終末に花束を

読んだ後に、温かさと切なさが同時に胸に流れ込んできました。
花言葉を使って伝える愛が、こんなにも美しいのだと思いました。
本当に綺麗でした。

切なくも繊細に描かれているラブストーリーです。

～作中文章～

「私、お花は言葉を超えたメッセージだと思うんです。愛してるだとか幸せになろうだとか、言葉にすると陳腐になってしまうような想いも、綺麗なお花の中に閉じ込めれば伝わるものなんですよ！尾道さんは折角素敵な外見を持っているのですから、女性の一人や二人に贈ってみては......いかがで、しょうか......」

可愛らしすぎるヒロインに、胸がトキメキます！

地球滅亡ということになったとき、あなたはどういう選択をとりますか？
この作品は、それを考えさせてくれる作品になってます、是非ともご覧になってほしいです！！

もうすぐ滅亡する地球に残り、喧嘩別れをした恋人を探す浩太と、その恋人である美菜。
ふたりの会話や愛情が、崩壊を前に美しく綴られています。

胸がきゅんと締め付けられるような、切ない恋愛の話が好きな方に強くお勧めしたいです。