生まれて初めて読んだ『ゾンビ文学(?)』。アンデッドが出てくる話は幾つか読んだが本作はゾンビ(だろう、多分)に主体性と言葉の力を授けた点が秀抜である。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
私は私、だけど死んでいる。それしかわからない死人ちゃんは歩く。でもずっと歩き続けるわけではなく、止まって休んだりお風呂に入ったり、景色を見たり。女の子の一人旅を上から眺めている感じ。とても可愛くて、…続きを読む
おどろおどろしいイメ-ジを想像して読むと、可愛らしい表現に癒されるという、なんとも不思議な魅力がつまった短編集です!
一話一話が独白形式で短いためするすると読めますが、その奥に広がる世界は静かで深い。ディストピア感漂う世界を旅する死人の物語が新たな未来につながっているのか緩やかな終末につながっているのか、どちらと…続きを読む
一話一話が短いのにノスタルジックな印象を読者に与えます主人公は死人のようですが、考え方や感じ方や行動パターンが人間そっくりで、死んでいても生きた人間と変わんないじゃんと思いました。まだ21話な…続きを読む
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