概要
きみ、死んでからどれくらい経つの?
十二才で死んだ少年は、今日もふらふらと現世をさまよう。久しぶりの生まれ故郷。チャンネルの合った幽霊。夜の死神。春だった。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!彼らが「生きる」死後の世界の日常
この物語の主人公は死んでいます。
死後3年。
死んだ後の世界で、他のお化けたちの話を聞き、彼は何を思ってるのか。
生きてる人間は弱いけど、死んだ人間は強い。
このお話を読んでいて、どこかで聞いたこの言葉を思い出しました。
この世には歪なルールはたくさんありますよね。きっと、快適に生きていくためのルールのはずなのに、反対に自分たちの首を締めちゃっているような。
何が正しいのか、何が悪いのか。
12才+3才には、答えを見つけるにはまだ早いのかもしれませんが、お化けなら思いの外、早く見つかるかもしれませんね。
※この度は「お化け企画⑥」にご参加くださり、ありがとうございます。