要性がある、と、言う事なんですね。
     
     
      ……ところで。
     
     
     ここまでの僕の提案に、このコメントを読まれている皆さんの中にも、

    「いちいち細けえこと言ってんじゃねえよ。
     どうでもいいじゃねえか、そんなこと」

     と、思われた方もおられたかもしれません。

     もし、そのように思わせて、閲覧者の方を不愉快な気分にさせてしまったとしたら、それに関しては申し訳なく思っております。

      確かに……ですね。

     僕もこの作品が、今の「小説投稿サイト」では主流である、

    『異世界に転生してバーン!』
    『チート魔法で敵キャラたちをドカーン!!』
    『美少女たちとハーレム作っていや~ん♡』

     みたいな「勢いで読ませるタイプ」の作品であったなら、いちいちこんな細かいことは言いません。

     僕が問題視している「表現」についても、

    「ああ、なんかエロいこと書いてんなー」

     で、終わりです。

      むしろ。

     今まで長々と書いてきた指摘なり提案なりは『野暮』ですらあります。
     
     
      しかし……ですね。
     
     
    >>この作品は、主人公が植物人間だった妹との同居生活を通じて、進路や恋愛への迷い、そして姉が上京したことによる寂しみなどの困難を乗り越えることをテーマにして……

     こちらは、『読み速さんの晒し企画』冒頭に掲載されていた、作者さんによる当作品の解説文の一部です。

     要は、この作品のテーマは『人間ドラマ』なわけです。

      そうなると……ですね。

     今回、例として挙げた『奏佑と澄美の関係性』のように、そこのところに『ブレ』が生じてしまうと、『物語の土台』自体がガタガタになってしまう恐れがあるのですね。
     
     
     ですので、なるべくこういう「設定」や「物語の方針」に関するところは、早いうちに『修正・統一』しておく必要があります。
     
     
     さきほど挙げた「勢いで読ませるタイプの作品」なら、そういう「雑」な部分も『味』になったりとかもするのですが、本作品のように『人間の心情を細かく描くタイプの作品』であれば、

    『あのとき主人公はああ言ってたのに、今回の話では主人公はまるで違う態度を取っている』

     みたいな事態になってしまうと、読者さんをいたずらに戸惑わせることになってしまって、それはいずれ『物語の致命傷』にもなる危険性を孕んでいたりするわけです。

     物語がかなり進んだところで、こういう『作品のブレやキズ』に気がついたりなんかすると、

    「第5話では主人公は『A』って言ってたけど、第32話で『B』って言ってたからこれを『A』に修正して、その上で、前後の文章のつながりも手直しして……」

     と、言った感じで、あとあと修正が大変になってしまいますし、また、それがキッカケで作者さんが、

    「ああ、もう、めんどくせえ、やーめた」

     と、作品を書くこと自体を放棄してしまう、いわゆる『エタる』というやつですなのが……。

     残念ながら、そんな事態になってしまった作品を『読み速さんの晒し企画』の中だけでも、僕は今までいくつも見てきてしまいました。
    ※なお、この『修正が大変でエタる』件については、この前の「読み速さんの晒し作品」である『マインドブレスレット』の感想の後半部分でも述べておりますので、よろしければ読まれてみて下さいね。
     
     
      確かに。
     
     
     これが「仕事」とか言うならともかく、投稿サイトの小説は、基本『無料』で作者さんに書いていただいているわけです。

     それなのに、すっかり気持ちの萎えてしまった作者さんに、それでも『完結まで作品を仕上げろ』と言うのは、なかなか酷な話だと僕は思っています。

      ……とは言え。

     おそらく、どの作者さんも、最初はきちんと『完結』させることを考えて、作品を書き始めていることと思います。

     少なくとも『途中でブン投げてもいいや』みたいな感じで、作品を書き出す方はおられないと思います。

     作品を書く人間であれば、誰だって『エタり』たくはないはずです。
     
     

     ……すみません。

     このあと、駄文がまだまだダラダラとつづくのですが、

    『本文を10000文字以内で入力してください』

     と、出てしまったため、連続して掲載することができなくなってしまいました。

      ですので。

    【第5話】は『第6話』の感想として投稿させていただきます。

     
      そんなわけで、つづきます。

    作者からの返信

    鑑ヶ原・水鏡さん(それとも勇者・ああああさんの方がいいかな)、こちらでははじめまして、ですね。また詳しいコメントをいただけてとてもうれしいです。

    澄美お姉さんの表現への指摘は分かりましたが、ここは少し反論をさせてください。確かに姉のことをエロい目で見る弟なんてあまりいないですが、奏佑の場合は少し違うと思います。作者の私がうまく書けていないせいで、読者さんが気付かないかもしれませんが、実は「奏佑はちょっとしたツンデレで独占欲が強い男」という設定でした。特に澄美お姉さんの前では素直になれず、言動が乱暴になり態度が刺々しくなる傾向があります。姉のことを多少異性として意識をしていることに、今の奏佑はまだ気付いていないので、彼の言動にはちぐはぐなところがあります。つまり軽度のムッツリだったんですよ、奏佑の野郎は。

    もちろん上に書いたのはあくまで作者の設定です。それを読者さんに伝えられないなら何の意味もありません。なのでここはじっくり考えさせて改良させてください。改善案の一つとして、姉の容姿を描写する時は控えめに書くつもりです。さりげなくエロい表現を入れるのってそれはそれでアリかもです。

