季節の記憶

季節に、記憶はありますか?


私はあります。


沈丁花の香り

雨の匂い

麦わらの少しチクリとする肌触り

落ち葉を踏む音

石の冷たさ

除夜の鐘


何かふとしたことで、心が勝手に思い出す、記憶。


毎年その季節になると、何となく心が弾んだり、沈んだりして、自分の心を覗いてみると、「あ、そうだ、あの季節がやってきたんだ」と。


この、ぼんやりとどこか暑く、半袖を出そうか迷う頃は、とても嫌な記憶。


昔は新緑の輝く、大好きだった季節なのに。





何となく、物語を書く手も止り、気持ちが落ち込んでいます。

そういう日も・・・あるよね。

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