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第10話」への応援コメント


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    ☆第7話☆
    【ロリっ娘に対する『愛』が足りないのです】

    ①妹・秋林和音(あきばやし・かずね)ルート[その2]

     作者の暁 一徹さん、おはようございます。

      それと。

     先日、前回の僕のコメントに、さっそくの素早い返信ありがとうございました。

     まさか、コメント送って、たった1日でお返事をいただけるとは。
     
     しかも、あんなに心のこもった長文が来るとは思っていなかったので、非常にビックリ、そしてうれしい限りです、マジうれしい♡

      ……そんなわけで。

     せっかく返信を頂戴いたしましたので、そのコメ返しも兼ねつつ、今回の『和音ルート』に関するお話を進めていこうと思っております。

      また。

     今回、お返事をしたこと以外のコメントにつきましては、また後日『本編の第16話』のほうでコメ返しをさせていただく予定です。

     あらかじめ、ご了承ください。

      ……あと。

     前回から引き続き、この感想文をお読みいただいている読者さんがおられましたら、ありがとうございます。

      しかし。

     今回、このページからはじめてお読みになられた方。

     きっと「なんじゃこりゃ?」と、お思いになられているかもしれませんね。

     今回のこのお話、前回の『本編の第9話』の感想文からの続きとなっております。

     もし「タイトル」等を見て、僕の話に興味を持たれた方がおられましたら……。

     その場合は大変お手数をおかけしますが、前回の感想文のところに『第6話』がございますので、そちらの方を先にご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。


      ……さて。


     前回のお話は、暁さんと僕の「性癖」を思う存分垂れ流しただけで終わってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

     そのために、まず、この作品の『問題点』と【解決策】について、軽くおさらいしておきます。



    【目標】
    ・「妹の和音ルート」を『メイン』に「同級生(クラスメート)の未羽ルート」を『サブルート』にして書いていこうと思っている。

    【現状】
    ・しかし、肝心の本編は『義理の姉・澄美』とのイチャイチャがメインとなって、「未羽」は『添え物』、「和音」にいたっては、お弁当に入っている『緑色のギザギザ』程度の扱いしか受けていない。

    【問題点】
    ・『家族の絆』等のタグやあらすじ、キャッチコピーから、この『雪ひら』に引きつけられて作品を読もうと思った読者さんからすれば、

    『植物状態だった妹「和音」との、心を通じ合わせる家族の絆』
    『高校3年生の後半にして、いまだ定まらない「奏佑」のこれからの進路』
    『それに加えて、好きな人「未羽」に無惨にフラれたことによって、「奏佑」は今後どうなっていくのか?』

     きっと、このあたりのことをイメージされていた。

    ・しかし、そんな読者さんからすれば、この「あらすじ」にすら登場していなかった「澄美姉」とずっとイチャイチャしている展開に、

    『こんなん、私が思ってたのと違う』

     と、思って「ブラウザバック」された方も「アクセス数」を見る限りでは少なからずおられた模様。

    【解決策】
    ・それなら『読み速の晒し企画』の意見にもあった通り、

    『和音とのエピソードを増やして、物語の最初のほうに持ってきたほうが良くね?』

     と、言う話になっている。←イマココ!!



      ……と。
      こんな感じでしょうか。

      しかし、ここでですね……。

     前回のお話で『和音ルート』で挙げた問題が、大きくのしかかってくるわけなのですね。

      そして、それは。

     暁さんの前回のお話への『お返事』を読ませていただいたことで、それは僕の中で『確信』に変わりました。


    水鏡>>「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』のではないですか?

