悲しいお話のようですが、実は優しいお話です。お互いを思いやっているからこそ、そうなってしまうんです。短いけど考えさせられる作品です。
烏目は「とりめ」ではなく「からすめ」です。 作品に対する厳しい意見や批評は大歓迎です。書く勉強になりますので、ガンガン批評してください。 ⚫️受賞歴(カクヨ…
一種の哲学的な要素があるのだが、唸ってしまった。『僕』は『僕』であるが『僕』ではない。単純でいて単純ではない心理の動きと時間の流れ。上手いと思った。心が揺らいだ。人は温もりを欲する生き…続きを読む
割れた茶碗を、手段がどうあれ継ぎ合わせたとして、それが完全に元通りといえるのか。 見た目が同じなら、とりわけ事情を知らない人間からならそれでも良いだろう。しかし、割れた事を知る人間からすれば自分…続きを読む
死にゆくトムが僕を作ったのはなぜなのか。僕はなぜ存在するのか。なぜ僕は会ったのか。カスミの心情の変化。会ってしまったがゆえに変わっていく「二人」の関係。会ったはずなのに、会ったはずなのに。そ…続きを読む
宇宙で命を落としたトムは、愛するカスミの元へ金属の球体の姿で帰ってきた。何故人型ではなく、そんな姿に?それは死んだトム本人が希望した事だった……。物語の最後に、きっとあなたもトム本人の深…続きを読む
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