掌を重ねて

子供心に、俗説に振り回されている「私」へかけてくれた、近所のお姉さんの言葉がじんわり沁み込んでいくようです。
誰かに対する優しさや愛する心を、大きく包み込んでくれるようなお姉さんがまた素敵です。
ラストはビターさと幸福さを感じさせられました。