ずっと冷えたままの「僕」の右手

最初に主人公の右手が冷えているという事が語られ、その理由を丁寧に辿っていきます。
動物好きな彼女との過ごす飼育係の日々の中で、何気なくおしゃべりをしている様子に微笑ましくなりました。
ラストまで読んだ後に明らかになる冷えた手の理由に、切なくも胸を打ちました。