美しい風景が見れるとしてもだね、その窓は常に閉めといていただける?

『窓辺の星』というタイトルが美しいので、どんな素敵なお話なのかしらと思ったら……笑いました。やられました。窓は窓でもあの窓でした。

語り手の女の子はそこに美しい風景を見ますが、いやいやいやいや、それあれだからね。そんな小鳥の憩いの場所と違うし。
……いや、この作品においては、そんなまともなツッコミを入れることの方がバカバカしい行為に感じられる。語り手の感性の方が正しいのであり、こちらまでその風景を美しく感じてしまえるような気がし……

いやだめだ!その窓は閉めといてくれ!

3周年というお題からこれを導き出した作者さま、素晴らしいです。

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窓辺の星