聖杯、聖槍、聖遺物、そうした宗教的に神聖な物品を兵器として消耗品扱いする。読む前から本作にそういう要素があることだけは知っていたため、以前はブラックジョークの印象が強かったのですが、読んでみるとそ…続きを読む
キリスト教的な終末世界観とロボットモノを融合した世界観です。というとアクエリオンとか、エヴァを連想しますが、そんななまっちょろいものではなくパイロットはもっと絶望的です。最終決戦までに僚機のほとんど…続きを読む
西暦2020年のクリスマス、天使の姿を象った怪物によって町の人々は一瞬にして塩の柱へと変えられた。それから時が経つこと10年。人類はその八割を喪いながらも、かろうじて生き延びていた。その要因こそが『…続きを読む
まず初めに言いますと、この小説は五万文字近くの中編である。 その五万文字という短い中、壮絶なバトル、豊富な装備とその説明、そして主人公の生きざま、それらを詰めに詰めた構造は本当に舌を巻くほどだ…続きを読む
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