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概要
苦しい努力が絶対だなんてお断りです
「先生、すみません。自分も部活辞めます」
高2の夏、空中分解した吹奏楽部から離れて約10年。
立派(?)な社畜に成長した中林 旭は、かつての自分の相棒だったベースを再び手に取る…。
曲者揃いのバンドマンに流れ流され、時々溺れる旭の行き着く先には何があるのか。
音楽で飯を食う気もない、人気になりたいわけでもない。ただただ「ラクに音楽を楽しみたい」という微妙な動機で音を奏で続けるさえない会社員のほんの少しだけ特別な日常が、ここに。
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