    暁>>よく気づきましたね。
    >>理由はわかりませんが、とてもうれしいです。
    >>そういうわけで、私が「和音」というキャラに対して『あまり興味がない』、と言うより、「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』、と言った方が正しいと思います。
    >>まあ、実際のところ、澄美ほど興味がないでしょと言われたら認めざるを得ないのですが……


     このコメントがすべてですね。

      つまり。


    【結論】
    ・『メインキャラ』にもかかわらず、その「和音」を『どう扱ったらいいかわからなかった』ために、エピソードも書けないし、これ以上お話を進めることもできなかった。


     と、言うことなのですね。

      ……ところで。

     さきほど「和音というキャラをどう扱ったらいいかわからない」という僕のコメントに対して、

    暁>>よく気づきましたね。
    >>理由はわかりませんが、とてもうれしいです。

     と、ありましたが、次に、その『理由』についてお話いたします。


     その『理由』は全部で「みっつ」ありました。

      まず「ひとつめ」は。

     前回の感想文でも挙げましたが、僕がこの『雪ひら』のキャラを拝借して書いた『小話』に対して「澄美姉」をはじめとした他のキャラには、必ず「なんらかの反応」がありました。

    「哲也さん」という「由美さん」の旦那さんで、もうすでに亡くなられていて、本編には「名前しか出てこなかった」ようなキャラの小話に対してでも、ちゃんと「反応」があったのですね。

      しかし。

     そんな中、メインキャラの「和音」の小話にだけには、暁さんがまったくの『無反応』だったこと。

    「まるで、そんな和音なんてキャラ最初からいなかったってレベルで反応が無いんですけど……」

     そう、思ったのですね。


      次に「ふたつめ」です。


     こちらは『第6話』の暁さんの「コメ返し」の一文なのですが……。


    暁>>とても残念な話ですが、実はもう一人大事な脇役キャラがいます。
    >>それはこれから第19話に登場予定の生徒会長(また女)です。
    >>とは言え、彼女はあくまで物語を進めるための脇役で、話の焦点をずらしたりしないはずです。
    >>そう信じて……います。


      このとき。

     僕は能天気にも、

    「会長には腕章と赤メガネをつけたらどうか?」
    「奏佑と他の生徒会役員の男子が話しているのを見て、カップリングを妄想して鼻血を出す腐女子にしてはどうか?」

     とかなんとか、そんな提案をしていたような気がします。

      しかし。
      その、一方で。

    「おいおい……。
      和音はまだ出てこないのか?」

     と、すごく『違和感』を感じてもいました。

      例えば。

     この『生徒会長』が「奏佑」と「和音」の『共通の幼なじみ』とか言うのであれば、ここで登場してくる理由はわかります。

    『第18話』で「奏佑」をフッた「未羽」との間柄に、ひとまずとは言え『決着』がついたことで、

    『ようやく、ここから「和音」の話になるんだろうな』
    『だから、幼なじみである「会長」に「奏佑」たちの昔話をさせることで「和音ルート」に物語を誘導していくのかもしれないな』

     と、いう想像ができるからです。

      ……しかし。

     本文を読む限りでは、けっして「会長」は『幼なじみ』とか、そういうキャラではなさそうです。

      もし。

     僕の予想通り「会長」が『幼なじみ』であったなら、暁さんの作風であれば「会長」の登場時に、作中で「奏佑」にそれを匂わせる『言動や行動』を取らせていたはずです。

      また。
      これは『第3話』での一文ですが……。


    会長「秋林、あんたはちょっと待ちなさい!」
    奏佑「すいません。話はまた来週でお願いします!」


     ちょっとこれは『幼なじみ』どうしの会話としては、かなり「不自然」な気がします。

      それに……ですね。

     だいいち、そういう『奏佑と和音の共通の知人』キャラはすでに「由美さん」や「澄美姉」がいるので、「会長」が『幼なじみである必然性』は、なおさら『無い』と断言できます。

     これは以前、『読み速の晒し企画』でも暁さんが質問されていましたが、


    暁>>2.キャラの書き分けはできていますか?


