自分がこういう設定を好きだということを初めて知りました

激重設定から抽出される百合の成分はとんでもなく美味だということがわかりました(?)

伏線が処理されてない地雷みたいにいたるところにあって、歩くごとにそれらが悉く起爆していき、終には爆発によって開けられた穴ぼこのような虚無感が遺りましたね。この感覚に暫くは心中を貪られてました。

時代背景や炭山付近の団地というセットもリアリティがあって、読み始めた時は本当にこんな事件が実在したのかと検索したりしてました。無かったです。でもそれほどまでに如実に描かれているということに感嘆し、そしてその世界に囚われている彼女らにひたすら涙しました。

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