最初は、夢だから彼がいなくても当然じゃないかと思いましたもし大切な人と別れるときを恐れて悪夢を見続けていたのでしょうか?夢からさめたら彼がいて幸せそうなのに。所詮杞憂でしょうかしかしこの物語は一人称で書かれていますそして人間は信じたい方を信じます主人公が決めた現実に幸せが続きますように
詩のように美しい文体に誘われて、読者は主人公の見る悪夢の世界に誘い込まれます。なぜ幾度となく「彼」のいない夢を見るのか、その理由は……。なんと劇的なラストでしょうか。
最後まで読んですごく切なくなりました。夢の使い方がとても巧みです!こういう思いをしている人、きっと沢山いるんでしょうね。
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