概要
カタリ、橋から飛び降りそうなおじさんに出会う
カタリは、パリに行くつもりが道を迷い東京にたどり着いた。
橋から飛び降りて死のうとしているおじさんに出会ったカタリ。
詠目を使っておじさんの心の中の物語を小説化し、おじさんを助けようと試みる。
だが、おじさんの心の中の小説は放送禁止用語満載で読みにくく、あまりに暗く絶望的で音読すらためらわれるものだった。
はたしてカタリはおじさんの小説を読み手に届け、おじさんと読み手の心を救うことが出来るのだろうか?
橋から飛び降りて死のうとしているおじさんに出会ったカタリ。
詠目を使っておじさんの心の中の物語を小説化し、おじさんを助けようと試みる。
だが、おじさんの心の中の小説は放送禁止用語満載で読みにくく、あまりに暗く絶望的で音読すらためらわれるものだった。
はたしてカタリはおじさんの小説を読み手に届け、おじさんと読み手の心を救うことが出来るのだろうか?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!とにかく突き進もう
昔見ていたテレビ番組で、あるオーストラリアのプロ野球チームの選手が試合後に生中継で述べたコメントに注目が集まった。
その選手のチームは結局試合に負けたのだが新聞記者からあれこれしつこく質問されて怒った彼は突然激高し、『ふざけるなこのピーども!』、『お前らみんなピーしてやる!』、『俺から言わせればお前らは全部ピーだ!』などと喚き散らした。
そして、『これほど放送禁止用語を並べたら、お前らはもう放送ができなくなるだろう』と締めくくり、一人放送現場から消えた。
それで、本作に出てくる自殺志願者は 記述した選手と似たり寄ったりの心境だったのだろうか。いずれにしても、誰にも理解されない傑作より…続きを読む