時間は巡る

年に一度しか会えない「ぼく」が「きみ」に優しく語り掛けてくるお話に、ほっと心が温かくなります。
その「ぼく」の正体が分かった時に、私は「ぼく」のことをどう思ってきたのかを振り返っていました。
時の流れは残酷だとも言いますが、しかし、それだけではないのだという事を、そっと教えてくれる作品です。