     物語のこういうところにまで気を回せる人が、わざわざここで『立ち位置がカブる』キャラを出してくるとは到底考えられません。
     
     いまさら、こういうことを書くとなんだか『後づけ』のようになってしまいますが……。


     これ、「心理学」で言うところの『回避行動』だったような気がします。

      ちなみに。
     『回避行動』とは。

    ・目先の「ストレス」を避けようとする
    ・嫌なことを「先延ばし」にしようとする

     ことなのですが、これを、今回のことに当てはめてみますと……。


    ・正直「和音」というキャラを『どう扱ったらいいかわからない』[ストレス]

    ・しかし「必ずや完結させます」と宣言してしまった以上『物語は進めないといけない』[さらにストレス]

    ・仕方がないので、とりあえず「和音」以外のキャラを出して『時間稼ぎをしよう』[先延ばし]


     これを、日本の言葉で『お茶を濁(にご)す』と言います。

    ・なんとなくごまかす
    ・都合が悪いその場を取り繕ってしのぐ

     と、いう意味で、けっして良いときには用いられない言葉です。

     こういうことを推測で語ったりして、大変申し訳ないのですが……。

     僕にはこの「生徒会長」、物語の『先延ばし』のために登場させようとしたキャラにしか見えないのです。


      そして「みっつめ」が。


    >>月の下に、彼女(和音)の銀髪はピカピカと光って、やけに美しいと思える。
     (中略)
    >>名前は秋林和音。俺の妹だ。
    >>十三歳にしては、身長は約百三十センチでかなり小柄。
    >>その小学生みたいな体型が原因で、よりかわいらしくて愛しく見える。
    >>実際かわいくて自慢な妹だけど。


     こちらは『プロローグ』での「和音」登場時の一文です。
    《注》なお、この『表現の問題点』につきましては、後日、修正されるそうなのでここでは「省略」いたします。


      それを踏まえまして……。
      次に、こちらをご覧ください。


    ①20代     澄 ‐ ‐
    ②黒髪ロング   ‐ 未 ‐
    ③カエル顔    ? ? ?
    ④Dカップ    澄 ‐ ‐
    ⑤170cm以上 澄 ‐ ‐
    ⑥太め      澄 ‐ ‐
    ⑦動物好き    ? ? ?
    ⑧ピアスNG   ‐ 未 和


     こちらは、前回のお話でも挙げさせていただきましたが、「Twitter」にありました『暁さんの嫁募集条件』ですね。

     現時点で、その条件をもっとも満たしているのが「澄美姉」だというのは、前回で申し上げました通りです。


      ……と、ここで。


     カンのいい方であれば、ピンとこられたかもしれませんね。

      そうです。

     この『嫁条件』をもっとも満たしていない……。


     それどころか、一番『遠い』のが「和音」というキャラなのです。


     この条件をほとんど『真逆』にしたら「和音」になるぐらいです。

     そりゃあ、作者の暁さんからしたら「和音」は非常に『興味』や『愛着』が湧きづらいキャラですよね。

     だって「好みのタイプ」とはまったく『正反対』なんですから。


      確かに。
      人の好みは『千差万別』です。


     暁さんのように『姉属性』が好きな方もおられるでしょうし、僕みたいに『姉・妹属性』どちらともイケる人間もいます、毛深くなければ『獣人娘』もOKなのですにゃあ♡

      また。

     前回の注意書きのところでも書いたように、美少年どうしが、

    「「アッ―――♡♡」」
     
     って、言っているのが好きな『ボーイズラブ』な方もおられるでしょう。

      ……しかし。

     それは逆に言えば、「人の好みでないもの」も『千差万別』ということでもあります。

     この『雪ひら』という作品を「全体的」に見た上で言えば、「和音」というキャラは他のメインヒロインである「澄美姉」や「未羽」とカブらないほうがいいです。

      これはもちろん。
     『キャラ立ち』の観点から見てもそうです。

     さきほどの「生徒会長」のところでも挙げましたが、この『キャラの書き分け』の部分を、作者である暁さんもちゃんと意識されていました。

      そして。

     その結果。
    『ロリ系美少女』の「和音」というキャラクターが生まれた……。

     僕は、そう考えております。

      しかし。
      残念ながら。

     その「物語を創る人間」としての『意識の高さ』ゆえに、他のヒロインたちとカブらないような『個性』をつけた結果、「和音」は暁さんからすれば『興味』も『愛着』も湧かないキャラになってしまったわけです。