    鑑ヶ原・水鏡さんはどうやらメガネっ娘が大好きなようですね。メガネと言えば赤メガネ一択です、個人的には。せっかくの提案ですが、残念ながら今回は却下させていただきます。その理由はメガネっ娘が私の好みじゃないからです。嫌いわけじゃありません。単純に好きじゃないです。なぜなのかは知りませんが、リアルならこそこそ好きなのに(特に赤メガネ)、漫画やラノベの話になると、メガネっ娘に抵抗があります。

    更新が遅いですが、この作品を途中でやめるつもりはありません。必ず最後まで頑張ります。

  • 第18話への応援コメント

    これからも俺の友達でいてほしい、は未羽にとっては微妙でしたね。心境がいいです

    作者からの返信

    友達以上恋人未満の関係ってつらいですね。

  • 第16話への応援コメント

    好きなだけ、抱いて←ドキッとしましたが、エロい関係にはならなかったですか

    作者からの返信

    エロい関係にはなりませんよ。多分。

  • 第15話への応援コメント

    膝枕いいですよね。

    座っていると太ももの肉はつぶれて広がり、付け根あたりがより柔らかくなってくる。この感触がとても好きだ。←詳細でうけました!いいですね

    作者からの返信

    坂井さん、コメントありがとうございます。
    太ももが大好きなので、太ももの素敵さを読者に伝えたいです。

  • 第14話への応援コメント

    澄美からのツンツン攻撃←かわいいです。



    『きかえた』→『きがえた』
    胸元の開いたキャミソールに着かえた彼女は

    作者からの返信

    坂井さん、また読みにきてくれて本当にうれしいです!
    こんなミスをしたなんて恥ずかしいかぎりです。教えてくれてありがとうございます。

  • 第10話への応援コメント

    日本語がきれいです。応援しますよ!

    作者からの返信

    応援してくれてありがとうございます!
    とてもうれしいです!

  • 第3話への応援コメント

    日本語が上手ですね。最後の一文に。をつけ忘れているようです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    確かにつけ忘れていました。今すぐ直します。

  • 第7話への応援コメント

    とっても続きが気になります!
    表現がすごく好きになりました。

    あと、私のお話、いっきに読んでくださってありがとうございます。ビックリしました。

    作者からの返信

    こちらこそ、読んでいただきありがとうございます。
    春野さんのお話とても面白くて一気に読ませていただきました!
    素敵なお話をありがとうございます!

  • 第4話への応援コメント

    はじめまして、1054gといいます。
    お話読ませて頂きました!

    切ない!
    高校生特有の進路への複雑な気持ちや不安、そして切ない恋の様子が繊細に書かれてあって、一気に物語に引き込まれてしまいました。
    和音の登場も気になります!

    素敵なお話をありがとうございました。
    次回も楽しみにしています(*^^*)

    作者からの返信

    はじめまして、1054gさん。
    レビューありがとうございます!
    気に入ってくれてとても嬉しいです。
    ぜひまた読みにきてください!

  • 第3話への応援コメント

    現在時点のレビューかいておきました。更新、楽しみにしてます!

    作者からの返信

    レビューありがとうございます!
    これからも更新を続けます。

  • 第3話への応援コメント

    主人公の感情がまっすぐ伝わって来てとても切ない気持ちになりました。読んでいて感情が揺さぶられました。良い書き手さんだと思います(〃^ー^〃)

    作者からの返信

    この切ない感情を読者さんに感じさせたかったです。ありがとうございます。

  • 第2話への応援コメント

    主人公の妹との会話がメインだった前話から、このお話では主人公の通う学校が描かれ、世界が目の前に広がるのがすごく良いですね。会話もいきいきしていて素晴らしいです。

  • プロローグへの応援コメント

    登場人物の心情がダイレクトに伝わる・・というより、より深く知りたいと思う作品です。文章もとてもいいです。

    作者からの返信

    読んでいただいてありがとうございます。
    つづきを楽しみにしてくれればうれしいです。

  • 第1話への応援コメント

    卒業シーズンを上手く表してますね。文体も、うまいですね!

    以下、ご参考に。

    ↓名詞で止めるのもテクニックのひとつではありますが、「早めな冬風がくるためだ」などの方が自然。

    これはこの時期に、必ずこの北の国に訪れ、本島より早めな冬風。

    それども→それとも

    濡羽色の髪からか、それども白い肌からか


    うたつ→うだつ

    うたつが上がらない うだつ

    作者からの返信

    また貴重な意見をいただき、ありがとうございます。
    やはり文章の誤字脱字がひどいですね。今後は注意すべきです。

  • プロローグへの応援コメント

    うまいですね。始まりかた、印象的です。

    わたしも文章は苦手ですが、以下、ご参考に。

    ↓現在形が二つ重なると違和感あります。次のどちらかの方が自然だと思います「彼女の寝顔を見ると、この三週間の出来事が思い浮かばされた」「彼女の寝顔を見ていると、この三週間の出来事が思い浮かんだ」
    彼女の寝顔を見るとこの三週間の出来事を思い浮かべる。


    ↓あなたは、地の文で使うと違和感あります。「植物人間だった彼女が目覚めた」の方が自然です。

     進路に悩んでいたり、好きな人に振られたり、俺が人生に迷っている最中に、植物人間だったあなたが目覚めた。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    確かに坂井さんの言う通りです。勉強になりました。
    さっそく修正させていただきます。