短編の役割
ふらふらとカクヨム内を放浪して、読みたい作品を探す時に、短編って重要だな、と思います。
私はその作者の方の傾向を知るのに、まずお手軽な短編から読ませていただくんです。
(みなさんはどうなんでしょう・・・?)
文章のタッチが好みかとか、作者の方の好みはどんなお話だろうかとか・・・
短編が好みだと、長編を読ませていただいたり、他の短編を読ませていただきます。
そういう意味では、KACっていい企画だったな、と思います。
でも、プロの方でも短編と長編でタッチというか・・・雰囲気が全然違う方、いませんか?
私がそれに始めて気づいたのは山本周五郎先生です。
私、周五郎先生の短編が、もう、好きで好きで堪らないのですよ。
話の切り取り方が絶妙で、登場人物も魅力的、力強い作品で読むたびに感動しています。
もちろん長編も素敵ですが、短編が絶品なんですよ。
完全に、私の好みの話なんですけどね。
短編だけ読んでもわからないこともあるし、長編だけ読んでもわからないこともある。
でも、短編がその作者を考察させていただくに当たって重要な役割を担うんだなと、最近の自分を振り返って思ったのです。
わがみちやまとじ 吉晴 @tatoebanashi
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