      そして。
      それによって。

     暁さんから「和音」について書くことの『意欲』を失わせてしまった。

      すなわち。

     現在の作品の「問題点」である、

    『メインキャラであるはずの「和音」が、いつまでたっても出てこない』

     事態を引き起こしてしまっている……と、誠に勝手ながら推測した次第です。


      と、そんなわけで。


     暁さんの仰っていた『和音を持て余していることに気づいた理由』を「時系列順」にまとめてみますと……。

     「ふたつめ」で『違和感』を感じ。
     「みっつめ」で『もしかしたら……?』となり。
      そして。
     「ひとつめ」で、それを『確信』した。

     と、言ったところでしょうか。

      しかし。

     ここまで、こんな偉そうなことを書いておいて、今さら、こういうことを言うのもなんですが……。


     これは決して、暁さんを責めているわけでないのです。

     むしろ、その逆です。


     さきほど、僕は、


    水鏡>>その「物語を創る人間」としての『意識の高さ』ゆえに、結果として「和音」は暁さんからすれば『興味』も『愛着』も湧かないキャラになってしまったわけです。


     このようなことを、書かせていただきました。

     他のキャラとの『書き分け』を考え、「和音」という登場人物の『キャラ付け』を重視した結果……。

     暁さんの好みと、まったく『正反対』のキャラクターになってしまった。

      それゆえに。

    「和音」についての話を、書く気力がどうにも湧いてこなくなってしまった……。

      もしくは。

     書く気力はあっても、こういう『ロリ系美少女』のキャラとか、どこをどのように動かしたらいいか、そこがさっぱりわからない……。

     言わば、これが今の『問題点』です。

      しかし。
      この『キャラ付け』という行為。

     この『雪ひら』も取り上げられた『読み速の晒し企画』の中の「他の作品」で言えば、になりますが……。

     これがみんな、できているようで、あまり『できていなかった』のですね。

      これは、そもそも。

     僕の「読解力」に問題があるだけなのかもしれませんが、


    「え……? 今、誰がしゃべってんの?」
    「今、誰がどんな行動してんの?」


     他の方の作品を読ませていただいたうえで、そう思って『内容が頭の中に入ってこない』ことが、あまりにも多かったのです。

     これが「マンガ」や「アニメ」であれば、「絵」などの『視覚』も含めてキャラクターのことを表現することができます。

      です……が。

     これが『小説』となると、なおさら、この『キャラ付け』は『重要な行為』となってくると思っております。

      なぜなら。

     なにやら最近の「ラノベ」は「挿絵頼り」の感もありますが、それでも、基本『小説』は『文字だけ』でなにかを表現しないといけないわけです。

      それだけに。

     他の「絵」を使った媒体よりも、さらに、わかりやすくキャラに『個性』をつける必要性がある……と、感じるのです。

      そこを、考えてみると。

     暁さんという方が、その部分にまでちゃんと考えを巡らせていることからも「物語を創る作家」として、いかに『意識が高い人間』であるかが良くわかるわけなのですね。


      ……です、が。


     確かに『キャラ付け』も大事です。

      そして。

     それを重視したあまり、今回のように、作者さんにとって『興味が湧かなかったり』、非常に『扱いづらい』キャラに仕上がることもあると思います。

     このことを、まったく覆すようなことを言うようでなんですが……。


    『作者は、そのキャラクターの一番のファンであってほしい』


     これは僕の『持論』で恐縮なのですが、そうも思っています。

     そのキャラクターの『ファン』であるからこそ『興味』や『愛着』を持てる。

      そして。

     それらがあるからこそ、そのキャラについて、さらに、いろんなことに『考えを巡らせる』ことができると思うのです。

      それ、すなわち。

     その『考えを巡らせること』とは、悪く言えばただの「妄想」でしかありません。

