おやすみ前のひとときに、美しい物語を。

七日後の流星群を夜通し海岸で待つ人。
謎の多い人物。しかし何故か隣にいるとホッとする。
彼の語る不思議で美しい話。眼下の海にはイルカの群れ。

生きるものたちは、何かを失いながらも、それでも星になるまで生を全うするのでしょう。
忘れているだけで、同じ体験を繰り返しているのかもしれません。
いのちの証である貝殻を手に。

瑞々しいタッチで描かれた幻想的な絵画を見るようです。
作者の織り成す静かで研ぎ澄まされた世界に、是非浸って下さい。