丁寧な描写でとても読みやすかったです。穏やかな時間と騒がしいカタリとバーグさんのやりとり。世の中の面白い話は二人が集めたものだったりするのかもしれませんね。
抑揚のない平らな話が好きですが、どんでん返しやトンデモ設定の話も面白いと思う人種。 蜘蛛の巣を徘徊した果てに妄想した散文が多いですが、お付き合い頂けましたら幸…
一人の偉大な飛行士の冒険が終ろうとしていた。その終幕に現れたのは、リンドバーグの名を持つ少女だった。運命的な邂逅の果てに隠されていた真実を知った時、あなたはきっと驚嘆するだろう。
老いたベテランと可憐な少女との軽妙なやりとりが、「もう1人」の登場でがらりと流れを変える。コントの基本構成を使いながら、最後に「ああ、そうか」と思える名前が伏線を受けて重厚感たっぷりに現れる辺りが面…続きを読む
(※ このレビューにはネタバレを含みます。注意してスクロールしてください)『リンドバーグ』の名前に実在の当人を絡めるネタは誰もが考えるが、実際には上手くいかない……というかネタが…続きを読む
残された書物や言い伝え、その他諸々からの推測ではなくて実際にその時代、その人物に会えたなら真実を本に出来る。それはまさに「夢」のよう。
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