      しかし。

     それと同時に、キャラに対する『シミュレーション』でもあり『イメージトレーニング』にもなりうるのです。

     これらを日々、繰り返していくことで、キャラを『練り込み』、その造形にさらに『深み』を与えることができる……。

     これは、前回お話した通りです。

      です、が。
      これは逆に言えば。

     人は、好みでない……。

      つまり。

    「興味のない人間」のファンには、絶対『ならない』し『なれない』のです。


    暁>>メインヒロインである妹(和音)の活躍を早く見せるために、未羽と澄美の出番を大幅カットするべきか、ずっと悩んでいました。


     こちらは『読み速の晒し企画』での、暁さんの返信の一部なのですが……。

      そりゃあ、悩みますよね。

     だって、それ以前に、どうやって「和音」を活躍させたらいいか、作者さん自身がわかんないんですから。


    暁>>それに、今は出番が少ないですが、和音を書くシーンに私は結構気合を入れていましたよ。
    >>特に第十話に和音が奏佑の顔に触れて何かを言おうとするシーンは私のお気に入りです。


     こちらは、前回の僕の「感想」への、暁さんの『コメ返し』の一文なのですが……。

     どうやらこの時点で「和音」について書く「話のネタ」は、暁さんの中で『完全に尽きて』しまっていたようですね。

    「気合を入れて書いた」とありますが、それで『燃え尽きてしまった』と言ってもいいかもしれません。

     そのことを端的に表しているコメントもまた、前回に見受けられました。


    暁>>未羽と澄美の行動パターンは作者の私にとっては(初恋の人を参考にすれば)簡単に思い浮かぶのです。
     (中略)
    >>では和音の行動はリアルの何かを参考にしたでしょう。
    >>その答えは何も参考にしていませんでした。
     (中略)
    >>なので、彼女(和音)の行動すべては私が想像力を絞り作ったものです。


      つまり。
      これを、ひとことで言えば。

    『想像力を絞り出してしまったために「和音」については、もう、これ以上書くことがなくなってしまった』

      もしくは。

    『想像力を絞り出さなければならないような、辛く、苦しい思いをしてしまったため、「和音」については、もう、これ以上書く気力を失ってしまった』

     おそらく、このどちらか……。

      いや。

     もしかしたら、その両方かもしれませんね。


     キャラを書く上において「和音」のように『絞り出す』じゃダメなんです。


     さきほど、暁さんもコメントされていたように「澄美姉」や「未羽」のように『思い浮かぶ』……。

      もしくは。

    『自然に湧き上がる』ようでなければいけないんです。

      なぜなら。

    「絞り出した」そのあとには、なにも『残らない』からなんです。

      ……実際。

     毎回、この感想文内で取り上げている『読み速の晒し企画』においては、その読者さんたちから『和音の話を増やしたほうがいいよ』というアドバイスがいくつも届けられておりました。

     僕も、その通りだと思っています。

      しかし……残念ながら。

     肝心のその「和音」は、暁さんの中では完全に『絞り尽くして』しまわれたようです。

      そして、それは。

     現在の物語の『和音が主人公なのにほとんど登場しない』状態をご覧いただければ、良くわかると思います。

     こんな状態のときに「大幅カットすべきでしょうか」とか言って「澄美姉」や「未羽」の出番を減らしたところで、いったい、それがなんになるのでしょうか?

      そして。

     それをやってみたところで、それは、ただ単純に『話数が減ってしまう』だけです。

     厳しいことを言うようですが、それでは、なんの『根本的な解決』にもなっていないのです。


      ……と。
      ここで、ですね。


     おそらく、作者の暁さんも、そして、こちらを読んでおられる読者さんも、

    「とりあえず、お前の言いたいことはわかった。
      じゃあ、どうすればいいんだ?」

     と、思われたのではないでしょうか?

