概要
他人の不運は蜜の味
薬事幸太郎は、どうしようもなく不運体質であった。
恐らく日本、否、地球上で一番不運な男といえば絶対に自分だという自信がある。
きっとギネス記録に申請すれば『世界で最も不運な男』として認定されるだろう。でも、不運であることを示す現象が、どうしようもなくインパクトに欠けるので申請する気はなかった。その点も「ちょっと不運だな」と思った。
そして今日も「カクヨム3周年記念選手権、4日目のお題『紙とペンと○○』」に巻き込まれて、薬事幸太郎の身には不運が舞い込んでくるのである。
恐らく日本、否、地球上で一番不運な男といえば絶対に自分だという自信がある。
きっとギネス記録に申請すれば『世界で最も不運な男』として認定されるだろう。でも、不運であることを示す現象が、どうしようもなくインパクトに欠けるので申請する気はなかった。その点も「ちょっと不運だな」と思った。
そして今日も「カクヨム3周年記念選手権、4日目のお題『紙とペンと○○』」に巻き込まれて、薬事幸太郎の身には不運が舞い込んでくるのである。
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