聞け！　カクヨムの澱みの声

小説を書く人に是非読んで頂きたいお話です。きっと「あるある！」と共感すること請け合いですが、自分が小説を書き始めた原点みたいなものを、再び感じられるかも知れません。おすすめです！

ＷＥＢ小説を書き始めた人であれば、大なり小なり共感できる、『カク』人の心の叫び。

昨今、『ＷＥＢは公共の場なのだから』と綺麗事ばかりを強要される事もしばしば。

でも。
そう、ここはカクヨム。
自分の腹の内を『作品』に昇華すりゃいい。まぁ、直接的ではあるけれど。
でも、『作品』ですから。しっかりと『オチ』がありますよ。

『みんなきらきらしてて、なんか辛い』と感じる方なら、共感できるかと。
共感し、そして同じ『カク』人として、お互い更に頑張っていこうぜ、そう思える作品でした。

まるで、鏡の前に座って、自分の凡庸な顔を見ている気持ちになりました。
凡庸な顔だとは思いつつも、中の上ぐらいの顔だよな。と自分に言い聞かせる。
だけど、いざ写真に写った自分を見ると、あまりの地味さに嫌気がさしてしまって、写真を伏せる。
こんな話は、他人にしたことありません。したいとも思いません。
投稿小説に関しては、なおさら。
だけど作者様は、赤裸々に心の内を語ってくれました。
同じ悩みや苦しみを持つわたしにしてみれば、泥の中から、美しい石を拾い上げたみたいです。
私だけじゃなかったんだ。
カクヨムという闇が広すぎる世界で、小さな光を見つけたような気持ちになりました。