      確かに、その通りです。

     ここで大事なのは「偉そうに人の失点を並べ立てる」ことではありません。

     さきほど述べた『根本的な解決策』を提示すること……これに尽きます。

     こんな、今まで無駄に長々と書き連ねてきたような、一見もっともらしいだけの「能書き」なんかじゃありません。

    「100の能書き」より『ひとつの解決策』です。


      と、そんなわけで……。


     僕の中で、この「解決策」は『ふたつ』あります。


      まず「ひとつめ」は……。


     暁さんが「和音」に対して『興味』と『愛着』を持てるような、そんな『キャラ付け』をしよう、です。

      要するに。

     現時点での問題点としては、暁さんがどうしても「和音」というキャラに『愛着』が持てない。

     その原因は、暁さんの好みと「和音」とが、まったくの『正反対』だから。

      それならば。

     その「好み」とは、また「別の方向」で、今までのコメント等を分析した上で暁さんの『愛着』が持てるような『個性』を追加してみよう……と、言うことなのですね。

      確かに。

     これが、小説家などの「文筆業」でお金をもらっているプロの方ならば、そのテーマに興味があろうがなかろうが、お仕事として請け負った以上は血を吐いてでも、それを期日までに仕上げなければいけません。

      ……しかし。

     あくまでこの『カクヨム』は『無料の小説投稿サイト』です。

      言うなれば。

    「書籍化作家」などの一部の方を除いて、その大部分は『素人』の方で構成されています。

      また。

     この作者である暁さんも、他の方に比べて『意識が高い』とは言え、やっぱり『素人さん』なわけです。

     そんな『素人』の人に、

    「いいから、興味の無いことでもムリヤリ書け」

     と、言うのは『無茶振り』以外のなにものでもありません。

     そんなの「プロの人」か「プロを目指す人」、もしくは『趣味についつい本気になっちゃう』僕みたいな人間がやればいいことだと思います。

      そこで。

     その「解決策」のひとつとして、「和音」に『愛着』を持てるような『キャラ付けの提案』をしてみよう、と、言うことなのですね。

      目標としては……。

     暁さんが「和音」のファンとなれるような、そんな『キャラ作り』ができたらと思っております。

     残りの文字数の関係で、この件についての詳しい話はまた「次回」にいたしますが……。

      だからと言って。

     ただテキトーに「和音」に暁さんの好きそうな『属性』をくっつけて、ハイ終わりにするつもりではありません。

     仮に「和音」を、

    『年齢を20代にして背丈を170cm以上に伸ばして太めのDカップになり銀髪を黒髪にしてカエル顔の動物好きでピアスつけたら気絶する』

     みたいなキャラにしても、暁さんからすれば「ふざけんな」と言いたくなりますよね。

     そんな安易なことは考えておりませんので、ひとまず、その点はご安心ください。


      そんなわけで、次回につづきますよ。
     

    作者からの返信

    かがみんさん、こんばんは。今回も長いコメントをくれて嬉しいです。というか、もうほとんどコメントだけじゃなくて、アドバイス、ひいては作品の分析や鑑賞になっていますね。作者の私の心理まで推敲されていますし。いや、この駄作も古典文学のように誰かに分析される日が来るなんて、思いもしなかったですよ。もしかするといつか国語の試験にこの作品が出てくる可能性もあるかもしれません。

    さて、挨拶はこれくらいにします。なんか最近私まで前置きが長くなってきましたね。今回はかがみんさんが覚えた違和感や問題点への返事を兼ねて、ヒロインズ三人とこれから登場予定の会長ちゃんの立ち位置について、話したいと思います。

    端的に言うと、和音は本物の家族で、未羽は好きな相手で、澄美は家族なのか親友なのかそれとも好きな異性なのか、どっちつかずの曖昧な存在です。そんなわけで、奏佑はヒロインによって、振る舞いや取る態度が違うことになります。もちろん、愛の形式もそれぞれの関係性によって異なります。

    和音は奏佑にとって母親以外にたった一人の家族です。和音がまだ眠っていた頃に、奏佑は必ず毎週お見舞いに行きます。しかし、和音が目覚めたことで、奏佑は今まで意識しなかったいろいろなことに気づきました。彼女に負い目を感じるなどの原因をはじめとして、奏佑は妹との接し方が分からない。その結果、奏佑は無意識に彼女から背を向けて、逃げるようになっていきます。これをどうやって解決するのがこれからの楽しみです(ここ大事)。

    私の中でも、奏佑の中でも、和音はこの作品においては一番大事な人物です。かがみんさんに「和音に愛が足りない」と感じさせてしまったのは、おそらく私がいつも姉への愛を語ることに反して、妹への愛を語ることがなかった、というのが原因でしょうか。なので、今までしなかった和音への愛をここに披露しようと思います。

    愛にはいろんな形があります。家族に対する愛情、異性に対する愛情、友達に対する愛情、どれもとても素晴らしく、それぞれに優劣がないと思います。和音への愛はまさに家族に対する愛情です。私は姉にいろいろな妄想をしますが、それと同じくらいに妹にもいろいろな妄想をします。特にエッチな妄想です。『春日野妹』みたいなやれる妹なんてまさに最高の存在です。そんな妹が欲しいです。早く私にください! あと、『ろまさか』の『湊ちゃん』みたいな妹も好みです。けれど、和音は違います。私の中では和音はエロゲやラノベによく出る妹じゃなくて、リアルに出る妹です。やってはいけない妹なのです。
    例えば、私には下記みたいな妄想をよくしています。
    奏佑が未羽とウブな恋人になって、はにかみながら手を繋いで、いつかキスして、最後は自分の部屋でおうちデートして。
    奏佑が澄美と禁断的な関係になって、照れながら手を繋がれて、いつかキスされて、最後は澄美のアパートでおうちデートして。
    こんな感じで未羽と澄美のシナリオに関わると、イチャイチャなイベントが必ず八割占めてしまいます。ちなみに、この二人がどんな形で初めてを捧げるのはすでに妄想済みです(余計な一言)。

    それに反して、和音への妄想になると、イチャイチャがほのぼのとなります。和音が甘えるように奏佑の懐で寝たり、一緒にお風呂う入って奏佑が頭を洗ってあげたり、お着替えを手伝ってあげたり、ほとんどこんな日常あるあるのシーンです。

    最後はこれから登場予定の会長ちゃんについでも少し話しましょう。本当はこのキャラを出すかどうかはとても迷っています。このキャラの立ち位置と言えばサポート役です。奏佑がなかなか澄美と和音のことを話したくなく、本来ならばこの役を未羽に任せたかったですが、未羽との関係がぎくしゃくになってしまったことに加えて、未羽はもともと気が弱く主体性がないので、その役に務まるわけがないかなと思って、新たにこの会長ちゃんを登場させようかと考えた次第です。やはり未羽に任せた方がいいかな。それで未羽の出番も多くなれるし。

    ちなみに、もしこの会長ちゃんも例の『嫁募集項目』に当てはまってみるとこうなります。

    ①20代     澄 ‐ ‐ ‐
    ②黒髪ロング   ‐ 未 ‐ 会
    ③カエル顔    ? ? ? ?
    ④Dカップ    澄 ‐ ‐ 会
    ⑤170cm以上 澄 ‐ ‐ ‐ 
    ⑥太め      澄 ‐ ‐ ‐ 
    ⑦動物好き    澄 未 和 会
    ⑧ピアスNG   ‐ 未 和 会

    顔については私みたいな考え方が浅い男になると、可愛ければどんな顔でもいいと思うので詳しく設定するつもりがありません。

    あと、なんとなく女はみんな動物が好きという偏見が私の中にあるので、全員が動物が好きということになりました。

    そして、身長についてですが、以前言ったように私は170㎝以下がいいと思います。なので、この項目も全員が条件を満たしています。

    和音:130㎝(まだ伸びしろがあります)
    澄美:167㎝ 
    未羽:157㎝ 
    会長:164㎝ 

    今回はここまでです、続きのアドバイスを心待ちにしています!

  • 日本語がきれいです。応援しますよ!

    作者からの返信

    応援してくれてありがとうございます!
    とてもうれしいです!